【おさらい・よしもと】須田のおじきの解説が一番分かり易い。

なんかお久しぶりです。

水曜日くらいから、、山に籠もったりしておりまして、情報に疎くなる生活をしてました。

こういうターンの後は、毎度ブログで何を書けばいいのか分からなくなるのですが(笑)

とりあえず、書きやすそうな柔らかいネタから書いていきます。

 

芸人の不満爆発で争点が見えなくなっているよしもと系のお話

先週土曜日(20日)に、宮迫さんと亮さんが会見し、その後22日によしもとの社長が会見してから、

よしもと芸人の皆さんが、そもそも会社に抱いていた不満が爆発する形になってしまい、

何が何だかな状態が続いてしまい、

一体問題の本質って何だったっけ?っていう状況に多くの人が陥っているかなと思います。

今週二度に渡って須田のおじきが虎ノ門ニュースでみっちり整理して解説してくださいましたので、よしもと問題の本質が分からなくなっている人は、観られた方が良いかなと思います。

こちらが月曜日で00:47:25からがよしもとのお話。↓

https://www.youtube.com/watch?v=EqsYwZF-LHo

 

こちらが金曜日で01:07:59からがよしもとのお話。↓

https://www.youtube.com/watch?v=5LMYrEDiCCk

 

須田のおじきが話している内容は、芸人側の会見でも、社長側の会見でも出ているのにも拘わらず、マスメディアが確実にスルーしている話がありまして……そこです。

ここが分からないと、全体が分からなくなるんですよ。

それは先日の記事でも書いた

「今回とは別に当該の反社会勢力から吉本が正規の営業として仕事を受けていた」

「吉本が在京在阪キー局は吉本の株主だから大丈夫」

この2点です。

 

正直この問題を話さず、問題の本質なんて語れないはずなのですが、メディアにとって確実に都合の悪いと思われるこの問題を無理くり隠して報道しようとしているから、どんどん報道の内容が人間感情に基づく薄っぺらい話や、本質に基づかない犯人捜しみたいなことになっています。

 

よしもとだけじゃなく業界全体の体質が問題

今回の問題は「 芸人が反社会系組織からお金をもらったこと」が大前提にあるのですが、

この問題は単に芸人だけが悪いとも言えない事が徐々に明らかになってきました。

特に宮迫さんが言った発言によって(今回とは別に当該の反社会勢力から吉本が正規の営業として仕事を受けていた)、よしもとも反社からお金をもらっていたのではという不信に一気に繋がりました。

後日の社長の記者会見では、この部分に力を入れてよしもと側は説明をしていたそうですが、翌日のテレビ報道では一切スルー。

自分の記事を今見直すと、あの時は芸人の感情に、私も流されていたなって気がします。

↓これね↓

【どうなるよしもと!】空中分解?それとも、初心回帰?

っていうか、まさかきちんとその金の流れについて明確に説明されているとは思わなかったし、そうしなきゃダメな理由も須田のおじきの説明なしにはよく理解できていなかったと思います。

 

で、宮迫さんが「今回とは別に当該の反社会勢力から吉本が正規の営業として仕事を受けていた」と語った部分は、

きちんと説明し直すと、「入江さん主催の『会社を通したイベント』のスポンサーに、その会社が入っていた」とのことですが、この部分についてはよしもと側は真っ向に否定しています。

岡本社長はこの中で、闇営業を仲介したカラテカ・入江慎也(すでに契約解除)が「吉本を通したイベントのスポンサーだから大丈夫」と宮迫博之さんらに説明していたとされる点について、「事実ではありません」と否定した。

AKIKO MINATO
吉本側は図解を示して反論した

質疑応答で、入江の発言が事実かを聞かれると、吉本側は図解を示して反論。岡本社長は「事実ではありません」と否定した上で、あらかじめ用意していたペーパーを読み上げた。

それによると、2014年に行われたイベントは、吉本ではなく都内のイベント会社が主催したもので、吉本側は「依頼を受け、タレントを派遣した」という形だったという。

吉本としては、イベント会社が反社会的勢力とつながりがないことを確認したものの、そのスポンサーの一つが詐欺集団のフロント企業だったという。

吉本側は、反社会的勢力がスポンサーについていたイベントにタレントを派遣したことについて、警察や暴力団追放センターと相談をしているという。

また、2013年には、吉本が主催し、入江が出演するイベントが開かれていたが、反社会的勢力と関わりのあるスポンサーはついていなかった。このイベントは赤字だったこともあり、吉本の主催では行われなくなったという。

岡本社長は「先の先(スポンサー)までチェックしきれていなかったことは、非常に反省しなければいけない。会社としては完璧を目指すことを旨としているので、警察にも相談しながら処分の対象のひとつとして行っている」と話した。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/irie_jp_5d3559a1e4b020cd99459717

ちなみにですね、入江さんのイベントは、2013年は入江さんの提案を受けよしもとが企画制作したものの赤字だったので、2014年は企画制作からはずれ、広告代理店の株式会社エイジ・エンタテインメントがメインで行っておりますが、よしもとからもタレントを派遣しております。

この事実が、スッキリで加藤さんが発狂する一幕に繋がったのだと思います。よしもとだって同じ場所にタレント派遣してたのに、週刊誌で悪く書かれたタレントだけ足切りするなんて……と。

それに、最初から適切にこのような事情を確認した上で対応すれば、ここまでの大事にはなってなかったはずですから、よしもとの対応にも問題があったことを認識しあのような会見になったのでしょう。ただし、冷静になって色々考え直してみても、入江君は戻せない理由もここにあります。

そしてここが会社としての法律に関わることであって、これが宮迫さんと亮さんの処分撤回となり、入江さんは撤回ならず契約解除となった事に繋がるので、テレビ側はきちんとここを説明しないとなと思いますが……加藤さんを始めとして、ほとんどの人が理解できていないと思うのですね。(加藤さんの場合は、感情が前に出すぎてきちんと情報を読め込めなかったと思います。)

さらに言えば、この手の話って、ぶっちゃけ業界には山のように転がっているはずなので、誰もが安易に手を出しにくい部分でもあるのかなと思います。

だから報道しなくて良いという意味ではないのですが、業界全体に隠蔽体質があるこそ、こういったタイプの人が暗躍し、問題に問題を重ねているわけで……だからこそ、メディアが頑張らなきゃいけないはずですが……メディアも同じ狢ですからありえないですよね。

というよりも……そんなことをメディアがするはずもないことを国民こそが理解しちゃっているのですから……もう何のためのメディアなのかって話ですよね。

それから、2014年の入江さんのイベントをしきった広告代理店の株式会社エイジ・エンタテインメントは、放送作家の鈴木おさむさんと非常に親しい仲で、かつて鈴木さんと一緒にちゃんこや鈴木ちゃんをプロデュースしていました。

ただ、このちゃんこ鍋屋、夏場の売上が悪すぎて、経営に四苦八苦していたそうなのです。そして、その四苦八苦のすきに、反社系のたまり場みたいなお店になっていったとか……(おじき談)

鈴木おさむ、経営していたちゃんこ店を閉店 その理由は…

その繋がりで、入江君のスポンサーにそこの会社がつき、またそのイベントに宮迫さんたちも呼ばれた訳ですが……、紐解いて行けば、あっちもこっちも似たような事が起きているのが、この業界だと思います。

だから、触れないという訳ではないけれど……触れてほしくはないでしょうね。だから、話が明後日の方向に向かっているのだと思います。

っていうか少し話がそれるのですが、かんぽ生命の詐欺営業とか観てると、よしもと問題とどっちのが悪いのかと次元で語っちゃいけないとは思いつつも、表も裏もみんな悪ど過ぎないか?という風にぶっちゃけ思えてしまいます。

ただし、二元論で考える事になれ過ぎてしまった私たちは、物事の全体を見ることなく、一つ一つを○×で考えて処理しようとするから、どんどん問題の本質から思考が外れるだけでなく、問題を解決しようとしている間に、別の問題や矛盾を作っちゃうんですよね。

また、こういった業界の話と自分は別事と思う気持ちも、物事を解決させない方向に向かわせるんですよね。

まずはそこを気をつけないとねと、個人的には思います。

 

本質から外れたから生まれた問題だと思います。

先月発売した本「ほんの少し見方を変えたら」に、ここら辺のこと(時代の移り変わりなどによって起きるであろうと予測して、実際今起きているあれやこれやのこと)詳しく書いたのだけれども、こういう事があっちもこっちも起きているのは結局、日本人全体が努力の方向を間違えてしまったからだと思います。

計画性を重んじる心が、無自覚のコントロールを生みだし、そのコントロールが蔓延し本質から外れた「ごまかし社会」が現実になってしまったのが、平成という時代だったのだろうなと思っています。

現代は、一体誰が悪いのか!ということで、犯人捜しに明け暮れ、その犯人をみんなでよってたかっていじめて発散しようとする空気ばかりが蔓延してますが、それでは問題は解決しません。

1人1人が、1人1人の日常が人間の本質を忘れたからこそ起きていることであり、また似たような問題がどんどん浮上していることが、今までの時代が終わった証拠とも言えます。

ですから、今までの考え方に沿って人を成敗するような感覚に恍惚することなく、新しい時代に沿った生き方をそれぞれがしていくことが大事じゃ無いかなと思います。

最後自分の本の宣伝みたいになっちゃったけれど(笑)、書いて良かった、書くべき内容だったと心底思えるくらい、世の中がガンガン崩壊していってるので、一読の価値はあるかもしれないななんて……思うようになってます。

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