基礎が整ってないことで起こりうることは、全て同じなんだなぁ~。
バンガロー研修で私が学んだこと
今回の野外学習では、ひもろぎ苑(高山先生が運営するキャンプ場)独自の体験型学習であるバンガロー研修を行いました。
バンガロー研修をされている所を傍目にみていた事はあったのですが、実際に自分がやるのは実は初めて。なので、私も参加者の1人の立場としてこの研修は入らせて頂きました。
そして、傍目で見ているのと実際にやってみるのではこんなにも違うものなのだなと、改めて感じましたし、
また、物事の原点にあることは、全て同じなんだなと言うことを知りました。
今回参加された方それぞれの中で、それぞれの学びがあったかと思うのですが、ここでは私がバンガロー研修を通して感じた事を書きますね。
やっぱり基礎か、基礎なのか。
先ほどの記事↓
でもお伝えした通り、バンガロー研修は、バンガローを組み立てるための、材料や機材は用意されているものの、組み立て方法は自分たちで、考え・相談し、発見しながらやっていく事が趣旨の学習型アトラクションです。
ですから、基礎作りから行い、そして床を張り、壁を立て、屋根をつける作業をしていくのですが……
何より大事なのは、基礎。水平を作ること。
土台を水平にしていく作業。
どうしたら水平が作れるのか考える時間が一番悩みます。
水平を確保できて初めて床が張れるようになるのですが、逆に言えば水平が担保できない場所では家屋は作れないということで、だからこそ水平が必要です。
写真は、視覚で感じていた水平の感覚と数値を図り理論的に導き出した水平の感覚はこんなにも違うものかと呆然としている私です(笑)
家を建てる時に水平が必要な事くらいは知っていますが、そんなこと普段の生活では全く意識しておりませんでして……、だからこそ改めて基礎の重要性を理解しました。
また基礎で小さな歪みが発生していると、家屋は上手く作れません。
私たちが作ったバンガローは、基礎に小さな歪みが発生していたため、何とか建てれたものの歪でもろいものになってしまいました。
とはいえ、基礎で起きた歪みはほんの小さなものです。
しかしながらこの小さな歪みはどんどん大きな歪みを生じさせるものになるのだなぁとしんみり思いました。
特に、最近書いた本(ほんの少し見方を変えたら)では、本質について書かせて頂いております。ですから、改めて本質の捉え違いや本質を見失うこと、それから本質からずれた事をすることは、建物の基礎で歪みが発生するのと同じ事を引き起こすんだなと確信できました。
私たち現代人は、人間としての基礎、日本人としての基礎がきちんとできていないままに大人になり、それぞれの解釈ややり方の中で問題解決しようとするからこそ、問題解決できない世の中になっているのだなとも思いました。
どんなに面倒臭くとも、トラブルの原因は基礎にあるのですから、基礎から見直さなくてはなりません。それをせずに付け焼き刃な形で処理しようとするから、さらにまた問題が増えるだけのことなのだなと、視覚で体感できたことは大きいです。
やっぱり、大事なのは、見た目でもお金なのではなく、普段は見えない場所にある人としての基礎なのだと。これが大らかな人生を歩む中でどれほど大事なことか、確信しました。
基礎に歪みが生じれば、どんなに大きな家であったとしても脆いです。
今は何かと見た目重視ですが、そこに心奪われて基礎を見ていないから、トラブルばかりになってしまうのかもしれません。
また、どんなに見た目が悪かろうと基礎さえしっかりしていれば、強い家になるということは、人生に置き換えれば、基礎をきちんと行えば、強固な自分になれるのだなとも思いました。
反対に現代人の脆さは、やはり日本人として適切な教育や指導が施されない環境に陥ってしまったことに原因があるのだなとも思いましたが、他人のせいにしたところで、やはり問題は解決されません。私たちができることは、それぞれが基礎からやり直すことしかありません。
少々面倒臭いかもしれませんが、歪な状態で生き続けるよりもきっと健康的な心で人生を送り直せるのではないかなと、経験上私は思っています。
そして、そういう過程を行う人が増えることによって、敗戦によって失わざる終えなかった日本を一つずつ日本を取り戻していき、誰もがしっかりした基礎の上で、逞しい人生を送れるようになったらよいなと思いました。
個人的感想、失礼致しました☆
それではまたね!
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水平というのは、簡単なようで難しく。難しいようで簡単というのが面白い点です。
鉄腕ダッシュで心に残った言葉があります。
「水は正直」
そういえば、神社やお寺には必ず池がありますね。
こんにちは!
「水は正直」
うならせる一言ですね。
本当に水平は簡単でシンプルなのですが、何故か難しい。
人間の本質も簡単でシンプルなのに、何故か難しい。
全ての道理は同じように作られているのだなと改めて感じました。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。
水は正直 って事に気づく事が
明鏡止水なのかもしれないですね。
今思いつきました。
グランディングは垂直に大地に立つことで
天と地を結ぶ人になるということでしょうから
あぁぁぁなるほど!と私も思いました。
いつも開眼に繋がるお言葉をくださりありがとうございます。
これからも宜しくお願い致します。