今回の選挙は最初に予言した通りにだいたいなりました。
解散の噂が出た当初、すこぶる自民がヤバいと散々言われてましたが、
多分今まで通りの結果に落ち着くだろうなと思ってました。
↓その理由を書いた記事
そういうことで、元々目論んだことに現実は落ち着いているのですが、なんかなぁ当たらなかったなぁと思うことも沢山ありました。
その点ふまえた記事を今日は書きます♪
自民快勝で喜ぶべき所なんだけれども……。
当初この選挙によって、「自民党は議席の多く失うはず」なんて言われてたけれど、その時からそうならないはずだって思ってました。
さらに、小池さんの事があってマスメディアの論調の落としどころが見当たらなくなってしまった辺りから、自民は安泰だなと思うようになりました。
こちらの記事↑では、メディアが今年に入って散々モリカケで政治不信を煽った挙げ句、「小池は駄目」では、政治に興味のない無党派層は動かなくなるって書きました。
無党派層に風が起こらない選挙になるから、マスメディアが画策しているような自民転落はなくなるだろうと書きました。
投票率も案の定な結果になりましたね。
前回よりは高いですし、悪天候を考えればもう少し良いと判断するべき所かもしれませんが、マスコミが風を吹かせれなかった結果と考えるべきでしょうね。
実際、選挙戦が始まってから、お昼のワイドショーは不自然なくらい国内政治に触れなくなりましたね。「ひるおび」に至っては、ほぼ2時間天気を毎日やっているような状況でした。
夕方のニュースも選挙はちょろっとで、ボロが出ない程度に枝野を押して、小池と安倍を叩くの繰り返し。
尺を広げれば、野党のボロが出る。そして、野党のボロが出れば、自民党への投票が拡大する。
絶妙なさじ加減で頑張った結果だったのでしょう。
しかし、結果はマスメディアの思惑むなしく自民快勝!
選挙前、100議席近く減らすのではないかと言われていた自民党。
蓋を開けてみれば、前回と変わらない勢力を固持。
民進党が分裂し、改憲派の希望の党が勢力に加わったと考えれば、さらに勢力は拡大したと見ることもできます。
悔しいでしょうね。
選挙の中盤からは、マスコミが勝手に自民党内で安倍おろしを画策してましたもんね。
「政権を担っても、議席が減るようであれば、安倍続投は見直すべきだ」ってね。
だから喜ぶべきところなんだけれども……。
実は私全くテンションが上がりません。
その理由は……
嫌いな議員のほとんどが受かってしまた(>_<)
希望の党を外されて、無所属になったり、立憲民主党送りになった議員のほとんどのことが私は嫌いでした。
だから、今回のドタバタで奴らの多くが一掃されるんだ!と思って、私はそこにテンションが上がってました。
結果はどうだったかというと……
菅直人 (東京18区)当選
野田佳彦 (千葉4区)当選
岡田克也 (三重3区)当選
赤松広隆 (愛知5区)当選
長妻昭 (東京7区)当選
枝野幸男 (埼玉5区)当選
安住淳 (宮城5区)当選
近藤昭一 (愛知3区)当選
辻元清美 (大阪10区)当選
阿部知子 (神奈川12区)当選
篠原孝 (長野1区)当選
初鹿明博 (東京16区)比例復活
海江田万里(東京1区)当選
手塚仁雄 (東京5区)比例復活
山尾しおり (愛知7区)当選
全員当選です(>_<)
特に山尾と辻元は、絶対に落ちてほしいと思っていたのに、
辻元は逆に楽勝。
そして、山尾はせった挙げ句勝利。
ちなみに希望の党に行った玉木をはじめとした面倒臭い人たちもだいたい当選。
もうめっちゃテンション下がった。
ちなみに衆議院選の前に、私の嫌いな女性国会議員の名前を挙げてたの。
その半分は、国会議員の職を失ったり、落選したんだけど、、、、。。。。。
ちなみに上げた名前は
①上西小百合→不出馬
②塩村あやか→落選
③池内さおり→落選
④野田聖子→当選
⑤辻元清美→当選
⑥山尾しおり→当選
正直、野田さん以外は全員落ちるんじゃないかと思った時もありました。
というか、正直それを滅茶苦茶望んでいました。
だけれども、結果は特に嫌いな「野田」「辻元」「山尾」が生き残ると言うことになりましてね………。
なんとも言えない程の、虚無感を味わってしまいましたよ。
はぁぁぁぁぁぁぁ~。
今も快勝したという気分にはどうしてもなれません。
人を呪ってはいけないと思いつつも、どうしても嫌だったんですよね。。。。
こういう気持ちが私の不甲斐ない所であって、未熟な所。
ブログで書いたんだから、もうこういう気持ちとはおさらばしようと思いますが、我欲指数が高い人が振り分けされる選挙だとも思っていただけに……
そこも予見との誤差があって、腑に落ちない部分があります。
ただ、これだけ我欲の強い人たちがバラバラに受かってしまったのなら、選挙後も野党の混乱はより深刻になっていくものと思われます。
そう思うと、そのために逆に我欲が強い人たちが国会の場に呼び戻されたのかなと思ったりもします。
野党の敵は野党へと変化。
投票日の数日前にプライムニュースが各党の幹部を集めて討論会を行ったのだけれども、これが実はひどかったのですね。
↓見てない人は早めに見てね。消されるから。
どんな討論会だったか簡単に言うと、野党同士がお前のせいだと揉め合う討論会でした。
本来彼らの敵は、にっくき自民党のはずなのに、敵の設定がそもそも違う方向に向かってるんですよ。
つまり、与党系の自民、公明、こころ、維新は蚊帳の外で、
希望、立民、社民、共産でお前が悪いと言い争うカオスな展開が2時間続いたんですよね。。。。。
我の強い人たちがこぞって受かったということは、これからテレビでは見せれないもっとカオスな事態が野党間の中で繰り広げられて、超絶地獄が始まるのかなと思っております。
だからこそ必要なキャラクターとして呼び戻されたのかなと思って、自分を納得させている次第でございます。。。。
昨日から昼のワイドショーでも、政治ネタをこぞってやるようになりましたが、やっぱり自民不在化のネタのオンパレードですもんね。
今のマスコミ粛正対象は、安倍から小池に変わった模様。
そして、共産党の敵は元民進全体に変わった模様。
立民は、一時の小池さんのように浮れている状態。
前原は、内部から粛正対象。
参議院民進党は、右往左往。
まぁ、激しいバトルはこれからですね。
安倍さんに敵意が向く以上の事が内部で今から起こっていくのだから、まぁいっかと思わなくてはいけないし、賢い国民は最も危ない状況は回避しました。
その最も危ない状況とは……
立憲民主党の拒否権阻止
立憲民主党の拒否権を阻止できたとういことです。
もしも、立憲民主党と共産と社民で3分の1の議席を確保することがあれば、国会内は今まで以上に荒れることになりました。
ですが、自民と公明で3分の2の議席は確保し、さらに希望と維新を合わせれば、国会の4分の3くらいの議席になりました。
希望は時間と共にバラバラになるとは思いますが、元民進党保守勢力が今さら立憲民主の人たちと一緒にやるとは思えないので、改憲勢力は今まで以上に固持はできますね。
立民が凄かった凄かったとマスメディアは盛り上げるけれど、実は勢力図で見るとたいしたことは全然ないのです。
ぶっちゃけ一時の維新だってこれくらいの人数はいたことがあるんですよ。
あっという間に、みんな消えて無くなりましたけれど………。。。。
なので、拒否権を阻止できたということは、やっぱり喜ぶべきだし、野党が無駄に分散化したことで、互いの恨みが大きくなったようなので、ここから益々彼らが彼らだけの憎悪の世界で戦うだけになるのだから、まぁいっかと思うべきだなと思うようになりました。
あまりに嫌いな政治家がやたら当選して、本当にげんなりしたけれど、選挙モードは今日で区切りをつけて、これからの時代に必要なことを一つずつやっていこうと思います。
コメントを残す