今、〇と△の違いについての本を書いています。
〇と△、このブログではよくこの記号を使うので、これを見た瞬間に私が以下の図のようなことを言っていると分かってくれる人が多いかと思います。
ただ、世の中的にこの認識は希薄だし、この認識が希薄だから問題が片付かないんだなと思い、今はここの違いを明確に分かってもらえる方法を模索しながら本を書いています。
で、一生懸命人にどうしたら伝えられるんだろうと考えていった結果、
〇は道理(人間が変えられないしくみ)であり
△は思想(人の頭の中で考えること)なのだろうなという合点を元に、本を書いています。
これまでの私のブログは、保守かリベラルか、右翼か左翼かみたいな話に終始していたと思います。
とにもかくにも、左翼思想はまずいということもあって、とにかく保守的思考の必要性に終始した発信を行っていたと思います。
ただ、そのステージも今は終わって、違うゾーンに入っていると私は思っています。
↓詳しくはこの記事読んでね↓
日本においては、保守vsリベラル(革新)の戦いは、保守が勝利できたので、次は道理(〇)に戻す作業に入っていくべきだと思っています。
しかしながら、それもあって……いろいろと「どうかなぁ」って思うことも増えているんですよね。
ゴールはないなと思わされます。
2020年の米大統領選の頃にこんな記事を書きました。
上記リンク記事では、自分にとってこっちのが正しいと思うことがあったとしても、結局それは△の世界の話なんですよねってことを書きました。
そして△の観念で出来上がったものは、必ず△のしっぺ返しを受けることになる。これも道理なんです。
今日本は、左翼の力が急激に落ちてきて、保守論同士での対立が激化しています。
どっちが正しくて、どっちが悪かとか、
どっちがカルトかみたいな、そういう話が噴出する事態になっていているんですが…
その論点で話している限り、互いに△の世界に取り込まれるだけになっちゃうんですよね。
その結果、同じ所を何度もやり直しさせられる事態に陥っちゃう。
結局、戦後の日本が上手く戦後レジームから脱却できずに、気がつけば左派にのさばられることになってしまった理由ってそこにあるんじゃないかなって、私は思ってるんです。
また今回国政政党となった参政党は、新たに作り上げていく状態であったため、既存権力を全て悪と言いたがる傾向が顕著にみられました。
既存権力がおかしいという点において、同意するところは多々あります。
ただ、そういう観念ばかりに囚われてしまえば、当然その人の思考は△に陥り、自らを正義として悪を滅ぼそうみたいな気持ちになっていきます。
それを私は危険視しています。
なぜなら、その先がどうなったかは、多数の歴史が教えてくれていますから。
そして、これが道理なのだなと思わざるを得ない程、同じ失敗、同じ結果を作り出していますから、私はそこに陥ってほしくないなと思っています。
とはいえ、今の社会環境の中で多くの人を熱狂させ数を集めていくためには、二元論に終始した形で支持者を集めていく以外に方法はないと思うので、そうなってしまうのも仕方がないと考えています。
ただ、これが連鎖していけば、必ずおかしなことに繋がってしまうだろうとも思っています。
だから、〇と△の違い、どうすれば〇という形に近づく社会になるのか、そういった思案に沿った文章を今書いています。
また自民党にも問題は多々ありますが、大政党で余裕があるため、自民党内の保守の陣営が素直に〇の道理で戦いやすい環境もあります。
それゆえ私は自民党の保守に力が与えられる環境が、今必要だなと思っております。
話が中途半端な感じもしますが、またね♪
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竹久さま
いつも楽しく記事を読ませてもらっています。
今回の内容、わたしも同じことを感じていて、自分のブログでも書こうとしていることそのもので嬉しくなり、コメントしてしまいました。
分断はすでに右と左でもなく、保守対保守でもなく、ピラミッドの頂点とその下の分断であると思います。
それに気付かせない為に近く隣同士に目を向けさせて争わせているように思えてなりません。
それを仕掛けているのは誰なのかはわかりませんが、強いて言うならばdsか。
だからそれに乗っかっちゃいけない。戦っちゃいけない。キレちゃいけないですね。
おはようございます。
共感してくださりありがとうございます。
論議するのが民主主義の要と言えど、幼い頃から二元論で考えることを強いられてきた私たちは、論議してまとまるのではなく、論議した結果分裂することを繰り返しています。
世界相手に論議してまとまることを実践してこられた安倍総理は本当にすごいなと思います。
そういう日本らしい論議の構築を取り戻していきたいですね。
それではこれからも宜しくお願い致します。