おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。
この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。
時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。
激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。
朝のお供として、是非活用してくださいませ♪
変化を知ってる世代、知らない世代
最近とある資料を作っている時に気が付いたんです。
その資料ではこんな図を呈示してたんですが…
それで気が付いたんです。
あぁ…今の若者は変わった現在の世界が当たり前なんだよなぁと。
その世界の常識で生きていて、その前の話をあーだこーだされたところで分かるはずもないよなぁと。
たとえば、私たちが産まれる前はテレビやラジオがなかった時代がありましたが、私たちがその頃の感覚や世界が想像しずらいのと同じくらい。
今の若い子たちにとって、ネットがなかった時代の感覚は想像しずらいし、その常識であーだこーだ言われても、っていうか言われると「だから?」になるだけなのかなと。
この表(図)を作っていてようやく私は気が付きました。
先日、高校生の娘を持つ友人から、夜中でも娘のスマホに友達が電話してくることについて相談をうけたんですけど、
私たちの世代ならそんなことあり得ないよね、礼儀がないよねって思っちゃうんですけど、
これが起きるのも時代の違いですよね。
私たちの時代は家電しかなく、友達に電話するにしても一旦親が介入しちゃうわけで、当然夜中なんてかけられません。
その後携帯電話が普及していくに従い、親を介入せずに電話できる環境は整いましたが、スマホでなんでもできちゃう時代が到来する前の時代までは、電話ってお金がかかりましたよね。だから、個人に直接電話かけられるからといって、そんなに簡単にかけられません。
でも今は、通話料はかからないし、いつでもどこでも繋がれる時代。
そういうのが当たり前の感覚で生きていたら、夜中だからといって電話することに躊躇などしないでしょうね。
ってか、私が今の高校生世代で生きてたら、きっとそういう感覚で生きていたはずwww
どっちが正しいという訳ではないのだけど、このコーナーの冒頭で「インフラの変化によって人の興味行動は変わる」と常々言っている通りのことが起きているということ。
そして、そのインフラの変化を大人は「変化」と思うのに対して、若者世代は「変わらないもの(生まれた時からそうだったもの)」として受け取っている。
この感覚の違いにこそ、大人が気が付きそこを理解して対応していくべきなのかなと、思っています。
だって、どう考えたって、昭和なアナログな時代が戻ってくることはないのですから。若者の感覚が主流になっていくのですから。
若者たちの当たり前だと思う感覚を私たちも味わって、味わった感覚の中で良き方向はなにかというものを探していきたいですね。
ということで、今日の話はここまでです☆
それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
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それでは今日も張り切って働きましょう♪
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