昨年末、あのプロブロガーTOPであるイケハヤ先生が「ブロガーはオワコン」と発したことによって、「もうブログで稼ぐ時代じゃない」と思っている人も多いかと思いますが、本当にそうでしょうかね。
GoogleAdsenseを始めてみたら、数日前とは真逆の事を思うようになってしまったことは昨日の記事で書かせて頂きましたが
真逆の事が思える程、実はブロガー的商売ってこれから発展する可能性がめちゃくちゃあることに気がついてしまったんですよね
しかしながら、昨年末、ブロガーNO.1とも言えるイケハヤさんが「ブログはオワコン」と言ったことで、世の中のブログ熱&アフェリエイト熱みたいなものは一気に冷めてしまったようで、多くの人は今最も熱いネット市場(youtubeやShowroom)に流れていきました。
「終わったのはブログじゃなくてイケハヤなのではないか?」と思われる方も多いかもしれませんが、去年発表された日本アフィリエイト協議会の調査結果でも「月3万円以上のアフィリエイト収入があるのは全体の5.7% 」と出ているので、「やる価値無しのビジネス」と思ってしまう人が多いのも仕方ないと思います。
というか、私自身もそういう目線で見ていました。
でも、同じネット系ビジネスでもyoutuberはブロガーよりも夢のある商売のように見えますよね。
億を超える稼ぎを見せて、そして芸能人以上の人気を獲得しているyoutuberは夢のある商売のように見えてしまいますが、ぶっちゃけyoutuberでも月3万以上を稼いでいる%は同じぐらいの数字になるのかもしれません。
だとしたら、市場イメージが違うだけで実態は同じですよね。
そして、「やっぱりだいたい同じだった」であったことが、こちらのyoutuberさんの解説で明らかとなりました。
youtubeはチャンネル登録者数1,000人を超えると広告収益が入るシステムとなっているのですが、日本に45,000あるといわれているyoutubeチャンネルの中で1,000人以上のチャンネル登録者数を持っているのは、僅か4,500です。
さらに広告収益ができる状態になったからと言って、全ての人がそれで生活できる金額をもらえているとは到底思えません。
アフェリエイトの場合は全体の5.7%が3万円以上ということでしたから、同じように45,000の5.7%を導き出してみましょう。
45,000*0.057=2,565
あくまで仮説数値ですが、日本のyoutuberの2,565人くらいが月3万円以上の収入を得ているとなると、4,500人の内のおおよそ半分となるので、結構遠からずな数値が導きだされているのではないかなと思います。
っていうか、ブロガーやyoutuberに限らず、個人事業主(フリーランス)で稼ぐといって稼げている割合って実は全てこの%くらいじゃないかなと思っています。
なぜなら昔読んだ本に、「起業して一年後残っている会社は全体の10%」と書かれていたからです。
youtuberの広告収入が得られる権利を持っている人の%と同じです。
しかし、その10%の中に残っていたからといって、必ずしも黒字という訳ではないはずですから、毎月数万円の利益を上げている個人事業主って、どこを切り取っても5%前後って事になってしまうのかもしれないよなと思っています。
とはいえ、今の世の中の雰囲気は知らず知らずのうちに「ブログは儲からないけれど、youtubeは稼げれそう」というイメージがHIKAKINさんやはじめしゃちょう、はたまたN国党の立花さんなどの発信によって浸透しているように思います。
ぶっちゃけ私もそう思い込んでいました。
ただ、確実にブログよりも手間や経費がかかるのはyoutubeと言えるでしょう。
ブログの場合は書いてしまえばそれで終わりだけれども、
youtubeの場合は、①台本を書いて②撮影をして③編集をするため
少なくとも2つ作業が増えます。
それでももともと映像編集や撮影が好きな人なら、とにかく楽しい作業になるから問題がないと思いますが、ただお金を稼ぎたいと思って始める人は、想像以上に手間のかかる作業の連続になえるでしょうね。
そういった手間暇を含めた運用、それからyoutuberはyoutubeというフェイズの中での運用しかできないことを考えると、ブロガーよりも良いとは言えないんじゃないかと思います。
ということで本題です。
ブロガーと言うと、「情報発信をするブログを書く」というイメージがあると思うのですが、それで市場が混乱しているんじゃないかなと、今回私は思いました。
アフェリエイトの収益構造(ビジネスモデル)を観察するようになってようやく分かったのは
②そのメディアに広告を貼る
③成果に応じて収益を得る
という、これだけのシンプルな話であったこと。
情報を書くとお金がもらえるのではなく、そのメディアに集まってきた人数(pv数)に応じて、広告収入が変化するということ。
ちなみに今回、急激にアフェリエイトについて調べ始めたら、広告効果とかいろんなこと言ってますけれど、そもそも母数となるPV数が少なければなんともならないのですから、やっぱり軸はPV数だと私は思います。
ちょっと話それちゃったので戻しますね。
先ほど申し上げた収益構造に照らし合わせてブロガーという職業を考えてみると、全く違う視野が開くんです。
つまり、ブロガーと呼ばれる人の収益構造も、「いらすとや」さんのサイトに貼ってある広告収入の構造も、実は一緒ということなんです。
でも、この収益構造を考察することなく、「ブロガー」という職種イメージに囚われているから狭い中でのビジネススキームしか描けなくなっていているように思います。
そして、それが業種全体をつまらなく見えてしまう理由になっているのではないかなと私は思うようになりました。
また、今まで広告業界に携わってきたことがない人は、媒体に広告を入れることがどれだけ大変な作業かを知らないので、自分の収益ばかりに目がいってしまうのではないのかなとも思いました。
今では誰でも気軽にWEBサイトを作ることができて、そして広告を入れてほしいという申請をすればこのように沢山の広告を入れてもらえますが、これってスゴイ楽で、心底ありがたい事なんですよね。
どれくらい有難いことかを説明するために紙媒体のタウン情報誌の収益構造と比較し見ましょう。
タウン情報誌の場合は毎月企画を立ち上げて、取材をして、編集をして、印刷をして、ポスティングして、さらに広告を入れてもらう営業をして、さらにもういっちょ言えば……出稿したお得意様に広告効果がなければ、クレームを言われたり、広告を降りられたりするわけで、そのヒヤヒヤ感を背に仕事をするのがタウン誌です。
またタウン誌のようなフリーペーパーは100%広告収入で成り立っていますから、何より事業として確立するために必要なのは地域の店舗に出稿してもらうこと。そして得意先となる出稿先(地域の店舗)との間でクレームが起こらないようにすること。これは至上命題です。
またここで売上が達成されない限り、事業は常に赤字です。
だって情報誌を作るのには、もの凄い手間暇がかかって、人権費も経費もかかりますから。
ですから広告が入らなければ、その時点で赤字ですが、月刊誌であればまずは刷らなきゃいけません。
しかし何度も言うようですが、広告収入が経費を上回っていなければ、この時点で既に赤字です。
つまりは、仕事をしたことによって黒字どころか絶対に赤字の場合だってあるんですよ。
だけれども、GoogleAdsenseとかを利用すれば、この広告の部分にかかる人件費や営業努力というのは全部カットできるんですよね。それから紙媒体からWEBに移せば、経費も大きくカットできます。
普通にこれ、めちゃくちゃ美味しくないですか?
しかも、結構有名な会社とかの広告が普通に入ってくるんですよ。美味しくないですか?
だって今までの広告業界であれば、大手のクライアントなんて電博でしか取引できなかったですよ。
そういう大手のクライアントの広告が普通に自分のサイトに掲示されているのを見ると素直に「すげーーー!時代が変わったんだ!」ってガチで思ってしまいます。
しかも、出稿してもらう営業もしなくていいし、広告効果がなかっとしても責められることもない。
もの凄いストレスフリーじゃないですかwwwwwwww
文句言っちゃダメじゃないですか?
だって、①事業を運用するだけで積み重ねられてしまう赤字は絶対に避けられるし、②スタッフを雇用する必要もない(1人でできる)、③収益を獲得するために必須の出稿に関する営業努力は不必要ですよ。
ですから、やるべきことは、自分の好きなコンテンツを展開して、良いサイトを作れば良いだけですよ。
Googleの規約はあるものの、その規約は一般的なもので、仕事をしていて一番胃が痛くなるクライアントによる縛りとかもないんですよ。
めっちゃヒャッフォーーーとしか言いようがないビジネスモデルがここにありますよ。そしてこんな美味しい環境なんて今の時代に生きている人だけに与えられている滅多にないチャンスだと私は思いますよ。
とかいう私もつい数日前までこの可能性に全く気がついていなかったんですがね(^^;)
それにしてもブロガーとかいう職業って……なんかこう花がないですよねwww
その理由も今回分かりましたよ!!
それはあくまで「ブログ」という価値観に縛られている人が多すぎるからだと、私は思いました。
その上ブログを利用して一目散にお金を稼ごうとする人が多いから、ビジネススキームの発想が狭まって面白くない市場に見えてしまいがちなんだと思います。
しかしながら、この収益構造は本来そういうものではないです。
もったいないことですよね。
結局今までのイメージがつきまとって、狭い視野になっているだけだと思いましたし、そのイメージに囚われて、有益を作れる人が参入しなくなっているともいえますが……逆に言えば、今この時期めっちゃ美味しいですよ。
事業で捉えられず俺だけ儲かりゃいいのガツガツさんが退散して、でも実はめっちゃ美味しい環境がここにあるだけなんですから。
っていうか、そもそも論で言えば……「ブロガーになってお金を稼ぐ」と思うから面白くなくなるんですよ。
「楽しいサイト作り」をすりゃーいいだけなんです、本当は。
それが分からなくなって本末転倒になってるから、こんなに美味しい市場の価値が見えなくなっているだけなんですよ。
だって今ってブログが持ち合せる意味の幅めっちゃ広がってますよ。いわゆるブログ形式(CMS)で作成しているからブログなだけあって、見た目はブログじゃなくて立派なサイトっていっぱいありますよ。
ですから、ブログじゃなくてサイトを運営すればいいだけなんです。
面白いサイトをね。
面白いサイトと言われると急に固まるかもしれないけれど、きっと皆さんの心の中にもあんなサイトがあったら楽しいのに、こんなサイトがあったら便利なのにって思うアイディアが一つ二つあると思うんです。
それを作って運営するのが今でいう「ブロガー」という事なんです。
日記を発信して金を得るという発想はもう終わりで、サイトを運営してお金を稼ぐのが「ブロガー」になってしまったと言えます。
ちなみに今はHPを作るのに投資なんてほぼかかりません。必要なのはサーバー代とドメイン料のみ。後は自分1人でできます。
それに事業において一番面倒臭い広告を獲得するなどのコンテンツ維持の胆となる行動は、AIがやってくれるんです。
そういう風に見方を変えるだけで、この市場ってもっと発展できるいろんなアイディアがあるって思えませんか?
後数年したら、広告業界や出版業界がもっとガチでやばくなって、ガチの広告や出版クリエイターの人たちが本気になって取り組み始めるかもしれません。
そういうプロの人が参入した後となると、業界秩序が確定しがちなので、まだ秩序が確定されていないいまのうちに本気になっておいた人の方が得するんじゃないかと私は思ってます。
だから、ブロガーはオワコンじゃなくてコレコン(これからくるコンテンツ)だと私は思うんですよね。
それじゃまたね!
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