【あいちトリエンナーレ豊田】お金を払う場所で、分かり易い思想対立は止めてくれ!

先ほどの記事に続き……

まだまだ書くことがあります。

それは、あいちトリエンナーレ豊田会場の現実です。

 

既に芸術を楽しむ場では無くなってます。

先ほどの記事でご紹介した、辺野古運動の作品↓を

通り過ぎると、

今度目に入るのはまさかの新聞の羅列。

えっ???って感じですよ。

しばらく私も悩みました。これが芸術と言いたいのかなと……。

多分そう思わなきゃなって思うのが芸術展に足を運んだ人の性なのだと思います。

閑散としている会場の中で一生懸命に新聞を読んでいた方もいらっしゃいました。

 

あまりに不思議に思って、こちらの会場にいらっしゃった学芸員の方に

「まさかこれが作品なんですか?」

って聞きましたら、

 

「先日の騒動を受けて、作者が抗議するために作品を新聞で隠して展示することになりました」

とのことでした!

ということで、わざわざ「表現の不自由展・その後」の中止について書かれた新聞記事で作品を囲ってるとのことです。

今一度写真を見直してください。

朝日新聞の一面には表現の不自由展中止と。他の新聞も同じ感じです。

 

これまた はぁ~ですよ。

私はあいちトリエンナーレの今回の騒動に対して抗議申し立てる立場を自認しておりますが、それでもここで芸術を楽しめる経験をしたのであれば、騒動に対する思いも見方も変わっていたのではないかなと、多少なりとも期待していたのですが……、せっかく開催した芸術祭に訪れた人たちに芸術の醍醐味を味合わせることなく、思想の対立を味合わせるのだなと感じ、ものすごくがっかりしました。

ちなみに会場入口には、これまた黒のビニールで覆われた変な芸術作品が置いてあり……

これね↓


ひょっとして……と思って、これまた学芸員さんに確認したら……「これも」とのことでした。

 

小さく貼られていた張り紙にはこんな事が書かれてました。

これは芸術展では無く、完全に思想対立の場ですね。

 

本来の会場の感じはこんなんだったようなのですが……

壁際の展示は新聞でくるめられ、手前のオブジェは黒のビニールテープで覆われ、辛うじて見れたのが、天井から伸びてる手だけでした。

って言うか、ぶっちゃけ天井から伸びてくる手に芸術性を感じるという行為がそもそも当初から私には分からなかったのですが……。

っていうか、こういう演出ってテーマパークにありがちで、それを芸術展でやるっていうのが当初から分からなかったのですが……行ってみて目にしても、やっぱり分かりませんでした。

 

って言うか、この現状を目の当たりにしたら「壁の絵と手前のオブジェは見えないようにさせたけれど、天井からの手はどうにもこうにも隠す事ができないから見せたんだな」としか思えなくて……

なんでこれだけ隠せなかったのだろうか?それをやる技量がなかったのか?とか、下世話な思いばかりが溢れました。

 

それからね、この展覧会を見るためには通常入場料がかかるわけです。私は車椅子の父親と足を運んだので、市の控除で無料で見させて頂けましたが、普通はそうではありません。お金を払ってこんな対立を見せられたらたまったもんじゃないなと思いました。しかも、無料で見せられているのにこの憤りなのだから、お金を払った人はもっと腹立たしい思いを抱えて当然だと思いました。

どんなに世論が芸術内容で対立しようとも、会場まで訪れた人にその騒動を押しつけるのは如何なものなのかと心底思いました。せめて作品は掲示するべきでしょう。

見せられたことによって不快感を与えられたとしても、芸術展に来て思想対立の現場を見せられる方のがもっと嫌な気持ちになります。

それに、元々この芸術展を斜に構えて見ていた側においては、こういった思想対立を見せられればこの芸術展に対しての不快感がさらに増すだけですし、逆側の人であれば戦闘的な狂気を増長させるだけじゃないかと思うのです。

結局……対立がより深くなるだけのことを「芸術&美術という場でやってどうするの?」と、私は思いました。

敢えてそれを狙ってるのかもしれませんが、狙ってやっているのなら、これはもはや芸術展ではなく、思想展です。

美術館でやるものではないと思いました。

まだ続きます。

 

他の記事も書けました。合わせてお読みくださいませ。

 

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4 件のコメント

  • ご紹介したいただいた作品、問題となった物体、いずれもただただ貧乏臭い。匂いも臭そうです。
    技術より思想、ですね。。。

    以前、竹久さんは保守の女性はお美しいと書かれてましたが、そうゆうことでしょうね。

    • こんばんは!

      クリムト展と比較して見て、感動のないただ考えさせるだけの芸術など、芸術ではないと心底思った一日でした。

      豊田美術館に訪れる人のほとんどは、クリムト展だけを見ていましたが、それが良いことだと思います。

  • 今晩は、
    なんなのでしょう、
    悲しくなります、

    なんか 怒りを越して 哀しいですね。
    武田邦彦さんが 語ってらしたけど
    日本人が日本国を傷つけたり 揶揄したりするのは
    他国にはない思想だそうですね。

    彼らの愛国心はいつから何処に消え去ったのでしょう。
    自分の生まれた国を傷つけるということは
    自傷行為となんら変わらない
    リストカットと同じなのに。

    自分を傷つける行為を
    他人に見せて 喜ばせることが出来るとでも
    思っているのでしょうか。

    本当にリスカブス、レリゴーブスとしか
    例えようがありません。

    • こんばんは!

      いやはや……まさか美術展を見学して、こんなに悲惨な気持ちを味わう結果になるとは思ってもいませんでした。
      教養の無さは、まさにテロ行為であり自殺行為である事を、真に感じた一日でした。

      こればかりは、本当に臭い物に蓋をするではいけないと思いました。

      本当に酷かったです。

      それではおやすみなさい。

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