【経済】循環、搾取、ゲームで成り立っている。

今月のおとな塾ビリーブリセットで「経済」をテーマに講義をするため、改めて経済というもの自分の中でまとめ直しております。

 

お金には3つの役割がある。

私たちの生活基盤は、常に「お金」に左右されています。ですから、お金の有無は生命に直結するものでもあるため、多くの人は無自覚の段階から、「お金を得なくては」という思いに縛られるようになってしまっています。

このようにお金の支配が生命に直結するレベルに及んでくると、人は本来のお金の役割や道具の意味を忘れがちですが、本来のお金の役割は以下の三つです。

①お金がモノやサービスと「交換」する
お金がなかった時代は、たとえばお肉とお魚、お魚と野菜といったように、ものを交換し合うことでほしいものを手に入れていました。しかし、この方法だとお互いにほしいものを持っていないと交換できないのでとても不便です。
いつでもどのようなものとでも交換できるというお金の役割によって、私たちはほしいものを簡単に手に入れられるようになったのです。

②貯めておける
将来食べるためにお肉や野菜などの食料をとっておくと腐って食べられなくなってしまいますが、お金を貯めておけば将来必要なときに食料を買って食べることができます。

③価値をはかるモノサシ
たとえば、あなたが持っているシャーペンを友達が持っている消しゴムに交換してほしいと言われたとき、交換するかしないかをどうやって決めますか?

詳しくはこちらのサイトを確認ください。

お金は社会の血液

 

日本の経済は循環から搾取に変わり、混乱するようになった。

よくこのサイトで掲出している輪(和)の形の食物連鎖の図のように

循環を軸に経済活動をそれぞれが行っていけば、特にこの日本においては然程困窮極まる状態など考えられません。

というよりも、既に日本は困窮極まらなければならないような生活基盤となっている人は実は少ないように思います。

本人の意識が貧困の最中にあったとしても、ほとんどの日本人は毎日ご飯を食べ、お風呂に入り、清潔な衣服を持ち、布団に入って寝るということができているはずです。

でも今の日本は全体的に豊かなので、当り前過ぎるこの程度の生活レベルでは満足できない人がほとんどでしょう。当然、感謝という思いは沸きにくくなっています。

頻繁に海外にいったり、豪遊したりなど、いわゆる「セレブ」と称されるような人たちのような生活以外は、豊かでないという思いが強くなりがちで、その思いが多くの人を金の亡者に化身させてしまっているように思いますし、それがお金の世界においてもピラミッド型社会を形成していく基盤になっているように思います。

そして、このような社会体制が強くなると世の中の動向は、不自然さをどんどん増やしていくので、社会が不安定化しやすくなります。

元々は循環の概念で成り立っていた会社も、この搾取社会で生き残っていくために弱肉強食にならざるを得ず、搾取概念を強めた保身で渡り抜こうとしていきがちです。

そして、この搾取概念が社会で定着すればするほど、社会は平等から逸脱し、貧富の差や権力の差が大きくなっていくように思います。

そして人は、自身がなるべく安心安全な生活を築きたいという欲求が強く現われて当然なので、搾取概念によって成り立つピラミッド型社会が定着すればするほど、保身のための上昇志向が生まれやすくなります。

 

日本人がお金に対して混乱をしやすいのは、また辟易しやすいのは、循環という概念を根底には持ち合わせているのにも関わらず、搾取の世界に没頭せねばならない矛盾の中に生きている人が多いからではないかなと思います。

ちなみに、収入の額に拘らなければこの社会の中でも循環を軸に生活基盤を固めることはできるのですが、家族を守るなどの責任が負荷される立場になればなるほど、一概に本来在るべき世界に戻り辛い状況もあり、それが現代人の大きな悩みの種になっている部分も大きいのではないのかなと思います。

 

マネーゲームを知らない小物が、搾取の世界で奮闘中

今までの私は、○と△の世界観に注視していたのですが、猫組長の本を読むようになってお金の世界にはもう一つ別の世界があることに気がつきました。

それはマネーゲームの世界です。

今まで私はマネーゲームは△の世界の一部にあるという認識だったのですが、それは逆で、マネーゲームが△の世界を作っているんだなということに気がつきました。

その世界は○でも△でもなく、大凡フェイクの世界です。

フェイクマネーが新たなフェイクマネーを創造し、そしてそれがリアルな社会に影響を与えていくという、実態のない仮想現実が現実を生み出しているのがこの社会なんだなということが分かるようになってきました。

 

また、精神世界に没頭するようになってから、私はこの社会が仮想現実のように見えて仕方なかったんですが、その理由が猫組長の本を読むことによってどんどん理解できるようになっていきました。

 

マネーゲームの主人公たちは、この社会をゲームとして楽しんでいて、そこには仮想現実が沢山転がっています。

そして、そこで生まれた仮想はいずれはリアルなものとしてこの世に転じてきます。

そのリアルに没頭していく人たちが△の住人なんだなと思っています。

SNSでリア充の写真をUPするのが流行るようになってから、巷はあちらもこちらも「小セレブ」みたいな人が増殖しましたが、猫組長の本を読んでいると、全てはなんちゃっての小物な住人にしか思えなくなってきます。

マネーゲームを実践している人たちが作りだした仮想現実の世界の中で生きている可哀想な人に見えてきます。

 

どちらにせよ、事実の世界あるのは、循環型の○の世界しかありません。

まずは普段の心持ちから始めて、自分のお金の価値観や実践も仮想現実であるピラミッドの世界から抜けれるようにしていけたらいいですね。

 

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