仕事は「人の役に立てると思える得意なこと」を生業にするものなはずなんだけどね。
今回衝撃的な奇行を繰り広げる女性と出会ったことによって確信したことがある。
それは、コンプレックスとマウント体質の相対関係。
どうやらコンプレックスが強いと対等な人間関係が作れないということを、私は今回彼女と出会ったことによって知った。
っていうか、上下の意識が強すぎるからコンプレックスの鎖に縛られているだけのことなんだけだと思うだけど!
そして、上に行ったのなら、そのコンプレックスからも解放されるって思い込んでるから、何事にもマウントしようとする意欲だけが強くなっちゃうんだろうけど……だからなのだろうと思うことがある。
それは、こういうタイプの人は総じてコンサルタント的に指導的な仕事を生業にしようとする傾向が強いこと。
この傾向は野の医者は笑うを読んだことで、分かってはいたんだけど…
実際に普段の日常生活の中でこういうタイプの人を目の当たりにしたことはなくってね~(笑)
だから、日常生活の隙間全部、なんとかマウントとろうとする会話しかできない事実には本当に驚いたよ(笑)
しかも、こういう感じでコンプレックスを糧にマウント取ろうと躍起になる人って、自分自身のコンプレックスを職業にしちゃうんだね(笑)
びっくりした!
私が出会った彼女はもれなくそういう人でしてたよ。
私がコンサルすることによって、あなたの生き方を整えて幸せに導きます的な?
つーか、自分の人生すら全く整ってないのにね(笑)
どの口が言う?としか私には思えなかったよ。
だけど、質が悪いのは、当の本人の認識が現実と乖離しすぎてて、その事実に気がついていないということ。
自分自身の生き方が他者と比べてものすごく整ってない(常識の範疇にある最低の礼儀すら守れない上に、大事なところで謝れない。挙げ句なにもかも人のせいにして、自分は完璧であることをアピールする)ことすら自覚できてない上に、理想の自分を全面に出して、それを公式にしていこうと躍起になってるからなぁ(笑)
ってか、スピリチュアルにはまって、そしてそれをビジネスに変えていこうとしている女性にもこれはきっと多い傾向というか、9割9分そういう人ばっかりだと思ってるけど……
ただ、実際の生活の中でそういう人に私は会うことがないからさ、ほんと彼女の存在はレアだったわ(笑)
で、本題なんだけど、
なぜこういうタイプは、わざわざ自分のコンプレックスを職業にして、そして指導する立場になりたがるのか。
私は彼女を観察していて気がついたことがある。
それは結局コンプレックスをチャラにするためだけなんだよね。
本人も気がつかぬうちに、自身のコンプレックスに執着してるから、そのコンプレックスを解消しようとした挙げ句、結果ビジネスもそのコンプレックスが中心にしたものになっちゃう。
しかも、そのコンプレックスをまさかの如く克服した的な内容でやっちゃう(笑)
はっきり言って笑うしかないよね。
だってそれって本人にとって最も不得手なことを職業にしてるってことだよ?
職業ってさ、人の役に立てるスキルのある得意なことで勝負して、運が良ければギリ食べていけるくらいの世知辛いものなのに、なんでわざわざ不得手なことを職業にして、しかもその不得手であるはずのことのエキスパートにしてんのよ!って話じゃん(笑)
でも、それだけコンプレックスがキツいってことの裏返しなんだろね。
そのコンプレックスに自分自身が苦しめられて、だからこそそこに執着して、そしてそれを克服することで私の幸せが待ってるって思い込んでるんだろうけどさ…
未来に理想の私が待っていると思ってる時点で、未来は暗いのよ(笑)
しかも、外面的には、既に克服した自分をアピールしてるから、余計に未来は暗いのよ(笑)
っていうか、不幸せしか待ってない。
でも、こういう人に限って、理想に縛られて生きてるからさ、ほんの少しの不幸せすら許容できなくなるのよね。
結果、毎日が不愉快でイライラして眉間に皺を寄せることになる。
そんでもってそんな表情を周りがみたら、「お前にコンサルしてもらって幸せになることなど絶対ないな」って思うのに、当の本人は「言葉だけが全て」で生きてるから、自分の行動を省みることないのよね(笑)
だから、矛盾が横行しているだけの毎日にすら、気がつけない。周囲のみんなその矛盾に気がついていて、なんならあまりに酷いその矛盾に嫌気がさしてるのに、当の本人は「自分は完璧」だと思い込んで、端から見ていて痛すぎるビジネスをし続けることになる。
っていうか、上に立ちたいって理想を掲げる人って、根本的に本当の上に立ったことのないから掲げられちゃうんだと思うわ。
上に立つ人の責任の大きさも分かってないし、っつーか彼女の場合は、何一つ自分のせいだと思うことがないから、張り切れるんだと思う。
ってか、何一つ自分のせいだと思うことができない彼女だからこそ私は…「性根の悪さは相当だな」と思うに至ったのである。
ということで、言いたいこと多すぎて話逸れたけど、コンプレックスが大きい人ほど、そのコンプレックスに執着して、そして克服するどころか、そのコンプレックスに振り回されるんだね~。
勉強になったわ。
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