おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。
この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。
時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。
激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしようと更新しています。
是非活用してくださいませ♪
先日の記事で、切ない気持ちを吐露させて頂いたのですが…
↓先日の記事↓
今日書く話は、その正反対と言えるでしょう。
そのため、今の惨事に心を痛めている人には、腹が立つ話かもしれません。
ですが……
この展開は日本にとって大チャンスだと、私は思っていますので、書きますね。
私は、パルプンテ(このブログ)を開設した当初から「日本が戦後を脱出するためには、新たな戦争しかないし、その戦争で日本が戦勝国側に入るしかない!」と言い続けてきました。
どうしてそれが必要かというと、日本は新たな戦争が起きない限り「敗戦国」という立ち位置が変わらないからです。
ですが、その大変革が今起きています。
ただこの発想はおかしいと思う人もいることでしょう。
なぜなら、日本が第二次世界大戦で敗戦してからの77年間には、幾多の戦争がありましたから。
朝鮮戦争に始まり、ベトナム戦争、イランイラク戦争に、東西冷戦、湾岸戦争、さらにはソビエトが崩壊した直後からの東ヨーロッパの混乱、そして911からのテロ戦争へと、日本が戦争と関わらない時代が続いていただけで、世界は相変わらず戦争まみれでした。
ですから、これらの戦争で日本の立ち位置が変わらなかったのに、今回で変わるというのはおかしいと思うかもしれません。
ですが、これらと今回では大きく違うことがあるんです。
それは、連合国の一つであり、第二次世界大戦の戦勝国であり、国連安保の常任理事国の一つであるロシアが戦争を開始したということです。
しかも、今回の戦争では、戦後レジームの要であったロシアが負ける可能性が高まっていると言えます。
これは、戦勝国と敗戦国を入れ替える大チャンスであるということです。
そして、これがこれまでの戦争の大きな違いであり、戦後レジームが大きく変わる要因を含んでいると言えるでしょうし、もしも戦勝国と敗戦国が本当に入れ替わったのなら、日本にとってはようやく敗戦国時代が終わる契機になるんです。
これは、とっても大きなことです。
さらに核放棄しているウクライナの状況が、日本と酷似していたことは、日本を目覚めさせる契機になっていると思います。
平和的な外交や軍事を尊重してきたウクライナがこんな目にあったのをリアルに目撃し、多くの人が戦後秩序の維持に疑問を感じるようになっています。
それゆえ、これまでは封じ込まれていた核などの話も、一気にタブーではなくなってきていますし、憲法九条も専守防衛も「ばかばかしい理想」だと、多くの国民が一斉に気が付いてしまう事態に陥っています。
この世論の急変革に、メディアも左翼も大慌てでしょうが、事実に気が付いてしまった民の心情を戻す術など彼らにはないでしょう。
それゆえ、これからはこれまでと違った防衛論が主軸になっていくと思われます。
そしてこの論議の成熟によって、いよいよ日本は、戦後史観を脱出するのではないかと……私は憶測的に思っているのです。
とはいえ、まだこの戦争はどうなるかは分かりません。
ですから全て憶測ですが、世論の変化を含め、このアクシデントが起こした日本への影響は、ある意味好影響であると言えると思ってます。
ということで、今日の話はここまでです☆
それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
それから「変わる、終わる、始まる」の過去記事が読みたい場合は、TOPの「曜日企画」→「㊋変わる、終わる、始まる」を押して下さい。
今までの過去記事が見れます。
それでは今日も張り切って働きましょう♪
View Comments
https://news.biglobe.ne.jp/economy/0307/pre_220307_1084117307.html
これを読むと、ロシアは、ロシア帝国復活に向けて着々と帝国主義を再開してると思います。
わたしも、敗戦国から抜け出したいと思いますが、日本は粘り強く外交努力で、戦争回避していくしか方法はないのでは?と思います。
こんにちは。
記事教えてくださりありがとうございます。
ただプレジデント×佐藤優という組み合わせであれば、話半分で聞いておくのがいいのかなと個人的には思いました。
外交努力は必要ですが、戦争回避できるかどうかは別の話ですよね。
あらゆる想定の上で庶民も対応していきましょう。
それではこれからも宜しくお願い致します。
追記
アメブロの方にも沢山コメントをありがとうございます。
アメブロの方でも書かせていただきましたが、藤田さんから頂くコメントは今後反映しない可能性が高いです。
その点お含みおきください。
宜しくお願い致します。
ユリコさん、全面的に賛成です!私も大チャンスだと思いますよ!
防衛費を上げ、憲法9条を破棄するのは今でしょう。これは最低限のたしなみ。
ドサクサ紛れに北方領土に『たたいま~♪』位出来れば、私は岸田さんを支持しますよ!(たとえ共産党員の疑いがあろうとも(笑))
富山県は北海道と縁が深く、近所のおじいちゃんおばあちゃんの話から『恐ロシア』はただのダジャレじゃないと幼心に感じていました。
かといってウクライナが被害者サイドに立つのは違和感がありますが、まあ日本の敵はロシアでしょ、と。
けれど、戦後からの脱却までには考えが至りませんでした。さすがユリコさん!
今こそ、すめらぎいやさか~。
こんばんは。
富山と北海道は縁が深いんですね。
確か、小樽のニシン漁を始めたのも富山の人たちでしたっけ??(違ったらごめんなさい)
遠いように思える場所だけど、親戚・縁戚の関係なんですね。
そうなれば思うことも違いますよね。
特に太平洋側と日本海側では思うことや危機意識はいろいろと違うと思います。
ほんと、取り返したいですよね。
それではこれからも宜しくお願い致します。