おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。
この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。
時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。
激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしようと更新しています。
是非活用してくださいませ♪
菅総理が誕生してからまだ1ヵ月経過していないのですが、たった1ヵ月とは思えない程迅速な仕事ぶりを見せる菅内閣。
安倍前総理がやるべき事をきちんとやってくれた上で、その方針を継承しているからこそできるのであろうと思うのですが……それにしても早い!
前代未聞じゃないかと言うくらい、とにかく早いです。
携帯電話料金値下げに、はんこ廃止、不妊治療の保険適用、それから定額給付金10万円のおかわりなどなど、次から次へと話題となる政策をガンガン積み上げています。
また先月ベルリンで建てられた慰安婦像も、瞬息の瞬殺で撤去されることになりました。
一度問題になるとなかなか解決できないままになりがちだった慰安婦像がこのような俊敏な動きで撤去されるのは、本当に凄いことだと思います。
ということで…とにもかくにも今までにはない速いテンポで物事を動かす菅内閣。
このテンポに一番泡食ってるのはメディアだろうなと、私は思ってます。
なぜなら……もしも菅総理も、安倍前総理のテンポで対応していれば、メディアによってプロパガンダ工作に使われていたことが沢山あるはずだと思うからです。
たとえば…菅総理のモットーである「自助、共助、公助…そして絆」のようなごもっともな話が、総裁選選挙中に問題視されることが度々ありました。昔のリズムであれば、メディア側がこういうどうでも良い問題を使って世論工作する余裕があったはずなのです
しかし……どんどん新たな重要なニュースが上がってくるため、そこにメディアがそこに注力できない事態が起きています。
また現在多くのメディアが総攻撃で噛みついていると言える「日本学術会議」ですが、先日の記事で書いた通り、無理して世論工作に持ち込みたいという思いが仇になって、自縄自縛を繰り返していると言えます。
そして、こうなってしまっている要因の一つに、「政治のテンポが変わった」事があるのではないかと思います。
テンポが変わったがゆえに慌ててしまうからこそ、このような展開にならざるを得なくなっている可能性もあると考えますが、今後もメディアは新たに始まっているテンポに合わせることなく、自分たちのテンポ(やり方)を貫き続けるだろうと予測します。
ですから、安倍前政権の時と同じようにアクロバティックな政権批判をこれからも繰り返すことが予測されますが……、あのアクロバティック批判が世論工作に使えたのは、今までの政治テンポだったからです。
政治のテンポが変わった今、かつてと同じことをするとメディアは想像以上の空回りをすることになるだろうと思います。
そしてその空回りによってますます信頼を失うことに繋がるでしょうが、完全に自戒するまでに空回りしていることすら彼らは気が付かないかもしれません。
ということで、メディアの情報がますますおかしく見える時代に突入したと言えますが、そういう時代なんだと割り切りを持って対応していきましょう。
ということで、今日のお話は以上です。
それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
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