おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。
この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。
時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。
激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。
また「変わる、終わる、始まる」も月曜日の「今日から使えるマーケティング講座」と同様、お仕事で利用して頂けたら嬉しいなと思っていますので、こちらも朝7時に更新していきます。
こちらも朝のお供として、是非活用してくださいませ♪
ネットの流通によって、言動の矛盾やダブルスタンダードや二枚舌な人が随分可視化されるようになりました。
そのような現実もあって、いわゆるお花畑左翼は年々支持を落としているわけであり、またそのような世論に流されにくくもなってはいるのですが、この傾向は右左関係なく同じなんだなと思うことが、「セクシー田中さん」の原作者である芦田先生がお亡くなりになられた時にもおきました。
それがよく分かるのが、日テレと小学館の対応です。
こちらが日テレで
こちらが小学館。
両方とも、今回のことの経緯については触れず、自分たちの責任はどこへいったのやら。
自分たち以外の企業のことになれば、徹底追及で、どこまでも追い詰めていくのに、人権意識はあるのかないのか、高飛車な評論をふりまくのに、自社のこととなったら、謝罪せず、経緯も説明せず、そっ閉じ。
しかもミヤネ屋では「事情を知らない人は黙っておきましょう」とアドバイス。ってかミヤネ屋の出演者がそもそも事情をしらないのになんやそれ。
当然ネットでは火柱が立つ程の大炎上となりました。
しかし、このようなテレビ局の対応は今回初めてのことではなく、これまでも同様の傾向があったことは皆さんご存じだと思います。
ただし、これまでと分かり易く違うのは「ネットが原因」と言い切ることのできない実情にあると思います。
これまでテレビ局は、リアリティショーに出演していた人が自殺した時などを含め、常に自死の責任をネットに転嫁することを繰り返してきました。
見ず知らずの人たちからのバッシングが原因だと。だからテレビ局は関係ないという立ち位置を貫く姿勢を見せていましたが、今回は違いますよね。
そもそもの発端は、脚本家の厭味ったらしい投稿であり、またそういう状況を作ってしまったドラマ制作側であるテレビ局や原作管理者である小学館に責任があることは、誰が見ても明らかです。
しかしながら、その事実はまるでなかかったこととして、薄っぺらい正論を述べた上に他責で片付けようとするから、静まることなく燃え滾っているのです。
そして作家さんたちから溢れ出す暴露を前に、あんなに「人権人権言っておきながら、人権意識が欠落してるの君たちじゃん」と、世の中が認識し直す事態にも繋がっています。
また今回特筆すべきところは、この問題が起きた日テレと小学館って、世の中的には右寄りと思われている企業ってことです。
ここ最近私のブログでは、「既に思想の右左の時代は終わっている」とお伝えしていますが、今回の件はそれを裏付ける形になっていると感じます。
思想云々ではなく、生き方&考え方が△か〇の違いなんです。
△だからこそ、上下で物を見て、さらに上が強いと勘違いする。
そんな勘違いが続いた結果、こんな悲劇が繰り返され、さらに取り返しのつかない悲劇が起きてしまったと言えるでしょう。
しかし、それでも責任を取りたくない(取れない)のが△の考えを保持している人たちの生き方です。
だから、みっともない他責の言論を今後も繰り返すに違いないですが、それによってより一層テレビの影響力はなくなっていくことになるはずです。
今回誰より人権意識がない組織であることも露呈しましたし、正義顔するのはそろそろ限界だと言えるのではないのでしょうか。
といういことで今日のお話はここまで♪
それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
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それでは今日も張り切って働きましょう♪