こんにちは!
水曜日は「いいね!イイネ!これ良いね!」という企画でお届けします。
この「いいね!イイネ!これ良いね!」では、私が使って良かったと思った商品や本、行ってみて良かったと思った場所などをお届けしていきます。
私のいいね!が皆さんのイイネ!に繋がるかは、未知数ですが、心底これは良いと思ったモノ、もっとみんなに知ってほしいなと思うモノをお伝えしていきますね☆
今日ご紹介するのはこちら!
です。
ちなみにこの本、私が今現在離島暮らしをしているから紹介している訳じゃないです。
この本が提唱しているとおり、私も離島が今最先端の思考になっていると思うからご紹介しています。
というのもシマ思考は、現代の日本が忘れ、見失ってしまっている思考が生活の中に残っているんです。
残っているというより、離島という環境ゆえに、そうせざるを得ない状況であり続けるんです。
例えば食べもの一つとっても、そうです。
離島もアマゾンなどのEコマースの発展により、都会と変わらないものを手に入れやすくなりましたが、それでも陸続きの場所と比べるとやっぱり不便です。
たとえば私が住んでいる菅島にはスーパーがないため、生活必需品を購入するために最低週に一度くらいは船に乗って買い物に行かなくてはなりません。その買い物も大変で、買い忘れがないようにしっかりメモします。
だって買い忘れたらまた船に乗らなきゃいけないし、船代だって安くないですから(笑)
もちろん何か一つ買い忘れただけでも大ピンチになります。でも、そうなったら近所の人から借りたりもらったりするわけで……、そうしてご近所づきあいが深まっていきます。
また家庭菜園なども節約や趣味とかではなく生きる術の一つとして行う気持ちになってきます。私も今、自宅のベランダで家庭菜園をしていますが、島にいるとこういう気持ち(生きるため)で野菜を育てることになるんだなと、今まで体感した事のなかった気持ちに驚いています。
またこのような原初的な気持ちが根底にあるとないとでは、生きる豊かさの感覚が大きく違うことを実感するようになりました。
それから皆さんご存じの通り、多くの離島の人口はとても少なく、私が住んでいる菅島も例にもれず400人程度です。しかし、不思議なことに寂しさは全く感じません。
互いにいつも声をかけあってるせいか、地元の豊田よりも知り合いも友達も多いのではないかと錯覚してしまうくらい温かい気持ちの中で過ごしてます。
本当に不思議なんですが、都会で暮らしていた時のような孤独感は、島では無縁です(笑)
都会はあんなに人口がいて賑やかなのに、街ゆく人を見てても知らない人ばっかり。離島はのんびりしてて人は少ないけど、その数百人がみんな知り合いで仲間で家族のような感覚で過ごすことができます。
だから自然と共助も生まれてくる。
共助で有名なのは菅元総理。
菅元総理の政策理念は「自助・共助・公助」で、私もこの理念には共感しかなかったんだけど、今の日本社会に一番足りないのは共助だと私は思ってるんです。
共助が抜けて、自助と公助で乗り切ろうとしてるからおかしなことになっていると思ってるんです。
だけど、島の生活ではどうしようもなく共助の重要性が上がって来るので必然的に生活の中に共助が組み込まれるんです。そしてそれが生きやすさに繋がっていくんですよね。
世界がかわるシマ思考――離島に学ぶ、生きるすべには、豊かに生きるために一番必要な部分についてもしっかり書かれているので、是非興味を持ってくださった人は読んでほしいです。
今日は「世界がかわるシマ思考――離島に学ぶ、生きるすべ」を紹介しました!
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