おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。
この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。
時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。
激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。
また「変わる、終わる、始まる」も月曜日の「今日から使えるマーケティング講座」と同様、お仕事で利用して頂けたら嬉しいなと思っていますので、こちらも朝7時に更新していきます。
こちらも朝のお供として、是非活用してくださいませ♪
私のブログをよく読んでくださっている方には耳タコ情報ですが、波動が変わると社会の常識が変容し、ルールも変わります。
↓詳しく解説した記事↓
今の社会は、少しずつではありますが波動が高くなり、人が人として生きやすい環境になりつつあります。
ちなみに高い波動(精妙な波動)が創り出すのは「事実、正直、勇気、自他、分かち合い」が軸となった穏やかな世界で、低い波動(粗い波動)が創り出すのは「恐怖、不安、嘘、怒り、暴力、個人、搾取」が軸となった殺伐とした世界でしす。
そして、今の社会は「恐怖、不安、嘘、怒り、暴力、個人、搾取」から抜けだし、「事実、正直、勇気、自他、分かち合い」が軸となる社会へと変容を遂げようと頑張っている最中です。
とはいえ、中には過去の波動の方が居心地がよく、しがみつこうとしてしまう人たちがいます。だからこその攻防が現在繰り広げられていると言えるのですが……とにもかくにもそういう人たちは、過去の社会のルールを固持し続けようと画策するものなのです。
しかしながら、ある程度社会全体の波動が上がり、波動領域帯が変わってしまうと、それを画策することによって返って自業自得な作用を生み出させてしまうものです。
テレビの悪あがきは、正にその典型例と言えるものなので、今日はテレビを例題に自己保身が自業自得になってしまう流れを確認していきましょう。
先月、武漢ウイルスによってステイホーム中であった期間の民放CM収入が明らかとなりましたが驚きましたね。
各局30%~40%もダウンしてしまったそうです。
「スポット」不振 3〜4割下落民放、衝撃のCM収入減 新型コロナウイルスの影響で中止続きだった民放キー局(日本テレビを除く)の社長定例... 民放、衝撃のCM収入減 「ステイホーム」期間中、「スポット」不振 3〜4割下落... - 東京新聞 TOKYO Web |
数%の微減であっても大問題なのに、軒並みその10倍以上の減額です。
大打撃であることは言わずもがなですね。
しかも、2020年4~6月期連結決算においてはフジは9割減で日テレは8割減だったそうです。
在京民放キー局5社の2020年4~6月期連結決算が6日、出そろった。広告収入の減少傾向に歯止めがかからず、新型コロナウイルスの感染拡大でイベントの中止が相次ぎ、テレビ東京ホールディングス(HD)を除く4社の最終利益が減 民放キー局4社減益、イベント中止や広告減…フジ・メディアHDは90・6%減 : ... - 読売新聞オンライン |
連結決算では、あまり減少のなかったテレ朝でしたが、実はテレ朝こそヤバイという見方をしている方もいます。
大手広告代理店の電通が2019年の日本における広告費の推定を発表、インターネット広告費がテレビメディア広告費を初めて追い越したとして話題となっている。テレビメディア広告費は前年度比97.3%で1兆8,... テレビ朝日が決算で大ピンチ!? 高視聴率でも売上高がダダ下がりの危機 (2020年3月1... - エキサイトニュース |
まぁどう贔屓目に見たとしても、この業界が右肩下がりの泥船状態になっていることは間違いないと言えるでしょう。
しかも、誰もが予想をしていなかったほどのスピードの急降下は驚きですが……経営状態のヤバイさのピークは今じゃないですよ。
本格化するのはここからです!
なぜって、この半年の業績不振によって秋からの広告予算をつけられない企業が多数なのですから。
しかも、今の日本はまだまだ武漢ウイルス騒動の真っ只中です。イベントやお出かけ……お墓参りすらはばれるような空気感で終息の気配は全くありません。これから風邪の季節が本格化する冬の季節に向かう中で、事業の見通しが立つ企業はどれほどあるのでしょうか。
その上この秋から民放はネット同時配信を始めます。
民放キー局五局が今秋以降、テレビ番組を放送と同時にインターネットに流す同時配信を始める方向で準備していることが分かった。テレビ離れが進... 民放キー5局 今秋ネット同時配信へ 若者のテレビ離れ対応:東京新聞 TOKYO Web - 東京新聞 TOKYO Web |
これは地方局を壊滅させる威力を持つ転換だと思ってます。
なぜなら、キー局がネット同時配信を始めれば、地方局で流していたキー局番組の意味は無くなってしまうわけで、そうすると地方局は大きな収入源がなくなるのです。
もう少し詳しく説明すると、地方局はキー局の番組を放送すると、キー局からお金がもらえる仕組みで運用していました。CM枠を含む時間をキー局に渡すので、その時間枠でキー局が商売し、地方局は売上の一部をもらうという枠組みで運用されていましたが、ネット同時配信はこのビジネスモデルそのものを潰すものです。
キー局もヤバイですが、地方局のヤバサはこの比じゃないでしょう。
一体この先日本のテレビ業界はどうなっちゃうんでしょうね……ですが、そもそも論からして、全て自業自得でこうなっていると言えるんですよね。
そこを説明していきたいと思います。
さてさて、こんな感じで四方八方不幸が続くと言える民放テレビ業界なのですが、どうしてこうなったかと言えば答えは簡単…
自分たちの都合だけを考えて、テレビの役割を無視したからです。
事実を伝えることよりも、メディアの威力を使って、政局運動&倒閣活動に勤しみ、その結果まともに経済回転できるはずの部分も、メディアが誤作動を起こさせる混乱を作ってしまいました。
きちんとした情報を伝え、国家国民の為に最善を尽くしていれば、ここまでの状況にはなっていなかったんじゃないのかなと思います。
しかしながら、メディアは自分たちの利権にこだわり、その利権を保つことしか考えてきませんでした。
その結果、最新の社会の形について行けず、最先端だったはずの業界が気が付けば時代遅れのビジネススキームで商売し続けることとなってしまいました。
そして、武漢ウイルス前の段階でも既に業績は悪化していました。
そのため、タレントもテレビの収益に頼れなくなり、YouTubeなど他の場所を求めるようになりました。これも昨年頃爆発的なブームと言える状況になっていたものです。
そして、武漢ウイルス騒動を受けて、さらにこのブームには拍車がかかっています。
有名人がyoutubeに移れば、広告は今まで以上にテレビからネットに移ってしまって当然でしょう。
そうなれば、もっとテレビ業界が悲惨に満ち溢れるのは言わずもがなですが、旧態依然とした形にこだわり、世の中の変化に柔軟に対応せず、頑なに自分たちの利権を守ることだけに必死だったのは、テレビ局側です。
今起きていることは自業自得以外の何事でもないでしょう。
また、テレビが自己保身することなく、そしてテレビの本質を理解し行動しながら、都度誠実に対処していればここまでのことにはなっていなかと思いますが……今起きている状態を考えて見れば、既に手遅れでしょう……どう考えてみても。
ここからばったばったと、日本のメディア業界も死に体となっていくのでしょうが、これは自業自得の必然です。
また他の業界でも、時代に対応せず過去の社会体制を固持しようとしていた会社は、同じようなことが起きているんだろうなと思ってます。
ビジネスと言うものは、保身では無く大義の上で成立する物です。
その本質をこの騒動は明るみにさせているように思います。
いろいろ大変な時代ではありますが、まぁ冷静に乗り越えていきましょう。
ということで、今日のお話は以上です。
それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
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