【Win-Win-Win】煽らず売ったら起きたこと。

2019年8月17日

煽って売る時代は終わったのに、それに気がつかず昔を踏襲して同じ売り方してたから、みんな疲れる上に負債を抱えることにようやく気がつける時代に入ったみたいです!!!

 

売上高でキャッキャする時代は終わりました。

ほんの少し前は、「販売総数100万個突破!」とか、とにかく売れた実績を出すことが、商品のブランディングを高めるだけでなく、会社のブランド価値をも底上げすることになっていました。

ですから、一攫千金を求めるつもりはないながらも、「とにかく沢山売らなきゃ」的な病にとりつかれている企業や社員ばかりで世の中が埋め尽くされていました。

こんな風な妄想に取り憑かれたのは、たった一つのインパクトのある告知によって秒速で億が売れるような時代があったからですが……それはもう昔の話。

現代のインタラクティブな情報流通の時代ではそれはもうできません。

(ちなみに、この部分に関する詳細はこちらの書籍↓で書いてますので、ご興味ある方はこちらでお読みください。)

それに気がつかないから、みんな苦しんでいたんじゃないかなと思っていたのですが、ファミマの行動を見る限り、どうやらこれも確実な終焉を迎えたみたいで嬉しいです。

 

煽らず売ったら、利益は7割増!!!!

私が喜んでいる理由はこのニュースを読んだから!

自爆営業を繰り返していたコンビニ業界が真逆の転換を図ったところ、なんと利益が7割増になったそうです。

どうして利益7割になったかというと……理由はこれ↓。

完全予約制にして販売額が2割ほど減り、商品を引き取りに来ない客がいたため廃棄ロスはゼロにならなかった。それでも、加盟店は廃棄に必要な費用が削減でき、利益が7割程度増えたという。

 

売上がどんなに増えたとしても、収支で赤字になったら意味がないのに、取り憑かれたように前年よりも高い売上を作らなきゃとか言って馬鹿みたいに必死になっていたのが平成の時代だったと思います。

「頑張れば売れる」みたいな根性論で、みんなで銭ゲバになった時代がありましたが、今回のニュースは、それは時代の産物であり、また幻想であったことを裏付けることになりましたよね。

つまり、そんな無駄な馬鹿馬鹿しい日常に終止符を打つことになったなと、このニュースを見た時私は思って、そしてにんまりしました。

 

メンツゾンビが売上高にこだわった?

売上高の向上よりも大切なのは、利益の確保なのだけれども、そのごくごく当り前のことを「メンツとかいうプライド」が見えなくさせていただけなんだと私は思います。

「年間予算で決められた目標を達成しなくては出世できない」などのプレッシャーや「できない人だと思われたくない」見栄とかが、需要供給のバランスを度外視した予算計画を受け容れ、さらには市場環境に見合わない計画に沿って商売をしようとするから、多くの下っ端が奴隷と呼ばれても過言ではない状況になってしまったのだろうと、私は思います。

奴隷環境に陥った人たちは、経済や労働をどんどん面倒くさく嫌なものになって当然で、この空気感が働き方改革みたいな途方もない明後日の会話に繋がっていたようにも思うけれども、それもこれもそもそも幻想だったと言うことが大きく理解される機会がやってきたのだなと、ニュースを見て私は思いました。

っていうかね……結局、社会人それぞれの「メンツとかいうプライド」が大きくなればなるほど、社会は息苦しくなるだけなんですよ。

時代に沿って、事業を運用すればそんなに誰もが苦しむ環境なんて起こるはずもないのに、人間ってどうしようもなく前を踏襲する癖があるし、そうしようとも思うから時代錯誤を生むの。特に変化の激しい現代においてはこの踏襲が仇になりがちなの。

っていうか……今の日本には誰もがのんびりした気持ちで働けるだけのインフラが整備されているの。

でも前を踏襲すればするほどそれに気がつかけないよね。

しかも、根性論とかが主体の生き方をしちゃうと、早くなったインフラの速度に合わせて自分も生活してるから、回転が速まりすぎておかしくなって七転八倒しちゃうんだよね……。

私たちが楽するためにインフラの速度を上げたのに、その速度に自分が合わせて一緒にくるくるしちゃってどうするの?って、冷静に考えれば気がつけるはずなのに、「前へ前へ」的な少し前の時代の価値観でいるとそれすら分からなくなっちゃうの。

だけれども、「インフラが整っていなかったからこそ踏襲すべきであった常識など今はもう無駄」ということに、これから多くの人が気がつきやすくなるんじゃないのかなって、このニュースを見て思ったよ。

 

 

 

商売で一番むなしいことは、作ったものがゴミになること。

売上高重視で商売を考えていると、自分が作ったものがゴミになろうと金になればそれで良いということになりやすいのかなと思う。

でも、そういう人は商売人じゃなくて、単なる投資家だと私は思ってる。

商売という本質を軸に生きている人は、売上よりもきちんと相手に喜ばれているものを提供できているかが気になるし、自分が作った物がゴミになっていたらたまらないと思う。

誰かに喜ばれたくて作った物なのに、その物がゴミになる感覚は本当に辛い。

お金云々以前の問題として、心情として辛い。

せっかく作った物を捨てる作業をすると、なんの為に頑張っているのか分からなくなる気持ちを持つ人も沢山いるんじゃないかなって思う。それに売れなければ、それは単純にマイナスとして形状される訳だし、原価とかそれを作った労力とか考えると、どれほど無駄なのかなって思うよね。

しかも、在庫を抱えていれば誰もが売らなきゃっていう気持ちに駆られるはずで、だからこそ人を煽りに煽って頑張っちゃう訳なのですが……そのセールストークには多少の嘘も必ず含まれるわけで、そう言った積み重ねは、正直に生きることしかできない日本人には結構キツイ精神試練だったりします。

さらに言えば、会社でそういうプロジェクトの長となれば、絶対に失敗できないプレッシャーの日常が与えられるわけで、どうにか失敗しないために、部下やスタッフに威圧的になりやすいと思うのだけれども、そういう事が常態化してしまえばしまうほど、社内の空気は悪くなりがちで、本来良い物が作れるメンバーが揃っていても、それを盛大に売れるメンバーが揃っていても、そのプレッシャーと圧力で上手く行かない事が起こりがちだと思う。

コンビニの自爆営業とやらは、こういったことの積み重ねの上に起きた事態だったと私は思いますが………

そういったプレッシャ-の中で仕事をすることがどれほど無意味でお金にならないかと言うことが、今回のファミマの件で実証されました。

お金にならないと言うことが分かったのなら、手のひら返しで他の企業もこれの後追いをすると思います。

今の時代は、沢山売るのではなく採算に合うかどうかだけだと思います。

ファミマのように多くの企業が、採算に合うための合理的な手段に踏み切ってほしいなって思います。

だってもうインフラは整っているのですから。

 

沢山作れば労力も資源もかかります。それで一時的な売上はできたとしても、それはハムスターが回し車に入ってしまうのと同じ事。とにかく回し続けなくてはどうにもならない日常が待ってるだけです。

もっとのんびり、ノンストレスで生きましょうよ。

だってもうインフラは整っているのですから。

 

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