㊌災害は天災?それとも人災?

こんにちは!

水曜日は「いいね!イイネ!これ良いね!」という企画でお届けします。

この「いいね!イイネ!これ良いね!」では、私が使って良かったと思った商品や本、行ってみて良かったと思った場所などをお届けしていきます。

私のいいね!が皆さんのイイネ!に繋がるかは、未知数ですが、心底これは良いと思ったモノ、もっとみんなにしってほしいなと思うモノをお伝えしていきますね☆

 

去年紹介した本ですが……やっぱり良いと思うので。

今日紹介させて頂くのは、去年この記事↓で、

【やっぱりね。】土を忘れた民は滅ぶ

2018年10月2日

紹介させて頂いた「森は生きている」です。

なぜこの本を紹介させて頂くかというと、ここには人間がこの地球で、この日本で、生きるために必要な事やその歴史が書かれていると、私は思うからです。

 

災害は私たちが作り出しているのではなかろうか…

近年の日本は「昔と比べて、やたら災害が多い」ということが言われていますが、本当にそうなのでしょうか。

マスメディアがそういう風に刷り込んでいる可能性はないですか?

また私たちが間違った歩みをしているゆえの可能性はないですか?

特に近年は水害が多く発生しておりますが、水害というものはあらかた人災であると言われておりますし、本当に天災だけの事と言えるのでしょうか?

また、気象庁やメディアは「経験したことない台風」など、とかく不安を煽る言葉ばかりを言い続けておりますが、先日日本にやってきた台風19号は、気象庁やメディアが言っているほど、実は大きな台風ではなかったそうです。

↓詳しいことは武田先生のyoutubeで確認ください↓

また台風などが過ぎ去った後の報道は、被害の大きかった場所をことさら感情的に伝え、そして政府批判に繋げるのがお決まりのパターンと言えるでしょう。

どのように準備をしておけば災害が起こりにくいのかなどの、建設的な話はいつも飛んでしまい、とにもかくにも誰かのせい(政府のせい)にするのが昨今の日本の風潮ですが……結局この思考回路が定着してしまっているからこそ、年々災害で頭を悩ませることが増えているのではなかろうかと思います。

そして、国民一人一人も実は国土について他人事になっているからこそ、問題が解決されにくくなっているのではなかろうかなと思うのです。

また私たち人間は、「水」と「木」と「土」があってはじめて、生命が継続できる基盤がもたらされるだけの存在に過ぎないのですが、現代社会はそんな当たり前のことを平気で忘れさせてしまうことにあふれてます。

「金さえあればなんとかなる」と思えてしまう偏った社会環境が、人間の命を司る基礎的なことを見失わせているように思います。

そして、このような積み重ねによって、本来不必要な被害に見舞われなくてはいけない環境を自ら作り出しているのかもしれないなと思ってます。

そもそも自然と人間の関係は、人間に畏怖と畏敬の念があってこそ何とかうまくやれるものなのではないのでしょうか。

しかしながら昨今は、その自然を人間がコントロールできると思ってしまう浅はかな考えや、利用しようとする浅ましい根性が表立っているように感じます。

そしてこの想念や言動が、自然の本来のリズムを崩させているかもしれないなと、私は考えています。

だからこそ、災害と言われる状況を減らすためには、まずは一人一人の心持が原点に立ち返る事が必要なのではと思ってますから、「森は生きている」を改めてご紹介させて頂こうと思いました。

森は生きている」は、人間の生活の基盤としてとても必要な「水」、「土」、「木」の循環を起点にそのことを説いてくださっています。

また児童書なので、大変分かり易い言葉で書いてくださっているので、とても読みやすいです。

どういう循環の中で人間は生きているのか、その当たり前の事をそれぞれ思い出すきっかけにこの本はなるんじゃないかなと思ってます。

そして、それぞれが当たり前の事を思い出し、その言動を定着させることで、天災はやわらぎ、人災は極限までに減少するのではなかろうかと思っています。

またこちらの本はシリーズとなっておりまして、森以外に海・川・道・米と、日本人の生きる原点となる事を書いてくださっております。

海→海は生きている (講談社青い鳥文庫)

川→川は生きている (新装版) (講談社青い鳥文庫)

道→道は生きている (新装版) (講談社青い鳥文庫)

米→お米は生きている (講談社青い鳥文庫)

ご興味ある方は是非シリーズで読んでみても良いと思います。

だって、大人が原点を忘れると、子供は原点がもっと分からなくなってしまいますから。

だから、子供たちのために私たちも、子供時分からやり直さなくてはならないことが沢山ありますね!

でも、後世のためにやり直さなくてはいけませんよね。

ということで、今週は「森は生きている」をご紹介させて頂きました!
それではまた来週お会いしましょう!

4 件のコメント

  • リスクマネジメント的な事で言えば、
    天災は想定外、人災は想定内
    で起きたことのような気がします。

    災いと言う言葉は、その人に害があったかないかじゃないで、結局のところ受け取り方で変わる気がします。
    例えば、小笠原諸島の西之島が隆起するほどの噴火をしても災害ではないですよね。

    • おはようございます。
      お返事遅くなりましてすみません。無事に帰ってきました。

      確かにそうですね。想定外か想定内の括りわけで使われているケースが多いですね。それから災いの捉え方についても盲点でした。教えてくださりありがとうございます。
      頂いたコメントを読んで、今の人間は、想像の範囲が狭いからこそ災いに感じる事が増えているのかもしれないなとも思いました。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • 物、場所全て地球からの借り物、体もご先祖さまからの借り物、全ては、神様から授かっていると考えています。

    自分のモノと思い考えることが慢心なのだと思います。
    人間たちが災いと言っているのは全て人災だと思います。
    昔から「人心が乱れると災いが起こる」と言ってますから。

    • こんばんは!
      なるほど!今日も教えてくださりありがとうございます。
      人心を整えることが、穏やかな日常を作り出す一番大切なことですね。

      これからも宜しくお願い致します。

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