【お便り】一般的な感覚の人が持ち合わせるスピ系に関する疑問

2018年12月7日

読者の方から、

スピ系の人は「お金はなくても大丈夫」から始まって、なぜか最後は「楽にお金を稼ぎませんか?」的な所に話が収束するのでしょうか?

という素朴な疑問のお便りを頂戴しましたので、お答えします。

 

 

最初にお便りをご紹介します。

はじめまして。

私は神奈川県在住の男性会社員です。
先日、ふとしたきっかけでこのブログを見つけて読ませていただきました。
とても驚きと関心で、心が一杯になりました。
このご縁に感謝しています。

少しだけ私の話をさせてください。
私は今年になってから断酒をしております。
お酒の誘惑に負けそうになったので、読書をして気分を紛らわせていました。
その時、仙台で活動されている黒澤さんという方のブログを読み、成功哲学と精神世界に深い興味を持ちました。

そこから一気に関連書籍を読みました。
このブログでも出てくるような著名な方々の本も読みました。
幸い(?)、私は科学的なことが好きだったので、「量子」に関するスピ系の方々のご説明に疑問を持てました。
そこからスピって本当なの?という疑いを感じ始めました。

スピ系だけでなく心系の方々による書面も注意深く見ましたが、どうもしっくりきません。
先にも触れました黒澤さんも自己啓発の業界では著名な方とのことでしたが、冷静になって文章を読むと、そこには「金銭」に関する記述が目立っていることに気がつきました
まぁ、お金はないよりもあった方が好ましいです。
それと、私の少ない経験ですが、自己啓発系の方は何かと語彙力に長けているので反論も正論っぽく聞こえますし。

話がそれましたが、黒澤さんだけでなく、他のスピ系の方々も金銭に関するお話しはとても多い気がします。
それも「お金はなくても大丈夫」から始まって、なぜか最後は「楽にお金を稼ぎませんか?」的な所に話が収束しています。
この業界が素人なので言葉足らずだとは思いますが、どうして色々な方々のお話はお金にたどり着くのでしょうか?
一方で「お金がなくても幸せになってもいいんです!」と言い切っている場面も多いですし。
どうも何かを信じるということは、お金がかかるみたいですねw

私はお願いと言うほどではありませんが、毎日あったことを仏壇の前で感謝している程度しか出来ていません。
だからお金持ちになれないのですかねww

初めての投稿で長文をお許し下さい。
引き続き、勉強をさせていただきます。

さっそくこの疑問にお答えしていきたいのですが、投稿者さまがスピ系の最初の入り口となった方とたまたま私は妙なご縁がございましたので、先にその方の人物像だけはお伝えしておこうと思います。

 

事実を書かれたら、名誉毀損とのたまうのが教祖さまかも。。。

実はここに書かれた黒澤さんと私は随分前からトラブルが続いています。

彼との出会いはこの投稿欄に書かれた一つのコメントでした。

ある読者様が、「母親がこの方のセミナーを受けようとしているが高額なので心配になった、信用しても良いか?」という内容を投稿されました。

私はありがちなスピ系ビジネスのパターンだからやめておいた方が良いと伝えました。もしも、やりたいのであれば外に評判が漏れ伝わってきてからでも遅くないと伝えました。

 

どうやら、このコメントが教祖さま及びそのスタッフにとっては非常に困る内容だったようで、アメブロのメッセージに付き人と称する方から削除依頼が届きました。

私がそのメッセージを無視していると、今度は教祖さまご本人から削除依頼がこちらのコメント欄に届きました。

私は両論併記こそが情報社会である現代の在り方であるということを教祖さまにもお伝えした上で、教祖さまのコメントも全文掲載させて頂きました。

 

ここで、彼との一期一会なご縁は終わったかと思いました。

ですが終わりませんでした。

 

それから数ヶ月して、今度は教祖さま本人から名誉毀損を趣旨としたコメントの削除依頼が私が利用しているサーバー経由で届きました。

↓詳細記事↓

以前のコメントのやり取りでは教祖さまは、自身が販売しているセミナー金額について何も言及しなかったのにも関わらず、一番最初に投稿された方の金額が事実無根であり名誉毀損に当たると主張されました。

法的文章が一方的に届けられるストレスはとても大きなものです。

正直、私はもの凄い強い恐怖に襲われました。

 

さすがの私も彼の言うがままに主張を飲み込み応じようかと一瞬思いました。

しかし、この面倒臭さを受容れる体質が戦後の問題を大きくしてきた元凶だと私は思っていたので、面倒臭いけれど納得できる所まできちんと話し合うことにしました。

私が主張したのは「セミナー金額が事実無根である証拠をください」ということだけでした。

上記のブログは、直接的に彼の名前を出した訳ではなかったのですが、仙台ではそこそこ有名だったこともあり、実際にセミナーも受けたことのある読者さんがこちらにコメントを寄せてくれました。

その時に「どうやらコメント欄に書かれた金額は事実無根ではなさそうだ」という事に気がついたので、その読者さんにお願いして実際の金額を教えてもらいました。

その結果、あのコメントは事実無根どころか、正真正銘の事実であることが立証されました。

↓詳細記事↓

私はその事実をサーバー会社に書面で返却して、彼の返答を待っている所ですが、未だに返答はきません。

表上綺麗な言葉を使い、「自分の考えに染まればあたなたは幸せになる」と言っている人たちの裏の実態はこんなことの繰り返しなのだろうと私は思っています。

 

教祖さまの話が長くなってすみませんでした。いよいよ本題に入ります。

 

スピ系&セミナー系は、本業で勝負できない人のマストアイテムかと。

 

ここ数年、いわゆるセミナー系ビジネス産業は、需要を軽々超過するほどの供給過多と言える状況になりました。

これは「FBなどのSNSを広告ツールとして利用すれば、素人が起業しても成功できる」という浅はかなデマにのせられた人が多数いたためです。

このブームにあやかって所謂スピ系という情報商材もおかしな方向に一気に花開いていきました。

ただしこのブームに乗っかって成功を夢見る人たちのビジネス手法は一辺倒でした。

業種問わず誰もがみんななぜか、「人に教えることでお金を稼ぐ」ビジネススキームで成功者になろうとしていました。

ご投稿者様が疑問に思われた一番の部分は、「彼らの根底には人に教えることでお金を稼ぐビジネススキームが常にあることを知らなかったからだと思います。

 

私はこの一年なぜだかよく分からないけれど、彼らの日常を観察することが日常となってしまいました。そして気がついたことがあります。

それは、彼らはスキルがないのに、人に教えたがるということです。

もっと言えば、彼らはスキルがなく仕事がもらえないからこそ、人に教える手法を取ってお金を得ようとしているとうい事に気がつくようになりました。

 

たとえば、イベントディレクターの仕事をしている人であれば、フリーになってもどこからか連絡が入ってディレクターの仕事を頼まれるのが普通だと思います。

人に教えるなんて労力と時間を使うビジネススタイルよりも、現場で仕事をしてお金を稼いだ方が効率的だと誰もが思うはずです。

しかし、FBやブログで起業コンサル的なことやりたがる人は、素人の癖してプロ気取りで自分のスキルを人に教えたがります。

これは、現場がないという裏返しなのだと私はある時から思うようになりました。

会社を退職してフリーになるためには、それなりの経験値と人脈が必要かと思うのですが、多くの人はそれを持ち合わせずしてフリーになってしまったのでしょう。

そして、どこで聞き入れたのやら、ブログやFBで自分の認知と人気を高めれば、仕事が回転するという浅はかな考えが真実だと思い行動してしまったのだと思います。

だからこそ、スキルや経験もないのに、ファン集めのような形でまずはセミナーなどを行いながら金稼ぎをしていくビジネススキームに没頭しているのだと気がつくようになりました。

さらに、コンサルと称してスピキラ系起業家にセミナーを行う人たちは、敢えて間違った方向性を受講者に提案して、不必要としか思えない経費を受講者に使わせていることにも気がつきました。

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普通の社会人経験があれば、何かがおかしいと途中でみんな気がつくものですが、なぜかそこに嵌まる人たちはどうしてなのか気がつきません。

結局、彼らは社会人時代の間に持ち合わせたスキルや技能で商売する力を持ち合わせていないのだと思います。だから気がつけないのだと思います。

そして、たいしたことのない自分のスキルを大層なものに見せかけた情報商材に転換し、それを切り売りするしか、ビジネス構築できないのだと私は思います。

また、実力がないからこそ、洗脳商法と呼べるべきものに手をだしていくのだろうなとも思います。

本来、商売・商いというものは、その場その場で完結できるからこそ互いに気持ちが良い物ですが、スピ系&セミナー系ビジネスをやる人たちは、自分の元に集まった人が=資金源となっていきますから、そこに留まってもらえることばかりを考えるようになるのだと思います。

 

そのため彼らのビジネスはどんな入り口であれ、必ずそこで完結できるようなビジネススキームにはなっておらず、会員的な形を作った上でルーティーンにその人たちを回す、言わばマルチビジネスorネットワークビジネス的な構造を作り出します。

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スピリチュアルなどの精神世界というのは、本来であれば一期一会な関係であることが望ましいと私は思います。

たとえば、一時的に私のブログを熱心に読んでいたとしても、いずれ私の情報が必要となくなることが、私にとっては一番有難いことだと思っています。

しかし、それが商売の軸になってしまうと、卒業されることは売上減少と結びつくため、卒業されないように試行錯誤していかなくてはなりません。

さまざまな団体がカルト化していってしまう側面には、このような資本主義に生きざるを得ない社会性があるとは思うのですが、一番の問題は彼らにフリーでやっていくだけの実力がないのにフリーになりたがる所だと私は思っています。

 

スピ系の話は、スピを装った営業手段です。

結局スピ系の人たちの話が、

「お金はなくても大丈夫」から始まって、なぜか最後は「楽にお金を稼ぎませんか?」的な所に収まるのは、そもそも彼らの目的がお金を得ることだからです。

そしてこのような形を取るのは営業としての常套手段だからです。

だいたい精神世界に希望を見いだそうとする時、人はなにかしらの不満を抱えていたり、挫折したりしています。そしてお金も無いことが多いでしょう。

だから入り口としては「お金はなくても大丈夫」という読者の思いを汲み取る所から始まります。そしてありがちな真理を羅列して、相手との信頼関係を築きます。スピリチュアルなんてものは、最終的には答えは大概同じ所に行き着きます。ですから、誰が語ろうと真理を語ってさえすれば表面上は人格者のように映ると思います。

だから、彼らはスピリチュアルという分野を安易に利用するのだと思います。真理を理解しているように見せかければ、相手との表面上のラポールは形成しやすいですからね。

「お金はなくても大丈夫」という入り口から始まったのにも関わらず、「あなたもお金稼ぎができるよ」と最終的に彼らが言うのは、ラポール構築後のクロージングに過ぎません。

そこからが彼らの本当の商売です。

そのために彼らはスピリチュアルなどを利用しているに過ぎないと私は思ってます。

 

 

こんな彼らの考え方は浅はかだと思っています。

たった数年の間で、スピキラ系が落ち目となっている事実が彼らの浅はかさを物語っていると思います。

とはいえ、情報流通がマス系からバイラルに以降するしばらくの間(具体的には2000年代後半から、2015年前まで)は、ネットで有名人なることで、本人が想像する以上の金額を手にすることができたのは確かだと思います。

ただし、それは情報流通の形がバイラルに定着する期間限定としてあり得たビジネスの形であって、2016年以降は情報流通は全てバイラルであるという考え方を持ち合わせなければ、全て上手くいきません。

だからこそ、一気にスピキラ系のメッキが剥がれて、彼らはあっちこっちの火種となり炎上し続けているのです。

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ちなみに、コメントに書かれた教祖さまと私の中で起きたトラブルが未だ解決に至らず、そして解決しないままどんどん教祖さまの立ち位置がピンチになっている原因は、教祖さま自身がバイラルという情報環境を根本的に理解できておらず、威圧すれば情報統制できるという過去の幻想の中に生きているからだと私は思います。

 

コメントを頂いたきしさん、伝わりましたでしょうか。異常に長いお返事になってしまい恐縮です。

どうぞこれからも宜しくお願い致します。

 

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