便利の良さもあれば、不便の良さもある。
私は「合理」が好きで、何かと「合理化」を求める傾向がある。
時間のかかってる仕事があれば、1分一秒でも早く、間違いがなく、少ない人数で楽に進められる方法はないか模索し、最適解が見つかればすぐ実践するタイプ。
日本人はきっとそういう人が多いと思う。
だから、私たちの身の回りはそんな合理大好きな日本人によって、日に日に便利になっている。
本当にそれはありがたいことで、その合理性と合理化によって、ちょっと前まではとんでもなく不便だった離島も便利になり、とても住みやすくなっている。
だけれども、やっぱり離島は陸地に比べると圧倒的に不便で、特に管島みたいに常に陸地と行き来が必要なタイプの離島は、行動するたびに不便だなと思う数は陸地で生活している時と比べたら格段に多くなってしまう。
その訳はやっぱり、船を使わないといけないということにあって、常に頭の中で船に乗る時間を計算しながら行動しないといけないところにある。
離島といっても、石垣島とか父島とかのレベルになると、毎日のように船に乗る必要性もなく島内で生活全ての事が揃うのとそうでないのでは、同じ離島でも生活の感覚がいろいろと違うのよね。
てかこんな事書くと、いちいち船に乗らないといけない生活を私が嘆いていると勘違いされそうだけど、私はそんな風に思ってないよ。
私はめちゃんこ船が好きで、生活の中に船があることが嬉しいタイプだから。だから菅島の生活において船が欠かせないことはとても気に入ってる。
でも一方でそこには不便というキーワードも入っているというだけ。
そしてその「不便」というものに、私はネガティブに捉えていないの。
だって「不便」だからこそ見えてくること、感じられることがあるから。
今の世の中って本当にとにかく便利で、何もかもが当たり前に自分の思い通りになるように勘違いしてしまいがちなんだけど、
そこと少しだけ隔絶した土地では、そうでない事の方が逆に当たり前になるし
そうでないからこそ、見えたり感じたりできることが増えるんだよね。
特に「生きてる」っていう感覚については、ここにいる方がなぜか俄然強くなる。
そして「生きてる」と瞬間瞬間で感じられるから、日々を充実した気持ちで過ごしやすくなるんだ。
これからどんなことがこの場所で起きるか分からないけど、今この瞬間も感じている「生きてる」の喜びを大事にして、これからを丁寧に歩んでいきたいなって思ってます。
まぁやっぱり菅島は楽しい♪
追記
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合理性、便利性を求めるだけだったら、そもそもこの世に生まれてこなかったわけですよ。
シラス国は、天皇陛下だけでなく天皇陛下の大御宝たる我々に言えることなのです。
この前、言霊の実験していたのですが、「頑張れ」は、言われた人から発言者に力を吸収する効果があって、「経験します」言われた人も発言者も強化されると言う結果になりました。
こんにちは。
頑張れと経験するには、そんな違いがあるんですね。
最近仲間との合言葉は「全ての経験を楽しんで行こう」です。
言い合い言葉だったんだなと知り、なんだかとっても嬉しいです♪