週刊誌の影響力を高めた張本人が言う事ですか?
2010年代はワイドショー政治の時代でした。
今年に入ってテレビが週刊誌の存在を否定的に扱うことが増えました。
その一番のきっかけとなったのは、やはりトークサバイバーでの渡部の暴露だと思います。
この時、ゴシップが壮大な額を動かすビックビジネスであったことに気が付いた人も多いかと思いますが、この驚きはテレビ局内部もだったのでしょう。
このような周知が起きた後に松本さんの事が起きたので、業界内でも私と同じような連想をした人が多くいて、それゆえ冒頭にリンクを貼ったような意見がワイドショーで散見される事態になっているのだろうと推察します。
ですが、私から言わせてみれば「どの口がいう?」でしかないですよ。
だって、散々週刊誌のネタを利用して、番組作っていたのはあなたたちでしょ?って話です。
特に2010年くらいから始まったワイドショー政治は酷かった。予算が少なくなった番組らがこぞって、だらだら延々と週刊誌のネタを元にした政治事情を話し続ける。
低予算でそれなりに視聴率が稼げるこの方程式は、フジテレビのバイキング代表格に位置づけながら、各社こぞって取り入れてやってきました。
が、その結果、さらに視聴者がテレビから離れることになったんですよね。
だって中身がない上に、ストレスが溜まるから。
しかもいちいち左の方向に世論を誘導したい意図が見え見えでしたから。
だから、結果的にはテレビが創り出そうとする世論と実際の世論がズレにズレまくって、メディアの盛大なる予想外しが起きてしまうという事態に発展していくことになりました。
やりたい放題やった結果、世間とのズレが大きくなったテレビはますます影響力を失っているのですが、これも自業自得。
さらに、この時代(2010年代)に週刊誌をネタに視聴率を稼ごうとせこい事やりまくってたのがテレビでしょ?
つまり、週刊誌の影響力のお膳立てをしたのがテレビ局なわけですよ。
そして自縄自縛になって、今さら愚痴をこぼす。
ってか自分たちの想像以上の金を稼いでいたことが許せないということでもあるんでしょうが、こういう事態を引き起こした最大の要因はテレビ局じゃないですか。
ほんと呆れてしまいますよね。
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