この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。
時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。
激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。
朝のお供として、是非活用してくださいませ♪
珍しくちょっと先の未来予測でもしてみましょう
このコーナーは現実を俯瞰するためなので、10年後なんつーちょっと遠い未来についての言及は避けるようにしているのですが、
タイトルにした通り、10年後、都会という環境を、世の中がダサく感じるようになるのは間違いないだろうなと思ってます。
っていうか、ちょっと前のワークマンを扱った記事でも
それからコロナが始まった当初も
そしてコロナが始まる前の段階でも
変わらず「都会の優位性は薄れた」って書いたんだけど、それは今だから思うこと。
10年後は、優位性が薄れたという状況でとどまっているはずはないんですよね。
つまりこの状況はもっと広がるということ。
優位性による特別感が無くなれば…
インターネット環境が浸透する前の社会は、都会の優位性はとんでもなく高かった。
だって、金と物と人と情報が集まるのは都会だったから。
だけど、インターネットが社会に馴染んだ現代は、金と物と人と情報が集まるのは、都会に限定される話ではなくなりました。
都会は上記したメリット(金・物・人・情報が集まる)が強かったから、家賃などの固定経費が高くなるのも必然だったけど、その優位性がどんどん失われれば話は別。
都会の環境に拘ってやたら高い家賃で生活したりするのは、ただただダサいっていう目線にどんどん切り替わっていくんだろうなって思ってる。
そしてどんどんそんな切り替りが行われた後には、もはや「ダサクね?」ってことになってるんじゃないかなぁなんて思ってるよ。
10年後にはそうなってるんじゃない?なんて思ってしまう。
都内の人口流出がこれからどの程度高まるかは分からないけど、これまでが集まり過ぎてたから、半分くらいに減ってもいいんじゃないかなって思ってる。
そして、人口減に悩んでいた地方への帰還や移住は確実に高まるだろうから、偏り過ぎていておかしくなっていたバランスはかなり是正されることになるんじゃないかなって考えている。
覚えてる?10年前のメディアと広告代理店
今時は、テレビとかのメディアは「マスゴミ」なんて呼ばれて蔑まされているけれども、10年前ってこれほどじゃなかったんだよね。
確かに10年前にもそういう傾向は既に出ていたし、問題提起していた人もいたけれど、もちろん今ほどじゃなかった。
実際、今から10年前に苫米地英人が「電通を壊さないといけない」っていう内容の挑戦的な本を書いたけど
当時は電通をぶっ潰すなんて絵空事に聞こえたもん。
電通にもメディアにも問題はあるけど、だからと言って誰にも止められないと思ってた。
けど、あれから10年経って状況はどうだろう。
あんなに胡坐をかいていた、テレビ、新聞、広告代理店は、リアルに赤字続きで倒産するのもリアルに思える状況になってきた。
案外10年って変わるんだよね。
そして状況が真逆になったりするもんなんだよね。
だから、同じような事が「都会」というファクターにも10年後起きてるんじゃないかなって、私は思ってる。
みんなはどう思いますか?
ということで、今日の話はここまでです☆
それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
それから「変わる、終わる、始まる」の過去記事が読みたい場合は、TOPの「曜日企画」→「㊋変わる、終わる、始まる」を押して下さい。
今までの過去記事が見れます。
熱田神宮詣の帰りなどで名駅や栄、大須など訪れて思うことは、買うものが何もないと言うことですよね。
荷物が多くなるのが嫌で、且つ宅配を手配するのも面倒になりました。見ながら、Amazonや楽天などを開きながらポチッとするだけですから
生活必需品は近所で済ませすから尚更。
確かに。
昔は都会(繁華街)に行かないと、買えないもの&手に入らないものが沢山あったから行く必要があったけど、今やラグジュアリーブランドですら通販やってますからね。
娯楽もオンライン配信で都会と同じ臨場感をまま味わえるし、となるとほんと必要性がことごとく減っちゃうんですよね。
それに大概のものは近所のスーパー&ドラッグストア&ホームセンターで事足りますしね。
都会に憧れるのもある種必然性があってのことで、その必然性が失われたら、当然そうなりますよね。
それではこれからも宜しくお願い致します。
神社とお寺と温泉と宿は、変化はあれど需要があることがわかりますね。
確かに、古から続く文化は変化が激しい時代ほど心の拠り所になりますからね。
こんにちは。
私は都会生まれ&都会育ちで今も都会に住んでいるのですが、10年後はやはり「わざわざ高い家賃費やして都会に住むのはダサい」という風潮になっているだろうなぁと思います。中心地の空き店舗がかなり増えていますしね。
経営者・起業家界隈でも、以前は港区などのキラキラ地域に住んでいないと相手にされない雰囲気で情報も入ってこなかったそうですが、本当に堅調な経営者ほど地価の低い(でも安全性の高い)区域に住んでおり、そういう人が「わかってるね~」と言われるようになってきているそうです。
実際、銀座も六本木も渋谷も、以前のようなキラキラした活気はなくて、浅草、谷中などの東東京エリアが「ここにしかない味わいがある」と若い人にも人気なので、人々が求めるものも確実に変わってきているのだと思います。
こんにちは。
人が減ったら、東京が江戸に戻れそうな感じがしますね。
また県外人に侵略され過ぎた状態を地元民に戻す機会になっていきそうな感じがしますね。
私は仕事上、渋谷には定期的に行くのですが、再開発もあって昔とは全く違う街になってますよね。
でもヒカリエ系の新しい場所は浮いていて、109を中心とした古い場所はあからさまにさびれてて、街として落ち着かないです。
ちょっと前の価値観と今の価値観はがらりと違うのだけど、そのちょっと前の価値観のままに渋谷は再開発し続けてるから、後々大変なことになるのかななんて思ったりしています。
それではこれからも宜しくお願い致します。
「帰れマンデー」という番組は、そちらでもやってますてしょうか?
サンドイッチマンやタカアンドトシが田舎で飲食店を巡る過酷な散歩番組なんですが、観てると山奥に大使館で料理人してた人がこじんまりとフレンチのお店をしていたり、築地で修行した大将のお寿司屋さんがあったり、材料を吟味したケーキを出すカフェがあったり、食べ物も都会と変わらなくなってきてますね。
いつだったか、某牛丼屋が田舎の人は粗末なもんを食ってるであろうニュアンスな発言をして顰蹙買ってましたが(笑)
大物は大抵地方出身者、とマツコ・デラックスさんが仰ってまして、私もそう思うんです。
手塚治虫、石ノ森章太郎、藤子不二雄、高橋留美子、水木しげる等ヒット作出す漫画家さんは地方出身者の方が多いですし。
最近の「進撃の巨人」「鬼滅の刃」の作者たちもそうですし。
なんか東京には映画館、美術館、博物館が充実していて、感性磨くにはもってこいな感じがしますが、自然があって、人の交流があって、その地方の独特の文化の色彩が、感性を磨く何かがあるんでしょうね。
こんにちは。
帰れマンデーは観たことがないんですけど、田舎になんかすごい人が店やってるっていう空気感が増えているのは私も感じていますよ。
インフラが整って、都会と田舎の差が本当になくなってきているんですよね。
漫画家や作家、さらに芸術家が都会に集まっていたのも、かつてのインフラ状況だからであって、ネットでデータを簡単に送りあえる環境になった今では、そういう人こそ都会にいる必要がなくなって、パソコンあればどこでも作業ができるっていう風に変わってますからね。
今後益々変わっていくでしょうね。
それではこれからも宜しくお願い致します。