これは先ほど記事↓の続きです。
先に上の記事を見てから続きを読んでくださいね♪
問題の中にいても、問題は解決できない。
※この記事は、このブログに頂いたコメントに対しお返事するスタイルで記事を書いていますので、まだ「【発達障害】問題だと感じている方へ①」をお読みでない方は、お読みになってから読んで頂いた方が良いと思います。
ハンドルネーム反Happyさんは、テレビやyoutubeなどを大量に子供に見させることが発達障害の原因になっていると訴えられているように私は感じましたが、それは枝葉の話であって本質的な話ではないと私は思います。
もちろんテレビやyoutubeによる発達障害の影響はもちろんあると思いますが、それが本質的な原因ではないと思います。
前回書いた記事でも書きましたが、本質的な問題は、youtubeでもテレビでもなく、私やあなたにあります。
つまり、私や反Happyさんを含む大人全てに問題があるからこういうことが起こっていると問題を捉えることが大事です。
なぜなら、テレビやyoutubeを問題にした時に、自分の問題点は消えてしまいます。大人に問題があるはずの本質的な問題は見えなくなります。
確かにテレビやyoutubeには問題はあるでしょうが、それは枝葉の話であって、逆に言えば、なぜ親がテレビやyoutubeだけに子育てさせているのか?そこを問うべきだと思います。
そして、親が子供にテレビやyoutubeばかりを見せている環境を探っていけば、さらにもっと上層にあるはずの問題点が見えてきます。
問題を語る上で、自分の存在をまずはそこから外さないようにしましょう。その為には自分も問題を作った当事者であり、責任者の一人である自覚を誰もが持つべきです。
すれば、「正義と悪」という図式は作られることはなく、自分もその問題の当事者として、問題解決を図ることができるようになります。
自分が当事者となった環境においては、エゴは肥大化の機会を失いますので、エゴの側面から見ても、とてもメリットがあります。
それに、そうすることによって枝葉の問題に惑わされることなく、本質に辿り着きやすくなります。
本質的な問題は、大人も含めて多くの日本人が狭い檻の中に閉じ込められたこと。
この間、発達障害の問題に触れた記事でも多少言及しましたが、結局は「私たち大人が自分たちの常識が正しい」と思い込んでいることが全ての問題の出発点になっているように思います。
現在子育て奮闘中である団塊ジュニア以降の世代は、こぞって親も戦後生まれで、親子揃って戦後教育によって培った西欧的資本主義が全てだと思い込まされ、さらにその秩序をなんとか守ろうしている所に、大いなる歪みが発生していると私は思っています。
先日こちらの記事でも書きましたが
西欧的資本主義は、日本人の器には合いません。
この記事でも言及したように、
日本人に似つかわない小さな西欧的資本主義社会という△な世界に閉じ込められて、大人を含めた多くの日本人は苦しんでいるのにも関わらず、
そもそも自分たちの器はもっと大きなものでできていたことに気がつかず、なんとかこの小さな檻の中の世界を死守しようとするがあまりに、「発達障害」というなんとも罪深い子供をダメにする思想が生まれているように私は思えて仕方ありません。
子供を救いたいと思うのなら
子供たちを救いたい、子供たちをこんなに馬鹿馬鹿しい「発達障害」とかいうルールの中に閉じ込めたくないと思うのなら、まずは大人たちがこのピラミッドの社会の外から物が見れる視野を体感的に持ち合わせるべきだと思います。
今はほっておいても、勝手にピラミッドの方から崩壊しています。
【図の詳細→時代の変化と波動の変化【図解式】】
大人に必要なのは、この世界こそが幻想であったという実感と、本来の日本人的価値観で生活し直すことに尽きます。
日本人は元々○の世界で生きてききました。
だから、それぞれが頂点を目指すのではなく、それぞれが自分の役目を真っ当することに長けています。
SMAPで言えば、世界で一つだけの花
世界で一つだけの花は、役割を真っ当することのできる日本人の気質について表現してくれた歌だと私は思っています。
頂点を目指すために生きるのを止めて、今自分の目の前にある役目に没頭することで、私たちを縛っていた幻想のピラミッド社会は姿を消し始めていきます。
確かに発達障害の問題は、今後の日本のことを思えば思う程、とても大きな問題だと思います。
だからといって、今の私たちの心の状態では戦える土壌にはないのも一つの事実だと思います。
発達障害児に問題を感じている方が、今後の未来を担う子供たちのためにまずするのは、自分自身がこのピラミッド社会によって洗脳されたあれやこれやの思想を振り落とすことだと思います。
私の発想は常に突飛なために、なかなか共感しにくい部分もあると思います。
ただ7年間波動を中心に物事を見てきて分かってきたことは、全ては私たちの想念によって生み出されているという事実です。
だからこそ、その想念を消滅させるためには、消滅させようと思う人から、この想念の外に自分自身が出ることだと思います。
こういった行動によって、想念として成り立っていた西欧的資本主義社会の想念はどんどん消えていきます。
外に出るというと、突然会社を辞めなきゃいけないとかそれこそ突飛な発想に陥る方もいらっしゃるかもしれませんがそうではありません。
それそれが頂点を目指すのではなく、それぞれが自分の役目を真っ当すること
ただそれだけで、△の世界は、一瞬にして○の世界に変わります。
あなたの世界が○に移住した瞬間から、あなたの中で△の世界は消滅していきます。
すれば、それだけで簡単に、あなたはピラミッド社会の枠組みの外にでることができます。
この「発達障害児」の問題を語るのであれば、そこからで遅くはありません。
そして、問題を解決するのであれば、そこからでなければ解決もできません。
なぜなら、同じ土壌で戦うことは①の記事で書いた通り、同じ穴の狢に陥ってしまうからです。
まず、△から○に移住した時点で世界観が変わります。
△の世界を客観視できるようになるので、問題を扱うときに怒りを付随させにくくもなって行きます。
そして、俯瞰できる地点から物事を眺められるので、より解決の糸口に繋がるシナリオも見えてくるはずです。
私は、発達障害児の問題に関しては然程詳しくはありませんので、皆さんの目の前に現れている問題の多くを知りません。
ですが、ムキになっている時ほど常に問題は解決されない大前提を事実としてどうか受け止めて頂き、「客観視できる」、「俯瞰できる」立ち位置をまずは手に入れて、それから撲滅の手順を考えるようにしてください。
ムキになっている時に撲滅活動のあれこれを考えても、それは無駄な努力で終わります。
どうかその事実を心得て、客観的に俯瞰できる立ち位置をまずは整えることに集中しましょう。
戦略はその後自然に沸いてくるものです。
その勝手に沸いてきてしまう自身の力をまずは信じて今日を生きてみましょう♪
きっと良いことがあるはずです!
問題は自然と解決の方向に向かっていくはずです。
追記
波動乖離に関して読んでおいて欲しい記事
今日のリンク集
今日書いたこぼれ記事
昨日ドラクエのホイミの記事でコメントを書いた者です。返信があったことに喜び、色々とゆりさんの記事を読んでいるうちにこのページに辿り着きました。発達障害の記事書かれていたんですね。この前の①の発達障害の記事も読みました。納得できるところがたくさんありました。普通と違うと検診で指摘され、療育をはじめるなかで色々な方と関わりました。決めつけられ悔しい・悲しい思いをたくさんし、辛い思いもしました。でも発達外来の先生が「周りの言う正しいって何ですか?」とか「無理やり型に嵌めるのが幸せですか?」と子供の身になって私に厳しい指摘をくれる人なので私は運が良かったと思いました。
愛・感謝の紙を見せたお水を飲んだり、感謝の気持ちを持つようにとできることから初めてから少しづつ変わりました。今までは周囲の目を気にし過ぎ「子供を普通にしなくては」「良い母親に見られたい」「ママ友間で仲間外れにされたくない」という我欲があり、それを「みんなと仲良くするべき・しなくては」と間違った考えに置き換え苦しんでいました。近所のママ友で毎日のように何となく集まり、そこで子供たちを遊ばせていました。上の子はうまく入れてもらえない時があり悩んでました。でも上の子が何度も「○○くんは入れてないよ」と言われ違う所へ行ってみようと思いました。上の子は「みんなと遊びたい」と泣きましたが、上の子と下の子を連れて近所の公園に行き、一緒にクタクタになるまで遊んだり、マラソン大会の練習として一緒に走ったりしました。上の子も下の子も大喜びでした。きっかけをくれた子には「ありがとう」と感謝の気持ちが自然に湧いてきました。以前の私なら「どうしよう」「子供が仲間外れにされた」「このまま自分も仲間外れになったらどうしよう」とネガティブに悩んでいたので自分の視点が変わって凄く楽になり、気持ちの余裕も生まれました。その結果子供との穏やかな時間が増えたんだと思います。
波動を上げる行動をしながら、毎日きちんと子供の話を聴き、愛情をこめた食事を毎日作り、一緒に遊ぶなど地道だけど一日一日を大切に過ごしていくことが大事だと確信しました。昨日答えをもらったと書きましたが急に問題が解決するのでなく、目の前の問題に真摯に取り組んだ結果気が付いたら乗り越えているのだと思います。上の子は感情のコントロールが出来ず、パニックになると泣きわめき暴れ暴言や暴力全てを私にぶつけてくるので今の自分はすべてを受け入れることがまだできていません。カレーの人参を見て嫌だとパニックを起こす日もあり毎日が戦いです。普通に「美味しい」と食べてくれる日もあるので毎日が天国と地獄を行ったり来たりです。一日一日その日にできること、やるべきことをやりきって日々を重ねていくうちに全て受け入れることができ、私も子供も家族皆が穏やかに暮らせると感じています。親子関係もピラミッドで親が上で子が下ではなく、輪・円の状態でお互いが独立した存在で対等なんですよね。色々勉強していくうちに叱り方も自然に変わってきました。悪いことをしたときに頭ごなしに怒るのをやめ話し合えるようになり、少しづつ楽になってきました。ありがとう。
昨日アマゾンでゆりさんの本2冊注文しました。届くのが楽しみです。
発達障害のお子様のお母様に読んでもらった上に、共感してもらえたこと、素直に嬉しく思います。
今私はアダルトチルドレンの本を執筆しているのですが、アダルトチルドレンの問題も発達障害児の問題も根本の要因は同じところにあるように思います。
「みんな同じで無くてはならない」強迫観念のような社会体制(戦後体制)が、様々な歪みを生み出し、様々な問題を生み出しているとやはり私は感じています。
ですが、この社会体制を敵視しても何ら問題は解決できないので、おかしいことに気がついた上で、一人一人が自分のできる範囲で、本来の人らしい道理にあった暮らしを取り戻していくことが先決であると考えています。
慌てることなく、焦ること無く、笑ったり落ち込んだり、喜んだり悲しんだりを繰り返しながら、今日を楽しんで生きましょう。
本も買ってくださり、どうもありがとうございます。
お子様と過ごす日々がかけがえのない宝物でありますように。
それではこれからも宜しくお願い致します。