㊋変わる!地方の若者の都会に対する意識

おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。

この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。

時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。

激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。

朝のお供として、是非活用してくださいませ♪

 

「とんぼ」な意識は消えている?

地方生まれの私が幼少期や青春期を過ごしていた頃、東京はとてもとても遠くなものでした。

個人的な感覚として持ち合わせていた東京のイメージは、まさに長渕剛の「とんぼ」そのものでした。

 

ですから、短大を卒業して、あれよあれよと渋谷で女子高生マーケティングをしている会社に拾われた時は、物凄い高揚感がありました。と言っても、私の勤務地は名古屋なんですけどね(笑)。

でもスゴイ都会と仕事しているみたいな高揚感が私にはありました。

そして出張で東京に行く時も、田舎者に見られないようにとドキドキしたものでした。

 

実際にあの頃、東京と地方はとてつもなく違ったし、完全に別世界だと今でも思ってます。

 

だから、都会に憧れたし、都会に合わせようと自分なりに頑張ってたけど、今の若者見てると、そういう感覚すらないんだなぁと思わされます。

 

都会って感覚が薄らぐ若者たち

同級生の子供たちが、高校生や大学生になって行動範囲が広がりました。

ただ、その行動範囲の感覚が私たちの時代とは全然別物だなといつも思わされます。

今時の子って、みんな軽く東京や大阪に遊びに行くんですよね。

しかもそこに意気込む感もなく、ごく普通に。

お目当てのアーティストのコンサートだのイベントだの、はたまたオシャレなカフェなど……それ名古屋でもいいじゃん!って思うようなレベルの話で結構普通に行っちゃうみたいなんですよね。

私が学生の頃東京に行くとしたら、東京ディズニーランドオンリーだったけど、今時の子たちの選択肢と行動範囲は限りなく広い。

ここにネット世代との違いを改めて感じています。

彼らはネットでいろんな情報収集ができるし、乗換検索サイトを使って乗換も簡単にできるから、持ってる情報がうちらの頃とは全然違う。

だからこそ、行動範囲が広がって、そして東京に凄まじい憧れやコンプレックスを持つこともなくなっているんだと思います。

知らず知らずのうちに広がっている感覚だから気がつきにくいけど、この意識変化がもたらす産物はきっと大きいだろうなと思ってます。

また今の時代がやはり〇で動いていることの象徴だと思っています。

昔の時代は、何かにつけて二元論で、何かにつけて高みを目指すことが当たり前のピラミッド世界であって、だから日本の頂点である東京へ、誰しも自ずと憧れを持っていたのですが……

今時の世代はそういう感覚自体がなさそうです。

 

こういう感覚が無くなっている人たちが作っていく社会はどんなものになるのでしょうね。

きっと今よりボーダレスなフラットな社会になるのかなと、私は思っていますが、皆さんはどう考えますか?

 

ということで、今日のお話はここまで!

 

 

それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪

 

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2 件のコメント

  • 昔は情報がない分、想像力は豊かでしたね。
    ただ、知らないって事を利用されて、〇〇しないと上には行けないなど、利用されてたと思います。
    選択肢はいくつもあったり、上に行く必要もないのに。

    現代の手軽に情報が入るのは、ある意味どこでもドアだと思います。体が行ってないだけで、頭は行った情報が入ってるんですよね。だから凄いなーと思いますし、まだまだ発達する世の中は見てみたいです。

    • こんばんは。
      情報を支配されることによって、洗脳が可能になるんだなと最近つくづく思わされます。
      しかも、過去の時代は道は一つでしたしね。
      だけど今は幾らでも道はあって、好きな道を選べることが当たり前になってる。ただ選んだ道における選択肢は、結局過去と変わらずだいたい2択なんですけどね(笑)
      そこら辺のことが分かってくる子供たちがこれからどんどん増えそうな気がしています。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

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