おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です…………と始まるとことですが……今日は水曜日(; ・`д・´)!
実はいろいろありまして↓…昨日の更新を忘れてしまいました。ごめんなさい。
ということで、一日遅れとなりましたが、始めていきましょう。
この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。
時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。
激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。
朝のお供として、是非活用してくださいませ♪
今回の衆議院選で私は、メディアの盛大なる予想外しに、何より驚きました。
まず突っ込みたいのは予想幅の広さ(笑)
どう考えたって広すぎるでしょ(笑)
私は開票日のNHKで、この予想幅を見た時「やる気あんの?」とつい思ってしまいましたよ(笑)
最高と最低で40議席も違うなんて、予想と言うには既にほど遠い状況です(笑)。
また、ここから分かることは、選挙情勢の分析に定評のあるNHKですら予想の段階でかなり自信がなかったこと。ただ、予想が不正解となるのは許されないので、保身ゆえにあり得ない幅の正解を作って対応してみたということなのでしょう。
しかながら、こんなにも幅を持たせた予想をしたのにもかかわらず、実際の結果はこの枠外だったんですよね(笑)
これは笑えるとか、恥ずかしいとかいうレベルを通り越して、無能と言われても仕方ないレベルであり、報道責任者は更迭に値する失態だと思います。
ただ、この大失態はNHKだけで起きていたことではないんですよね。
なんと全てのメディア起きていました。
youtuberささやんさんの作ってくれた表が分かりやすいので、その表を見てみましょう。
↓じゃん
全局(全新聞紙)が間違っていたのが分かるでしょ?
↓この表の説明はこちらの動画で確認を↓
しかも、一番近しいと言われる数字を出した朝日系(テレビ朝日・朝日新聞)ですら、実際の数字と20もずれたんだよ。
20も違えば、もちろん情勢も政局も変わってくるわけで、このメディアの予想を信じ行動していたのなら、完全に間違った行動に繋がるわけですが……
今回の選挙結果は、「テレビ・新聞を信じて行動すると、間違った方向に進みます!」ということを、メディア自らが立証したと言えるんですよね。
これは本当に大ごとなのですが、ではなぜここまでメディアは外すことになったのでしょう。
そこについて最後に少し深堀していきましょう。
選挙コンサルタントの大濱﨑さんが、あまりに予想から乖離した実情に対する分析記事を書いてくれていますので、まずはご紹介しますね。
この分析は秀逸です。ですからもちろん異論はないのですが、波動などの視点をふまえて、この考察をもう一歩深堀していきたいと思います。
またこの先の話は、大濱﨑さんの分析も加味して進んでいくので、この先を読む前にぜひ大濱﨑さんの分析読んでおくことをおすすめします。
まずテレビや新聞社の議席予測の調査方法なのですが…これは主に「電話などによる事前調査」と「出口調査」によって行われます。
特に出口調査の精度は高いと言われているので、メディアは主に出口調査の結果を信頼して予想を書いていくわけですが……結論から言うと、今回はその信頼していた数字に裏切られたということなんですよね。
つまり、メディアが手にした「電話などによる事前調査」や「出口調査」の結果が、現実と乖離していたということ。
なぜ乖離したのかという分析は大濱﨑さんの記事で書かれているので、割愛しますが……
大雑把に言うと、日本でも「隠れトランプ現象が完全に始まっている」ということです。
隠れトランプというのは、これです。
隠れトランプ(かくれトランプ)とは2016年のアメリカ大統領選挙選挙で共和党候補であったドナルド・トランプを密かに支持していた人々のことである。なお、米系メディアではHidden voter, Shy voter, Silent Majority(サイレント・マジョリティ)などと表現される。
2016年のアメリカ大統領選挙では 共和党候補のドナルド・トランプと民主党候補のヒラリー・クリントンの戦いとなった。11月8日の開票の結果、トランプが289人、クリントンが218人の選挙人を獲得し、トランプが接戦を制した。選挙前の予測の多くではクリントンの優位が伝えられていたにも関わらずトランプが逆転した理由として隠れトランプの存在があげられている。彼らの多くは過激な発言を繰り返すトランプを支持していることを他人に隠し、世論調査にも回答していなかったと考えられる。
今回メディアの調査が実情とあまりに乖離した理由は、日本でもメディア主導によるリベラルが行き過ぎた結果、アメリカと同じことが起きていたと言えるのだと思います。
リベラルの人はなぜか攻撃的な人が多く、そのため保守的発言は、発言した瞬間から嫌がらせをされる傾向が強いです。
それゆえ、すっかり日本では本当のことが言いにくい社会になっているんですよね。
そして、こういういいにくい社会構造の首謀者になっているのがメディアであると言えるでしょう。
ですから、隠れトランプのような多くのサイレントマジョリティは、メディアへの不信が強いです。さらに言えば極力かかわりたくないとも思っています。
だから、メディアの質問には答えないし、答えたとしても本当のことは言わない。
こういう現象が起きるんです。
すればデータには自然と偏りがでますし、それだけでなく虚偽も多く混じるようになります。
それゆえ実際と乖離した数字がメディアに届くのですが、その数字に踊り溺れるているのがメディアです。
また、このような事態を招いた根本的な要因は、メディアへの不信、これ以外ないでしょう。
しかしながら、この不信が招いた現実こそが、メディアと国民の関係値をぐれんと反転させ始めています。これは面白い現象だなと思ってみています。
なぜなら、今までは「メディアの声に従え、従えば大丈夫だ」と言わんばかりに、多くの国民はメディアに迎合する形で生きてきましたが、そこに国民が「NO」を突き付け始めているので、メディアは掌握しきっていたと思っていた国民の実情すら捉えることができなくなっているからです。
また、国民が提示する「嘘情報」に、メディアの方が踊らされ始めているとも言えます。
これは本当に大きなことですよね。
今まではメディアの下に国民がいたのに、その国民にそっぽを向かれた結果、メディアが国民を追いかけるという構図に変わり始めているのですから。
さらに、国民はメディアの手口をかなり深い部分で理解し始めているからこそ、メディアに流されることなく、メディアよりも一枚上手を取る行動をするようになっているんです。
情弱と呼ばれ続けてきた日本国民なのにwwww、すごいです(笑)
以前より、日本は気が付いた瞬間から一気に変わると言い続けていましたが、今回の選挙は確実にそのスイッチはもう入っていることを裏付けることになったと思います。
ここからも、メディアと国民の関係は反転させたまま(これが正常値)頑張っていきましょう。
ということで、今日のお話はここまでです。
それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
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View Comments
こんにちは!
いや本当に今回の選挙は、マスコミの予想のふり幅に驚きました。
自民、今回は苦戦なのかと思ったら、終わってみれば最低限しか議席を減らしていませんでした。
NHKを中心に出口調査の精度は高いと思っていましたが(バイトしたことあるので笑)、ここにもバイアスをかけているのか?と疑ったほどです。
けれど、サイレントマジョリティだと考えたら納得ですね。
いわゆる中道層が入れたいと思う候補や政党が少なかったこともあるでしょうし
なら自民で仕方あるまいという国民も多かったはずです。
マスコミも左傾化に対する不信を感じる国民の増加は間違いないでしょう。
わたしもマスコミにいたのですが、予想記事を外したら切腹もんだとよく言われていました…
(私はスポーツだったのですが、展望記事の順位をぴたりと当てないとだめだとよく言われました)
今回の予想の外しっぷりを、どうとらえるのかも見ものですね。
こんばんは。
本当にびっくりするほどの外し方でしたよね。
総裁選の場合は、ただただマスコミの願望を流すだけのものであることを理解しているので、外れてもそんなに驚かないのですが、本当の選挙となると話は別で「やっぱりマスコミの調査能力が正しい」という事が続いていたのですが……、今回で完全にその神話すら終わりましたね。
ここまで大外しが起きれば、各メディアの担当者が役職を外れることも大いに予想されるので、そういう点でもこの選挙は地味にスゴイと思ってます。
それではこれからも宜しくお願い致します。