【ふと思う】貴乃花親方に見る正義の面倒くささ

私は「正義もエゴの一つ」で「正義に囚われると、次第に波動は低下していく」という事をよく伝えています。

【大事な事】人は自分が正しいと思うことしかしない、でも自分だけが正しいわけでは無い。

貴乃花親方は、実直で正直で立派な方なのだろうと、辿ってきた歩みを見ていれば思うのですが、一方でその実直で正直だからこそ持ち合わせている「正義感」にいつも振り回されているように思うのです。

 

貴乃花が正義を貫くとなぜか全部上手く行かなくなる。

先日、貴乃花親方は相撲協会からも退職し、部屋も閉めました。

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かれこれ去年の11月から始まった騒動の終止符がこのような形になる可能性を、私はずっと危惧していました。

なぜなら、貴乃花親方が怒ると、なぜか問題はいつも解決しなくて、悲惨な結果を招くのです。

 

どうしてこのような結末になることを想像していたかというと、大きな理由は2つあります。

一つは、角界の大スターである貴乃花はゴシップネタとして視聴率が稼ぎやすいので、たいした事ない問題だったとしても、マスコミがどんどん問題を大きくしてしまう傾向があること。

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これによって、シンプルだった問題が、マスコミが茶々を入れることによって、複雑化しこじれやすくなってしまうということ。

もう一つは、貴乃花の正義感。「自分がこうだ!」と思った正論から譲らない傾向が貴乃花親方にはあるのではないのかなと思う所があります。相手の言い分を理解したり、譲歩するという手段がないのかなと思わせることが過去にも多々あります。

 

特に、家族が離散してしまい、家族の誰とも連絡を取らないようになってしまった状況を鑑みると、やっぱり何かおかしいというよりも、生き方が不器用すぎて、損をする人生を送っているように思えて仕方がありません。

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お子さんの言葉からも、「決めた事は貫き通す、親方独特の強いこだわり」がある事も分かり、このこだわりによって、貴乃花は角界のスターとなられるだけでなく、沢山の幕内力士を輩出する部屋になりましたが……、このこだわりに対する頑なさは、様々な所で軋轢も一緒に生むだろうなとも思います。

特に、角界に強い思いがある貴乃花親方は、この分野において人一倍強い正義感を持ち合わせていると思います。

でも、必要なのは正義を貫き通すことではなく、自分が求める結果を手にすることだと思います。

だけれども、貴乃花親方を見ていると、最終的に求める結果よりも、手段の手前に存在する正義感によって、色んな問題がこじれていくように思えてしまうのですよね。

貴ノ岩の暴行事件も、結局親方が一番問題だと感じている部分がどこだったのかが未だに分からない感もあります。事件の事について明白にしたいのか、それとも相撲協会に蔓延る別の問題も含めて角界の浄化を図りたいのか、貴乃花親方の本心がどんどん分からなくなっていくんですよね。

そして、今回の場合は、貴乃花退職&部屋解散という悲しい結末になりました。

筋を通したいのは分かるのですが、正義をただ貫き通すことのデメリットここにありとしか思えません。

正義を貫いて白黒はっきりさせることよりも、折り合いをつけながら、長い道のりを通して、自分の望む結果を得れる環境作りをした方が得策なのではないかと、貴乃花親方を見る度に思ってしまうのですよね。

人間は、自分の正しいと思うことしかしませんが、相手の正しさを理解する努力は常に必要だと、改めて思う出来事でした。

 

 

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6 件のコメント

  • >人間は、自分の正しいと思うことしかしませんが、相手の正しさを理解する努力は常に必要だと、改めて思う出来事でした。

    これ、全く同じこと思ってました。
    「目的のために手段を選ばず」というのも、困りますが、「盗人にも三分の理」というように相手も自分が正しいと思ってるんですよね。
    お互いに正しいと思ってるのに、それぞれの主張は矛盾するっておかしい!正しいことは一つ!
    …と思うこと自体が間違ってます(というか、視野が狭いと言ったほうが正確でしょうか)。
    自称正義の味方は、相手から見るとめんどくさいものです(笑)

    人間は矛盾することから視点をより高みに移すことによって、矛盾を解消し、止揚に至ります。
    (ヘーゲル先生は偉いですね(笑))

    もう10年以上前に書いたブログでは、このあたりについてもちょっと解説しているのですが、日本が世界に誇る数学者である広中平祐博士がフィールズ賞を取った「特異点解消」についての理論は、まさにこれを数学的に論じた画期的理論です。(今、ノーベル賞で盛り上がってるからちょうど良いかも)
    誤解を恐れずに、超簡単にいうと、平面上の地図で見た交差点では、絶対に衝突するように見えるのに、それを3次元的に見ると立体交差になって、衝突は起きないというようなこと。視点(次元)を上げると、違う道が見えてくるものです。それを「俺が絶対正しい!あいつが間違ってる!」とだけ我を通そうとするのは、むしろ自分の未熟を恥じるべきですね。

    • 「目的のために手段を選ばず」、無理強いにでも答えを一つにしていこうとするのは、今の日本のメディアと野党などの反日連合の極みですよね。
      この人たちとの衝突を避けた上で、打開策を作るには常に彼らよりも高い視点で物事を見る事が必要ですよね。

      「特異点解消」という言葉は始めて聞きましたが、ひでぽんさんの説明で昔高山先生に教えてもらった「空を飛ぶ雀たちは、トンビの姿が見えない」ことと似たような意味なのかなと思いました。
      人の視点は器によって見える場所と視点が違うから、全て自分と同じ視点で考えているとは思わないようにして、相手と自分の視点の高さの違いに気がつき、気をつけて言葉を伝えるようにしなさいと指導されたのと、この数学的理論は似ているんじゃないかなと個人的には思いました。

      それではこれからも宜しくお願いいたします☆

  • なるほど。
    相手の正しさに同意しなくても相手がなにを正しいとしているのかをしる、
    自分が望む現実のために譲歩できないかを探る、が必要だったのか、
    親方はやってみたけどダメだったのか、わかりませんが。
    ”正しい”思いはおっかないと感じました。危険、取り扱い注意

  • 相撲の名門一家に生まれて、小さい頃から叔父、父を見て育ち、
    おそらく「自分の信念を曲げてはいけない」という固定観念が
    刷り込まれているのではないかと推察しています。

    いわゆる「インナーチャイルド」というやつですかね。
    両親との関係性が、大人になってもその人の価値観を形成しています。

    しかもご自身も圧倒的な結果を出しているので、
    まずこれを直すのは本人にとっては相当な勇気がいると思います。
    無意識レベルで信じている親の価値観や自分のアイデンティティを
    否定しなければいけませんので・・・。

    でも直さなければ、新しい環境でも同じことを繰り返すことになるでしょう。

    そしてそれをできないままでは他人は受け入れられないし、
    頑なな正義は手放せないでしょうね。

    • それはすごく言えますね。
      彼の中にある頑なな信念となっているので、直すのも難しいけれど、直す必要もないのかもしれない。
      でも、客観的に見ていると、あぁ……という思いはどうしても沸いてしまいますね。

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