南伊勢の滞在時、とっても印象に残る出来事がありました。
自己啓発という名の宗教
南伊勢に滞在している時、ある人の講演会に誘われて行ってきことがあります。
その講演会案外盛況で、地元民のみならず県外からも多数参加されてたんですが……
講演会の目的を分かってやってきてる人とついうっかり来ちゃった人で、パっきり目の色が変わるというのを目撃しました。
ついうっかり来ちゃった人は、だいたい南伊勢の住人で
一方で県外からも足を運んだ人は、講演する人を崇拝してる人たちでした。
講演内容は、ゆるい感じの自己啓発セミナーだったんだけどね。
そこに潜んでいるビジネススキームは、ガッツリネットワークビジネスでした。
ついうっかり来ちゃった南伊勢チームも講演の途中から徐々に、「あれ?これってネットワークビジネスの勧誘だった?」って気がついていくことになり、終わった後は「やっぱそうだったよね?」っていう確認のための反省会をしたんだけど……
その時の反省会でとびきり話題になったのは、南伊勢チームと県外遠征チームの眼付きの差wwwwwでした。
なんかね…遠征までしてやってきたグループの人たちは、とにかくギッラギラしてるのよ。
みんな瞳孔開いちゃって、いわゆるキマッテルって言うしかない状態だったの。
ぶっちゃけ怖かったよ~。
で、その後あまりに気になってどうしてあそこまでみんな瞳孔開く状態になっちゃうのか気になって調べたら、
どうやら注目・執着っていう気持ちが、ポジティブな感覚でに前面に出るとそうなっちゃうみたいだね。
しかも、瞳孔が開いてる時って、感覚的にはリラックスしているような状態にも入ってるようだから、中毒性もあるんだろうね。
だからなんだろうね。
新興宗教的なモノに一旦嵌ってしまうと、なかなか抜けられないのは。
周囲から見てると、ちょっとおかしくない?行きすぎじゃない?っていう状況であっても、本人はそうじゃないって思っちゃうんだよ。だって、感覚的にはリラックスしてるんだから。
しかもそのコミュニティは、みんな同じように瞳孔開いちゃってるしねwww
より一層自分がおかしいとは思えなくなるのはある種の道理なんだろうね。
金、金、金だった…遠征組たち
自己啓発セミナーではいろいろ質問されて、自分たちが根本的に何を求めてるのか緩やかに聞かれたりしたの。
で…南伊勢のチームの求めることは大概、穏やかにみんなで楽しく生きていきたいっていう感じだったんだけど、
遠征チームは凄かった。
みんな金、金、金!
金持ちになったら幸せになれる。金持ちになりたい。
そういう欲が想像以上に渦巻いていた。
その状況を見て私は、「金」=「幸せ」が結びつくと、洗脳されやすくなって、瞳孔開いちゃうのかなって思った。
気を付けたいよね。
どんな場所にも学びがある
ただそのセミナーを受けて、私にも収穫があって、それは私は自分の人生に実は満足しているということが分かった事!
セミナーでは自己紹介で、「今日記憶喪失になったら、どんな人と友達になりたいですか?3人上げてください」と言われて、参加したメンバー一人ずつ答えていったんだけど、私の答えはこれでした。
- 幼馴染のはじ君とえみちゃんのどちらか
- 南三重に来て出会って気の合う人の中から一人
- 15年お世話になった会社の社長
この答えを見て、私は記憶喪失になっても今の自分になって、今の自分から今期待してる未来に繋げたい意欲が強いんだなと気がつきました。
誰でもない今の自分に満足してなかったらこんな答えにはならない。
そこに気が付けて本当に嬉しかったし、自信になった。
お金どうのこうのじゃなくて、今の自分に満足できる。何があっても今の自分でいたい、そう思えるようになったって、私にとっては大きな進化。
きっとそうなれたのも、やっぱり南三重に行ったからなんだろうな。
冒険して本当に良かった♪
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天上(1000回転しても当たってない)したパチンコみたいなもので、引くに引けなくなってる感じですね。自分で気づかないと教祖以外の他人の言葉は入りません。ある種の選民思想ですからね。
自分だけ救われようとしている者は、すでに不幸であることです。ただ、言葉が届かないものを助けて無駄なので、そっと距離をとるしかありません。
こんにちは。
自分だけ救われようとしている者は、すでに不幸である
この言葉じんときます。
結局「自分が、自分だけは」と思ってる時なんて何も上手くいかないんですよね。
経験上、上手く行く時っていうかミラクルが起きる時って「私はどうなってもいい」って覚悟定まった時だけに限られる気がします。
それではこれからも宜しくお願い致します。
こんにちは!久しぶりにコメントさせていただきます。
瞳孔が開いている人たちについて読んでいると、数年前にスピを入口としてネットワークビジネスに嵌っていった人を思い出しました。その人も瞳孔が開いていたような・・。
関係あるかわからないのですが、その人は、あまり寝ていないようだったのですね。
話を聞いていると、仲間内のミーティングや勉強会を夜中にしているようでした。
当時は昼のお仕事(そこそこハードと思われます)もしていたので、それを聞いたときは「え?昼間に眠くならないの?」と聞き返しましたが、「使命を全うしていると、寝ている暇なんかないし、眠らなくても大丈夫になるんだよ」みたいなことを言っていました。
睡眠不足にして思考を鈍らせると洗脳しやすいとも聞いたことがありますが、結局この人は体調を大きく崩していました・・・
瞳孔が開いているのも危うい感じがしますね。セミナーが終わってしばらく経ったら落ち込んだりしていそう・・。
独り言を失礼いたしました。
少し前の記事の強烈な女性の話なども興味深く読ませていただきました。これからも楽しみにしています!
こんにちは。
多分なんですが、瞳孔開いちゃってる時って高揚してるはずなので、アドレナリンもかなりの量が分泌されてるんじゃないかなって思うんですよね。
それもあって眠らくならないんだとも思うんですが、
アドレナリンが大量に出てしまうと、その後鬱が襲ってきやすい傾向があり、それは私たちが持ち合わせてる体の道理です。
そういう状態を敢えて自分で作って繰り返していくので、心も身体も壊しちゃうんだろうなって思います。
それではこれからも宜しくお願い致します。