先ほど書いた記事の続きです。
【歴史と文化の冒涜】あいちトリエンナーレ豊田会場も酷かった!!!!!!!!!!!
腸煮えくりかえった第一弾をお届けします。
伝統工芸の冒涜&思想の押しつけをするのが芸術ですか???
先ほどの記事でお届けしたタリン・サイモンさんの「隠されているものと見慣れぬものによるアメリカの目録」&「公文書業務と資本の意思」は現代美術展にありがちなものだったので、まぁまぁと眺めていたのですが……その次の作品となるものは正直許せませんでした。
↓これです↓
これ、ものすごく丁寧に作られた金屏風にですね、なんと黒のビニールテープで旭日旗を描いているんですよ。
滅茶苦茶高級そうで、とても丁寧な仕事をしている金屏風にですよ!黒の旭日旗が雑に表現されてるんですよ!!
えっ???これが芸術ですか???ってまず思いました。
そして、「まさかと思いますが、まさかこんなものの制作費に税金使われていないよな?」って思いましたし……なんで日本の素晴らしい伝統工芸品がこんな雑な扱い方をされなくてはならないのかと、見ていて本気で悲しくなりました。
金屏風に細工をするのなら、金屏風の工芸に勝る芸術が必要だと思います。
たとえば風雲雷神みたいな
こういった細工なら大歓迎です。
でも現代アートは、この美しい金屏風に、あろうことか黒のビニールテープを貼りやがりました。
そのうえ、黒で旭日旗を描くって……どういう感性なのでしょう。
しかもですよ!この真ん中に望遠鏡があるじゃないですか。ここ除きこむと何が見えるか知ってますか?
辺野古の反対運動ですよ!!!!
これが芸術??? 思想の押し売りじゃ無いですか????
あまりに驚いて、近くにいた学芸員さんに、聞きました。
「まさかと思いますが、望遠鏡の中の映像って、辺野古の反対運動じゃないですよね??」って。
そしたら学芸員さんは、「そうです」と答えて、作品名を教えてくださいました。
作品名の上に、何故か貼ってある琉球新報。
もう芸術ではなく、思想の押し売りでしょ???これ。
そして作品名のNIMBY (Not in My Back Yard)って何だろうって思ってググったら……
NIMBY(ニンビー)とは、英語: “Not In My Back Yard”(我が家の裏には御免)の略語で、「施設の必要性は認めるが、自らの居住地域には建てないでくれ」と主張する住民たちや、その態度を指す言葉である。日本語では、これらの施設について「忌避施設」「迷惑施設」「嫌悪施設」などと呼称される。
はぁはぁなるほど……、辺野古基地反対を訴える作品ということなのですね。
訴える気持ちまでは否定しませんが、これは芸術ですか???
単なる思想の押し売りではありませんか?
しかもこの方の作品に対する思いが分かった上で、見直すと妙に違和感を覚えるものがあります。
それはこれ↓
旭日旗を黒で表現したということ。
本来旭日旗は赤です。
それが黒ということはこういう意味ですか???
お葬式に使われる意味合いを持ち合せたかったということですか?
ちなみに
黒と白の幕は、「鯨幕(くじらまく)」といって、黒は死や不幸を想像させる色で、弔事に使われます。
ということは何ですか???この方は、日本の不幸をお悔やみ申し上げますとでも言いたいのですか????
作者の意図は分かりませんが、少なくとも私はそう感じ取りました。
日本に不幸があれば、こんな悠長な美術展などできません。
そもそも辺野古の騒動は、中国の工作が入って行われていることでしょう。
そして、この中国の工作にのっかれば、いずれ沖縄がウィグルのような虐殺が起きる恐れがあるからこそ、防衛に力を入れなくてはならないのに、なんですかこれ。
作者がとても日本がお嫌いなように私はお見受けしましがた、だったら公金使った場所で展示なんかすんじゃねーよって、私は思いました。
しかも、金屏風を台無しにするだけのゴミ作品を芸術と言い張っていきがってんじゃねぇよって、心底思いました。
ちなみにこの作者は、豊田会場では最も有名と言えるこちらの作品の作者でもあります。
こちらの作品も辺野古の思いを伝えるものだそうです。
っていうか……この作品の手前にとんでもないものもあり、そちらについての憤りがまだ冷めないのですが、それは別記事でこの作品の件について合わせて書きます。
それではまた!
※この件に関して追加で記事を書きましたので、是非こちらも読んでください♪
他の記事も書けました。合わせてお読みくださいませ。
- 【歴史と文化の冒涜】あいちトリエンナーレ豊田会場も酷かった!!!!!!!!!!!
- 【あいちトリエンナーレ】芸術展でまさかの辺野古活動!!
- 【あいちトリエンナーレ豊田】お金を払う場所で、分かり易い思想対立は止めてくれ!
- 【あいちトリエンナーレ】尊い信仰を冒涜することが芸術ですか?
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あいちトリエンナーレのレポートお疲れ様でした。
記事を拝見しましたが、写真で紹介されている自称・芸術作品はどれもひどいものですね。
思想の押し付けもたいがいですが、それ以前に作品自体が気持ち悪いです。
せめてまだ作品が美しければ、思想の押し付けは許し難いけど作品自体はきれいよね、ぐらいのマシな印象になったかもしれないのに。
この黒の旭日旗も生理的に気持ち悪いです。
これを見た時、竹久さんが以前記事に書かれていた、旭日旗に難癖つける民族=太陽が嫌いな民族という話が頭に浮かびました。
作者はお天道様にお見通しされて困るから、黒く塗って隠したかったのかしら?と感じました。
おはようございます。
仰る通りです。
海外から承知された芸術家であるタリン・サイモンさんやレニエール・レイバ・ノボさんの作品には、「思想の押し付けは許し難いけど作品自体はきれいよね」という印象でした。
また今回の記事では書きませんでしたが、スタジオ・ドリフトの作品は唯一アートと呼んで相応しいものだったと思っています。
作品に対する好みはどうしても生まれるものの、基礎があるものには造形美としての美しさは感じるものなのですが……とにかく高嶺格さんの作品は酷かった。
そもそも基礎になる知識、技術、教養の何もかもが育まれていない素人以下とも言えるような人がプロ気取りで作品を展示しているように思いました。
偽スピの構造と近い物を感じましたね。
ほんと、旭日旗への難癖というか、黒く表現したことについては、私も同様のものを感じましたよ。
しかも辺野古は海の場所、海上自衛隊の旗は旭日旗ですから、「海を守るな」と言っているようにも見えました。
命を賭けて守ってくださる人に有り難みを感じられないような人なんだなとしか思えませんでした。
それではこれからも宜しくお願い致します。
NIMBYって施設の建設の反対運動を批判する文脈でしか使われない言葉ですから、この作品は辺野古のアメリカ軍施設の建設反対運動を批判している作品ではないのですか?
私もそのように受け取り、そのような文面を書かせて頂いておりますが?はて?質問の意味が良く分かりません。
ただ後に、読者さんからネイティブの間ではNIMBYは違う意味で使われていると教えて頂いたので、その点ふまえた記事を書かせて頂いてもおります。
https://takehisayuriko.tokyo/2019/08/24/post-6026/