【特別公開】だからスピリチュアルに騙される

2018年7月17日

思いの他、昨日発売した電子書籍を購入してくださっている方が多いので、この企画をするべきかどうか悩んだのだけれども、これは発売する前から「やる」と決めていた事なので、やることにしました。

AMAZON売れ筋ランキングTOP10入り(思想・哲学部門)

ほんの数日前まで、自分の書籍を自分で編集作業している時は思いもしなかったのですが、今朝のランキングでまさかのTOP10入り(思想・哲学)しておりました。

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本当に皆様、突然の発売なのにも関わらず、ご購入賜りましてありがとうございます。

それから沢山のシェアをしてくださり本当にありがとうございました。

AMAZONで電子書籍発売するということで、何が起こるのか全く予測できていなかったのですが、純粋にカーネギーとか苫米地英人とか、ナポレオンヒルと一緒のページに自分の名前が載ってしままったことが嬉しいです。こんなに嬉しいことなんだ!ってびっくりするくらい嬉しかったです。

このような思いを味わえたのも、皆さんのおかげです。

恐縮するばかりですが、本当にありがとうございます。

 

 

発売前からやろうと思っていた企画のこと

今日の記事は、書籍の一項目の全文をブログで公開します。自分の予想以上に沢山の方が購入してくださっている現状を考えると、やらない方がいいのかなと悩んだりしたのですが、これは発売する前からやろうと決めていたことなので、やっぱりやることにしました。

購入頂いた皆様、1項目だけ公開しますが、書籍はこれだけでなく全部で33項目ありますので、どうかお許しくださいね。

では、これだけは公開しようと思っていた項目の文章を今から掲出します。

 

だからスピリチュアルに騙される(電子書籍:第二章より)

ここ最近、「幸せになること」を目的としたスピリチュアルの分野で俄然人気を誇っているのは「思考は現実化する」という考え方でしょう。引き寄せの法則を筆頭に、自分の気分や思いによって現実が創られるという事象は注目を浴び続けています。

ちなみに「思考は現実化する」は、スピリチュアル発祥の言葉ではなく、ナポレオン・ヒルが提唱した成功哲学の有名な言葉で、起源は成功哲学にあります。

スピリチュアルと成功哲学は似て非なる思想ですから、同じように扱えば必ず矛盾が生じます。そのため、双方の考え方を取り入れて実践すると、望む結果が得にくくなってしまうのですが、「とにかく楽して、幸せになりたい」がモットーとも言える昨今のスピリチュアルでは、このような自己啓発的哲学までもがスピリチュアルな手法の一つとして取り入れられています。だから、どのような考え方でスピリチュアル教祖様たちが「思考が現実化する」提唱しているのか、ここについては充分注意を払う必要があるでしょう。

 

ただし、「思考が現実化する」ことは事実ですので、この道理が理解できた方が生きやすくなるはずだと思います。

なぜなら、私たちは必ず無意識的にであったとしても、何かを考え行動をし、それが現実として現れるという手順を常に踏んでいるからです。私たちは普段自分の思いがどのような行動を作りだしているのかあまり意識していませんが、ほんの少し頭に過ぎった思いや考えによって、常に体は勝手に動き出します。

たとえば家にいる時に「喉が渇いたな」と思ったとしましょう。すると、人はそう思ったと同時に、自然と足が冷蔵庫に向き、冷蔵庫の中から今の気分に一番あった飲み物を探し出します。さらにコップを取りに行き、飲み物をコップに注ぎます。そして、ごくごくとそれを飲み、喉を潤します。

他の例も挙げてみましょう。

たとえば「部屋が暗いな」と思えば、部屋の電気のスイッチを押したりして部屋を明るくするでしょう。部屋を明るくするために私たちは、腕や足や目などを無意識的に使って現実化を引き起こしていますが、ここに私たちはなかなか気がつけません。

だからこそ、「思考は現実化する」という言葉を聞くと、普段の日常とは別の「特別な作用」である錯覚をしてしまいがちです。そして、このような錯覚によってスピリチュアルという世界から抜けられなくなり、さらに目標達成すらできない沼を創り出します。

しかしながら、先ほどの例題のように思考が現実化することが当たり前のこととして体感しできてくるようになると、「思考は現実化する」のではなく、「思考から現実が生み出されている」という物理的原理が存在しているだけだということに気がつくようになります。

法則というよりも「思考から現実が生み出されている」というのは単なる道理なので、特別視する必要もないことないと思うようになるでしょうが、スピリチュアルに没頭している人ほどその当たり前のことに気がつけなくなります。

なぜなら、スピリチュアルに没頭している人の多くは、自分が如何に幸せになるかを考えている人が多いのですね。第一章でお伝えした欲を携えた夢に翻弄された挙げ句、サスペンス状態に陥り、その状態でスピリチュアルな力を使って自己実現を引き起こそうとするから、概ね視野が一般人よりも狭くなっています。

だからこそ、自分にとって都合の良い現実だけを自らの思考で創り出そうとしてしまうのですね。もちろんそんなサスペンス状態の思考を利用して何かしたって上手くいくはずもありませんから、四苦八苦した挙げ句、教祖替えなどをして苦しみを増やす行為を続けているように思います。

幸せを掴もうとして苦しみを増やしている理由は簡単です。

第一章でお伝えした通りそもそもの幸せの定義を多くの人が間違えており、その間違っている部分に気がつかないまま思考の現実化を図ろうとしているからです。

 

「喉が渇いたな」と思ったら、飲み物を摂取すればその願望は叶い消えていきます。

「部屋が暗いな」と思ったら、部屋の電気をつければ、その願望は叶い消えていきます。

 

それと同じように、「幸せになる」ということも、この目標達成に適う行動さえすれば、幸せというのは一時的でなく恒常的に感じられるようになるのに、その道理に沿った行動をしないから、ずっと喉が渇いた状態や部屋が暗い状態の中にいざるを得ない状況になっているだけなんですね。

さらにスピリチュアルに没頭気味な人たちに共通するのは、幸せというのは目に見えない世界であるがゆえに、現実の誤認まで引き起こしてしまっていることでしょう。

つまり本当は「喉が渇いている」状態が事実なのに、そこに向き合わず「私の喉は潤わされている」と思い込もうとしたり、「部屋が暗い」状態が事実なのに、そこに向き合わず「私の部屋は明るい」と思い込み、敢えて事実を自らの力で誤認させているとも言えるでしょう。現実と向き合わず「自分は幸せだ」と思い込もうとした所で、何も解決はしないのですがね。

確かに、無理すれば一瞬だけは幸せに思えるかもしれませんが、それは無理してそう思い込んだ時だけに現れる現象です。もしくは、世の中の人とは乖離した幸せの基準を持ち合わせることによって、浮き世離れした幸せに浸っているだけのことでしょう。

特に最近は、SNSを主体としたセミナービジネスなどの影響から、ネット上で自分を良く見せたい欲求が溢れてしまう人が増えてきました。ネットの中で自分を大きく素晴らしく見せるのは構いませんが、その人の等身大と大きくずれてしまう人たちが沢山います。

このような人たちたちは、できるだけ自分を幸せそうに見せることで、幸せが訪れるというとんだ勘違いをしているようですが、これこそ先ほど例に挙げた事実誤認の良き題材と言えるでしょう。本当は「喉が渇いている」のに、本当は「部屋が暗い」と思っているのに、そこと向き合わず、明るく振る舞うことで問題が解決すると思っている典型例と言えるでしょう。

そんな無理をしたところで、一歩も幸せには近づいたりしてはいないのですが、現代は幸せから遠ざかってしまう指南に惑わされてしまう人が多いだけでなく、幸せの定義そのものが間違って流布されてもいます。その誤認を直さなければ、どこまで行っても、かつての私のように「幸せは苦しくてしかたがないもの」になってしまうと思います。

大事なのは幸せを求めるのではなく、不幸せだと思っている感情としっかり向き合いその理由をまずは把握することだと思います。

それが分かって初めて私たちは「喉が渇いた」「部屋が暗い」という行動の第一段階が始まるのだと思います。

 

他にはこんなことを書いています(目次)

電子書籍は、全部で33項目に渡って、現代人が慢性的に不幸せを抱えている理由について分析・考察し、まとめております。他には以下のような内容を書かせて頂いております。

 

【目次】

はじめに

「幸せが苦しい」4つの大きな理由

 

第一章 幸せの質の違いに気がつく

「枕詞」を必要としない幸せを目指しましょう

幸せには、穏やかになるものと苦しくなるものがある

幸せとは「永続的な晴れの日」を指す言葉ではありません

夢など本当はあっても無くても良いもの

お金と幸せが密接に結びついてしまう理由

夢とお金が直結していく不幸

どんどんハードルが高くなる幸せの存在

それは幸せか、それとも欠乏感を紛らわすだけなのか

心の苦しみは、サスペンス状態に原因がある 

 

第二章 なぜ私たちはすぐに騙されるのか

何でも鵜呑みにしてしまう日本人のワケ

目上の人の言葉を、すぐに信用してしまう日本人のワケ

答えはあなたが見つけるものです

失敗の恐怖に怯える人ほど騙されるワケ

矛盾が嫌いなのに、矛盾に弱い日本人の理由

日本人は不安を感じやすい民族

だからスピリチュアルに騙される

自己肯定感の欠如は、日本をきちんと知ることで補える

 

第三章 時代の変化に伴い現れる苦しみと希望

支配社会を創るために必要なこと

自分に直結しないと思っている情報で、人は無自覚にコントロールされる

情報支配が崩壊していることに気がつかない悲劇

ネットによって増える自己承認欲求

コントロールが効かない世の中であることを理解する

面で捉えるから全てが分からなくなる 

 

第四章 幸せが苦しいからさよならするために

幸せを引き寄せる簡単な方法

思い込みをリセットして、今目の前にあることに集中する

できることから始めて、規制の枠を飛び越える

事実よりも影響力が強いもの

等身大で生きられる喜びを噛みしめよう

私たちが産まれてきた理由とは

今日の一歩が、明日のあなたを変える

終わりに

 

興味が出たら、是非ご購入の程宜しくお願い致します☆

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