㊋100日後に死ぬワニ騒動で分かる、明確な世論変化

おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。

この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。

時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。

激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。

また「変わる、終わる、始まる」も月曜日の「今日から使えるマーケティング講座」と同様、お仕事で利用して頂けたら嬉しいなと思っていますので、こちらも朝7時に更新していきます。

こちらも朝のお供として、是非活用してくださいませ♪

 

100日後に死ぬワニ騒動とは?

「100日後に死ぬワニ」というのは、作者であるきくちゆうきさんが自身のTwitterで発表していた4コマ漫画です。

100日後(2020年3月20日)に主人公のワニが死ぬという設定で、昨年末(2019年12月12日)から投稿が始まり、先日(2020年3月20日)にワニは死に連載は終了しました。

この漫画は投稿の最中Twitter上で大きな話題となり、1投稿で30万を超える「いいね」を獲得する程人気になりました。

またこの漫画が「騒動」と呼ばれるようになったのは、連載が終了した2020年3月20日のことがきっかけです。

最終回直後に、商業的な取り組みの数々が立て続けに公開された事に起因します。

この商業的な流れが、いわゆる「ステマ商法」=「最初から裏で仕組まれたブームだった」という思いをユーザーに抱かせる事に繋がり、批判が相次ぎ炎上する騒ぎとなってしまったのです。

連載終了日の2020年3月20日には同作がTwitterのトレンドで世界1位となったそうですが、1位になった背景には、この炎上の影響も大きいでしょう。

また「100日後に死ぬワニ」をこの騒動きっかけに「知った」という人も多いのではないのでしょうか。

私は、その1人です。

またこの騒動は調べてみると、広告代理店などによる事前の思惑があって仕掛けられたものではなく、自然なムーブメントの流れで「こうなった」だけのもののようです。つまり、最初から設計図(企画書)があったものではないようです。

↓詳しくはこちらの記事で↓

ですから、「100日後に死ぬワニ」に携わる人たちから見れば、とんだ誤解によってとばっちりを受けてしまっていると言えるのですが、私が注目したいと思うのは、ことの事実(計画的なビジネスプランがあって行われたことなのかどうか)よりも、「ステマ的なものにはことごとく拒絶の反応を見せる世論」です。

注目するべきところはこの部分で、この部分をビジネスされる方はきっちり認識することが大事じゃないかなと思ってます。

 

「扇動されること」を拒絶する世論から見えるもの。

「100日後に死ぬワニ」は、作為的な意図があって行われたことではなかったものの、読者の多くがその動きに「商業的な作為」を感じて、拒絶し批判する騒ぎとなりました。

ここから見えることは大きく2つあります。

一つは「日本国民の情報リテラシーが急激に上がっている事実

もう一つは「国民は、メディアや広告代理店に『騙された』という認識を強くもっているという事実」です。

この点について説明をしていこうと思います。

まず「日本国民の情報リテラシーが急激に上がっている事実」です。

今でこそ、特にTwitterを利用される人は情報を吟味する事に長けるようになっていますが、ほんの数年前までは、このような環境は情勢されていませんでした。

ですから数年の時間の差で今このような騒ぎになっているだけで、もう少し前の時代であれば多分ここまでの騒ぎになっておらず大方の人は好意的にこの出来事を捉えていたのじゃないのかなと思います。

この変化は大きいと思ってます。

たとえば引き寄せの法則で5年前にブレイクしたHappyさんですが、彼女のブレイクは、入念な仕込みがあってこそのもの(彼女が引き寄せたとしているものにはそもそも台本があるということ)であり、もちろん彼女が著書やブログで語るような「偶然」によってもたらされたものではありません。

↓そこら辺の事を詳しく書いた記事↓

【スクープ】Happyの真実wwwwwww

2018年1月31日

【偽スピ報告書⑤】書籍から見える世界:著者別分析:Happy

2018年1月26日

そして、彼女の成功に裏仕掛けがあるということは、ある程度広告や販促の仕事をしてきた人ならすぐに気がつけるほど、お粗末なシンデレラストーリープロモーションで成り立っていました。

また私は、彼女が出てきた当初から(本を発売する前から)その傾向に気がついており、「今時こういう形でプロモーションして当たるものなのか?多分当たらないだろうな」と思っておりましたが、その予想は大いに外れ彼女は大ブレイク!

これには驚きました(笑)

そして「なぜこれくらいの事が見抜けないのか」と、当時の私は市場を悲観的に思ったくらいです。

しかしながら、この5年間の中で彼女のように大袈裟な嘘を平気でつき、多額を巻き上げる「詐欺と呼んでもおかしくないビジネス」をする人が沢山現れたことによって、言葉の裏を読んだり、事実をつなぎ合せて矛盾点がないのか考察する人が増え、その啓蒙も一般化しましたので、庶民は言葉そのまま受け取らなくなりつつあります。

また同時期頃から、メディアのおかしさに気が付く人も増え、メディアが意図的に扇動&洗脳をしていることにも気が付く人が増えました。

だからこそ現代は、作為的なものや意図的な香りがするのを拒絶する傾向が強くなりました

これは、実際がどうであるかということよりも「そういう感じが嫌い」と言えると思います。

そして、これが現状の世論ということでしょう。

ある意味これは、二元論的思考性が強く残っているからこその反動とも言えるので、「作為的なものや意図的じゃないものであれば、その扇動に乗っかってしまう」という裏返しとも言えます。だから、非常に危険な状態とも言えるのですが、「社会全体の情報リテラシーが向上して欲しい」と願っていた私からすれば、一歩前進です。

また、これまでの私たちの情報環境を牛耳っていたのはメディア&広告代理店であることは言わずもがななので、それが「②国民は、メディアや広告代理店に『騙された』という認識を強くもっているという事実」に繋がっていきます。

少なくとも現段階の民意は「メディアと広告代理店が発信する内容とは逆に動きたい」という欲求が強く現れていると言えます。

ということは、ここからしばらく民意はメディアが押す方向と逆方向に進む可能性が高いと言えるでしょう。

メディアはこの事態を前にして「どうしてだ?」「なぜなんだ?」と言った感じで頭を悩ませる事態になるでしょうが、メディアの情報を毛嫌いしている人口が増えているだけです。

そしてそうなってしまった理由は、いい加減な情報ばかりを流してきたメディア自身にあります。

相変わらずテレビはネットを目の敵にして「ネットでデマ情報が流れている」と言い張り、さらに「ネットのデマ情報に騙されるのはお年寄りが多いので気をつけてください」と発信し、お年寄りの誘導&洗脳に必死なようですが、そんなことをしているからどんどん嫌われている事実に気が付いた方が良いと思います。

またこの事例だけに留まらず、いたる所でこれまでとは違う世論が出現しています。その変化に耳を傾けておくと、新たなビジネス展開の糸口が見つかると思いますよ♪

 

ということで、今日のお話は以上です。

 

それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪

 

それから「変わる、終わる、始まる」の過去記事が読みたい場合は、TOPの「曜日企画」→「㊋変わる、終わる、始まる」を押して下さい。

今までの過去記事が見れます。

 

それでは今日も張り切って働きましょう♪

2 件のコメント

  • おはようございます!
    私はTwitterのノリが好きで頻繁に使っていますが、確かにこのところ私も含めTwitter民度が上がっている気がします。
    そのことは、ウイルスがとても貢献していると感じます。

    混在する情報を危険視する公的機関がアカウントを作り、ダイレクトに情報発信しています。厚労省をはじめ、専門家会議クラスター班ののメンバーや医療関係者、自衛隊も分隊ごとにアカウントがありますし、政治家ですと河野太郎氏が面白い上に真摯に情報発信していますので人気です。マスコミ通さなくても自分で情報取れるじゃん、という流れになっています。
    だって今は有事だから主要な記者会見は終了までライブ配信で見れるし、後で文字起こししてくれる人がいるから読めるし、読めるからこそメディアがいかに都合よく切り取ってニュースに流しているかよくわかります。逆に記者会見で愚問をぶつけるメディアが悪目立ちしてます。
    さらにはテレ朝のワイドショーでコメンテーターに暴言吐かれた厚労省がTwitterで反論とか、面白すぎますよね。

    他にも産経新聞、朝日新聞がネットニュースで非常事態宣言に関する情報(鉄道が間引き運転、理容室も休業対象)独自ネタで上げたものを名指しで、政治家が「これはデマです」とリツイートしてました。
    実際は噂レベルでまだ確定してないことを新聞社が先走って報道したようでしたが、みていると今までのマスコミのやったもん勝ちの手法が、非常事態によりSNS経由でぶっ壊されてる感覚です。

    • おはようございます。
      本当に情報空間は様変わりしていますよね。
      今新聞を定期購読している家庭は少なくなっていますが、ネットで複数の新聞社の論調を比較する人は増えていると思います。
      ですから、ある一定のイデオロギーに洗脳される人も少なくなっているだけでなく、SNSのおかげで誰もがメディアと対等に戦えるようになったのは大きいと思います。
      ようやく100年続いてきたピラミッド型の情報社会を終焉できそうですね。
      いろいろ大変なことは山積みではありますが、この一点だけを見ればかなり胸アツです。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

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