今巷で語られている……いわゆる「陰謀論」と呼ばれて敬遠されている類いの話って、実は2012年のアセンションの時にも語られていた内容が多いんです。
でも、ちょっと違う形で語られていることが多いんです。
どこが違うのか、私なりに分かる範囲でお届けしようと思います。
私が突如波動という不思議なものに目覚めてしまった2011年頃は、世の中アセンションブームでしてね…
↓その頃のことを思い出して書いた記事↓
そして、この当時ブームだった「アセンション」っていうのは、今みたいに「スピリチュアル」的扱いは受けておらず、あくまで「オカルト」として捉えられていました。
↓このことについてトレンド分析した記事↓
そのせいか、「アセンション(次元上昇)」と「(イルミナティやフリーメーソンなどの)陰謀論」は必ず一緒に語られる仕組みになっておりまして、アセンションの情報を追っていくと自然と陰謀論の知識が身についてしまうようになってたんです。
だから、今大統領選と合わせて語られている宇宙人の話とか、悪魔崇拝の話とか、金融システム変換(NESARA)の話とかって、私にとって特段目新しい話ではありません。
ただ、今回の大統領選で一気に、今まで陰謀論として語られていた話が、具体性を帯びて同時に語られるようになったことは驚いています。
また、今までこのような話を聞いたことがなかった人は、信じるどうのこうのの以前の段階で「拒絶する」のが一般的な対応かと思いますし、あからさまに間違っているなぁと思うことも結構な量で流されているので、「とりあえず拒絶しとくor流す」のは正解だろうなとも思ってます。
ただし、10年前に流れていた情報とは「(良い意味で)違う」と思わせることが幾つかあるので、そこら辺のことをここで書き残しておこうと思います。
ただ、その前に気をつけてほしいことがあるので、下記記事をできれば読んでください。
というのも…今までの陰謀論のほとんどは、支配者にとって都合よく民を導くためだけのプロパガンダツールだったからです。ここら辺の危険性については、この記事では省くので、下記記事で確認お願いします。
いやはや、陰謀脳ってマジで怖い(^_^;) 陰謀論にはまるとさ、本当に現実の事実誤認がひどくなるんだよね。 陰謀論やアセンション論や日月神事でもさ、2012年… 『どうしてそんなに逆さの解釈ができるの?』 - いつの日も神社、時々たこ焼き。 |
もちろん今も陰謀論と呼ばれるものはその傾向が強いものなのですが…それでも随分変わってきていると思うので、今日の記事ではその部分を紐解いていきます♪
10年前の陰謀論と米大統領選から連なる陰謀論の決定的な違いは、発信者にあると思います。
というのも、10年前の陰謀論の発信者のほとんどは、共産主義者だったからです。
最近気が付いたんだけどアセンションや陰謀論の先駆者の人たちって、大概の所、リベラル装った共産主義者or左翼主義者(カルト系宗教信者含む)ではないでしょうか。む… 『共産主義者と陰謀論とアセンション』 - いつの日も神社、時々たこ焼き。 |
当時(10年前)も、ダボス会議やイルミナティや…それからレプティリアンのことなども同じように沢山語られていましたが、発信者の思考性を調べていくと、必ずと言って良いほど共産主義やリベラル(スピに多い)な人、もしくはルサンチマンな人(社会に怨念を持っている人)でして……、普通の思考性をお持ちの方は、正直言ってまれでした。
そのせいか、陰謀論を読んでいると知らず知らずのうちに、国家破壊論に自分の気持ちが傾くように、思想体系ができあがっていたんです(^^;)
それから共産主義者が流しているので、必ずと言って良いほど、中国とロシアが良い人たちで、欧米は悪い奴という判を押したような結論に繋がっていきます。つまり読めば読むほど反米になり親中になるんですね。
それから、どの国も一枚岩であるかのような捉え方も多かったです。
現在は、米大統領選を通して、アメリカの内部は全く一枚岩ではないということを多くの人が認識していますが、かつての陰謀論のほとんどは「アメリカとイギリスの全てが悪(みんな悪)」として語られていました。
当時の私は政治や国体、そして国の歴史に興味がなかったから、素直に鵜呑みにしてしまった時期もありましたが、それでも途中で何かがおかしいと気が付きました。そして共産主義者が「自国に都合の良いプロパガンダを流すために、敵を入れ替えた形で情報発信している」ケースがほとんどであることにも気が付きました。
ここに気が付けるか否かは大きな違いですが…ほんと、陰謀論って怖いですね( ;∀;)
ということで、ざっくりながら結論を言うと、「陰謀論は情報としてはそこそこ真実」なんだけれども、敵と味方がが逆になって情報が落とされるケースや見当違いの発信が今以上に多かったんです。だから、情報を鵜呑みにすると無意味な上に破壊的な行動に繋がっていくんですが……そこら辺の事がこの10年で随分是正されているなと私は感じています。
というのも…今陰謀論と呼ばれる分野の発信者は真逆なんです。
かつては共産主義者が発信の中心だったのに、今は愛国者(保守層)が流しています。
たとえば、今の陰謀論のトレンドって「Q」と呼ばれる人たちから発信されたものに、尾ひれがついた形で拡散しているかと思うのですが、「Q=米軍」と呼ばれているところからも明確なように、発信者の多くが保守系なんです。
ここが10年前と一番の違いだと思っています。
また「陰謀論」は「扇動」というイメージが強い人が多いかと思いますが、今巷でメインで流れている陰謀論のほとんどは、陰謀論というより「暴露」「露呈」と捉えた方が事実に即しているように思います。
ここも違います。
とはいえ、内容がNESARA的なものに突入してくると、本気にして良いのか迷うかと思うのですが……こういう情報は「話半分」で耳に入れとくだけにすれば良いと思います。同じく…宇宙人とか、レプティリアンとかも話半分で、エンタテインメント的に見ておくだけで充分だと思います。
ただNESARAに関して言えば、10年前は「光の戦士オバマがNESARAを実行しようとしている」みたいな感じのチャネリングメッセージ(マシュー君)がやたら流されていたことを思うと(笑)…今は随分情報が信ぴょう性を帯びてきたなとは思います。
とはいえ今も、陰謀論界隈で飛び交うチャネリングメッセージは充分注意した方が良いと思ってます。
先ほどオバマを光の戦士と例えたチャネリングの話をしましたが、この発信源はマシュー君という天に召された男の子の声をチャネリングしたお母さんです。お母さんがチャネリングと称して、広げているものです(気になる人は「玄のリモ農園ダイアリー」を確認してください)
当時の私は政治に興味がないし、ましてやアメリカの政治なんてもっと興味がないから「そういうものなのかなぁ」とある種鵜呑みにしましたが、事実を抑え直せばこの発言(オバマが光の戦士)が如何に嘘っぱちかは、誰でも分かるものだと思います。
ぶっちゃけ、政治系チャネリングにはこういう類のものが多いので、どうかお気をつけを!
とはいえ、ここ何年もこれ界隈の情報は見ていないので今時はどうか分からないけれども、こういう系統の情報は無視するのが無難だろうと私は思っています。
もちろんバシャールも。
だって、チャネリング情報に頼らなくても、事実と事実を組み合わせればそれなりに状況って分かるものですから。
それから、これから宇宙とか宇宙人の話とかが増えてくる予感がすごくするんだけれども、その話が増えれば増えるほど「海外の方が日本より進んでいる」という感覚を持ち合わせやすくなると思うですが……私が最も危惧しているのはこの部分です。
ということで…ここから、このことについてここから書いていきたいのですが……
今日も話が長くなってきたので、ページ分けますね。
この件についての本題は次のページで。
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竹内様
素晴らしい考察、わかりやすい記事、ありがとうございます。
わたしも同感です。
わたし自身も精神や心についてずっと観察してきてある時スピリチュアルの馬鹿らしさに気づきました。
ですが、気づいてもそれを証明できなかったというか、サタニスト側が絡んでいるのはわかるんだけど、いつも耳障りの良い言葉や曖昧な(結局はどっちを選択するかはあなた!みたいな)言い方をして愛と調和を語るので、決定的証拠を掴むことができないでいたんですね。
だから人に伝えるときも自信がなく、自分の中でもどうやって落とし込めば良いかわからないでいたんですが、今回の大統領選挙でその答えも違和感もすべて理解しました。
このバシャールとアシュタール、大統領選挙について語ってます。
アシュタールw笑えますw
https://youtu.be/1Stn9mD3TA4
バシャール(めちゃくちゃとんでもないこと言ってます)
https://youtu.be/JhQjpRjxDm0
なるほど、こういう風に頭をおかしくさせるんだなあと、納得しました。
また、大統領選挙について言及しているスピリーダーはだいたい同じようなことを言っている気がします。嫌なことには目を向けない、偽善の塊です。
竹内様がおっしゃる通り、日本は日本でお役目がありますし、世界で信仰されている神々はすべて日本の神様ですから、むしろこれから日本が世界の中心となると確信しております。
精神的自立を促さなければ大変だ!と思い続けていましたが、すでにそのような活動をしている方々は保守派の中にたくさんいたと知ることができたのも本当に幸せな気づきでした。
アセンション、面白いです(^^)
おはようございます。
理解の一助となれて光栄です。
西洋と日本はそもそも全く異なる世界観の中で生きてきたことが腑に落とせるかが鍵ですよね。
お互い地道にコツコツ道理に基づいて生きていきましょう。
それではこれからも宜しくお願い致します。