今まで自民党の誰もが経験したことがないと言うほどの盛り上がりを見せる自民党総裁選。
その理由は何か?
そこについてこの記事ではお伝えします。
菅総理が任期満了辞任を表明した時に、「今まさに裏で半沢直樹が展開してそう」っていう記事を書いたんだけど…
あれから気がつけば3週間経ちますが、総裁選は毎日「半沢直樹」級のドラマがリアルに展開されています。
こんなドラマが目の前で繰り広げられたら、ついつい夢中になるのは人の性だと思います。
でも、どこがドラマなの?
てな風に思う人もいるかなと思ったので、起きた出来事をドラマ風味な「話」にしたて、タイトルをつけてみました。
ということで、1話ごとにタイトルと簡単なあらすじを載せてみます。ただ、すごい簡単なあらすじにしようと思ってたんだけど、書きたい気持ちがいろいろと高まっていたようで、第一話のあらすじは無駄に長いです。でも短めにしようと自分なりに努力してるので、読み直すと文章の繋がりとかがいろいろとおかしい”(-“”-)”
そこら辺はご愛嬌ということで、お許しください。
とりあえず、「確かにワンクールドラマができるくらいのネタが詰まっている」ということが伝わればよいだけなので…( *´艸`)…では始めます。
時は、令和3年7月24日。
世界中が新型コロナウイルスの影響で閉塞感に苛まれる中、東京オリンピックが開幕した。
オリンピックの幕さえ開ければ、今の閉塞感の多くは払拭されると政府は思っていた。
しかし、7月に入ってから、今まで以上に新型コロナウイルスの感染者は増えていき、日々新記録更新の毎日だ。官邸は頭を抱えていた。
なぜなら、今秋に衆議院は任期満了による選挙選が控えているからだ。それだけでなく、自民党総裁選もやらなければならない。
ここで自民党がスムーズな勝利を得るためには、「オリンピック開催」と「コロナ収束」は必須の事項であった。オリンピックは無観客開催も取り入れ無理くり開催したものの…、コロナを収束させなければ賛同は得にくい。
しかしながら、肝心要のコロナがこのタイミングに入って、今までとは比べものにならないくらいの感染拡大を続けている。
「あれほどワクチンを急いで普及させたのに、なぜだ……」
そんな溜息が官邸内で漏れるのも当然だ。
しかしながら官邸の溜息以上に、大きな焦りに見舞われていたのは与党自民党の議員たちだった。
オリンピック開催をしてもなお、日に日に落ちていく内閣支持率に不安を隠せない議員は多かった。
そりゃそのはずだ。なぜなら、内閣支持率と選挙結果は直結する。
内閣支持率が高ければ、当選する確率は高くなる。逆は然り。
後数ヶ月で任期満了を迎える衆議院議員たちの不安が大きくなるのは仕方あるまい。
そんな不安は若手ほど大きくなると言われているが、不安の大きさに議員格差などない。
前総務大臣で当選八回の実力者である高市早苗も同じだった。
「このままの自民党では良くない!なにか風を作らなければ」
彼女にとってその風とは、自民党総裁選で前首相である安倍晋三が出馬することであった。そして、安倍晋三が再々選され、総理大臣に復帰することであった。
「総理!いや安倍さん…このままでの自民党ではあかんと思うのです。だから、次の総裁選にはやっぱり安倍さんに出てほしいと思うんです」
「高市さん、何度も言ってるじゃないですか。私は出ません!」
このやり取りは、二人で勉強会を始めた半年前から、何度も繰り返されていること。
だから、安倍に聞けばどう返ってくるのか、早苗にもだいたいの検討はついている。でも、このままいけば、自民党は……、早苗がその先を考えた先に見えてくる未来は悪夢の再来でしかない。
そんな悪夢をなんとしても払拭したいと思う早苗は、いつも以上に今日は粘った。
「このままでは自民党が終わってしまいます!お願いですから、もう一度総理になってください!」
早苗は息巻くように言った。
「そう言われても……私情を理由で辞任して、そして大変な役目を菅さんが引き継いでくれたんですよ。その恩を仇で返すようなことは、人としてできない」
早苗の望み空しく、安倍は頑として首を縦にふる様子は一ミリもない。
「でも、これまで積み上げてきた政策をどないするんですか?」
安倍は珍しく困った顔をした後、突き放すようにこう言った。
「高市さん、発表すりゃいいじゃん」
その言葉に一瞬早苗は俯いたのだが、そんな言葉を投げかけれられてもなお、早苗は諦められなかった。
「0.1%も出ないですか?」
「もう絶対、出ないから」
即答だった。
その時、プツンと何かが切れる音が、早苗の中で響いた。
それと同時に、びっくりするくらいの大声が室内にこだましていた。
「ほんなやったら、私、出たるわ」
安倍前総理に啖呵を切ってしまって、無意味に追い詰められた早苗。
早苗が自民党総裁選をきちんとやりたい理由は、何より菅政権のため。
菅政権の力が削がれているのは、ちゃんとした総裁選をしないまま、総理になってしまったことに付け加え、国政選挙を経験していないからだと、早苗は考えていた。
だから、安倍前総理が総裁選に出ないのなら、力のない自分でも出るしかないと考えていた。
それが菅政権のためだと思っていた。
しかし、いざ出ると決めてみて初めて気づく事実もあるものだ。
総裁選に出るには、政策本の出版や選挙人集めなど、出るまでのハードルがいくつもあったことに早苗は気が付いた。
でも、ここで引くわけにはいかない。
早苗は焦る気持ちを抑えて、まずは一心不乱にパソコンに向かった。
「まずは政策本を書かなくちゃ、話にならないじゃない!でも…時間がないよ!あぁ…どうしよう」
永田町では、友達が少ないことで有名な早苗が、総裁選の出馬に名乗りを上げていることが水面下で噂になっていた。
「だったら、出ますか?」
菅総裁を輩出した前総裁選で2位の結果に終わった岸田文雄の側近は、岸田に小声で投げかけた。
岸田は軽く息を吸い込んだ後、口角を上げ直し「はい」と返答した。
そして、岸田は出馬会見を開催した。
そこで発した「二階外し」発言が、その後の永田町の動乱を作っていくなど、その時誰も思いもしなかった。
岸田の「二階外し」発言によって、なぜか菅も「二階外し」を言い出し、二階が荒ぶる。
菅は二階の返り討ちにあいながら、それでも二階を切るために「任期満了の辞職」を宣言。
この選択によって、ここまで筋論によって無風になっていた自民党は一気に荒ぶる状態に入っていき、戦国時代に突入していくのであった。
菅の出馬辞退によって、永田町の様相は一変。
誰が出るのかでないのか、その話でもちきりとなる。
そんな中以前より出馬を表明していた早苗が満を持して出馬会見をする。
その会見に世の中が喚起。
一方、以前から出馬が噂されていた河野太郎も出馬する意向を固め、記者会見を行ったのだが……。
泡沫候補と言われていた早苗だったが、出馬会見を境に世の中の彼女を見る目は一変した。
ネットでは「女神降臨か?」と騒がれるほどに人気が浮上した。
しかし、永田町の裏を取り仕切る重鎮にとってこれは脅威であった。
そのドンである二階は、息のかかった石破や野田聖子を操り、自民党で暗躍し続ける方策を模索する。
そして、ドンは野田聖子を自民党総裁選に送り出すのを決めた。
聖子が出馬を決めたのは、出馬締め切り数時間前のことだった。
総裁選が始まってみると、1vs3(愛国者vs功利主義)であったことが明らかに…なった。
早苗に対するメディアの風当たりも強い。
早苗はこの風に立ち向かうことができるのか?
本命候補と言われていた河野に、中国共産党の影があったことが発覚。
この事実によって、本命と言われていた河野を押していた議員にも衝撃が走る。
予定通りの本命勝利が危うくなってきたが……もしかしたらこれは、早苗の勝利近づいているのかもしれない?!
総裁選の盛り上がりによって、8月まで誰もが危惧していた悪夢の再来はすっかり過去のこととなった。
そんな実情に悪夢を作り出した野党の面々が黙っているはずもない。
そのため、彼らはあれやこれやと話題を作ろうとするのだが……。
日に日に大きくなる早苗ブーム。
それと比例するように、早苗バッシングも大きくなっていた。
そんな中、閣僚である小泉環境大臣が、早苗に対して高圧的な嫌がらせを行った。
そんな小泉に立ちはだかったのは、早苗の元夫山本拓だった。
総裁選挙が始まってから、4人で行動することが増えた候補者たち。最初はいがみ合う気持ちもあったが、何度も討論を重ねていく中で彼らは互いを少しずつ理解し、そして尊敬しあうようになっていた。
また、自民党主催によって連日開催されている「国民の声に応える政策討論会」が大いなる反響を呼び、明確に国民意識が変わっている実感が誰の手にもあった。
それに焦るのはメディアだが、彼らがしでかしたことは凶と出るのか吉と出るのか……。
そして、いよいよ迎えた自民党総裁選。
自民党総裁になることは、すなわち総理大臣になることを意味する。
しかも次の総理は100代目。
その100代目となるのは、早苗なのか、河野なのか、聖子なのか、岸田なのか。
4人の中の誰かとなるだが、一体誰になるのか……。
ー終わりー
ね!
ワンクールドラマ書けそうなくらいのネタが詰まってるでしょ?
しかも次週に続くばりの、展開が見えないネタも沢山あったでしょ?
だから、みんなはまったら抜けられない沼に落ちてくの(笑)
っていうか、ちょっとしたノリで書き始めたのに、書いてる間私も楽しかったです(笑)
それではまたね♪
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こんにちは
流石ですね。
政策がフラフラのオジサン二人に対して、肝が座った女傑二人が敵同士ながらも笑いとばし(男女雇用機会均等法世代?)、それを都知事が送る妬ましい視線。
表の工作員(マスコミ)は右往左往し、
裏の工作員の暗躍
走り回り苦悩する老若男女の自民党議員と秘書やスタッフ、
投票できる人、できない人、支援者、支援団体の悲喜こもごも
箸休めに仕事人菅総理のアメリカでの外交と国内での成果の数々
(オリンピックのシーンも入れてしまえ)
世界の要人が一斉に、
「アベが推してるのがこの人をリサーチして!」
政策本の出版社の「増刷だ!」
盛り上がるネット世論
そして、安倍&麻生の高笑い
なんて浮かびました。
お邪魔しました。
おはようございます。
ネットに落ちてる情報の行間を紡いでいくと、ドラマ以上に面白いことが起きてると気がついちゃいますよね。
一方で、メディアの憶測のレベルが低すぎてひきます。
いよいよ笑っても泣いても明日でこのドラマは最終回。
シーズン2が始まることを祈って水曜日を見守ります。
それではこれからもよろしくお願い致します。
こんばんは。
マスゴミは調査対象や詳細な調査方法を言わずに「独自調査の結果、党員票で半数以上が河野氏」とか言ってますけど、どうなんでしょうかね?悶々としますね。
第一、どうやって自民党員かそうじゃないかを選別したんでしょうか?
まあ、調査結果が正しかろうがそうでなかろうが、マスゴミの言うことは当てになりませんけどね。
しかし、老婆心ながら思うのは、世論的には高市さんの評価がうなぎ上りなのに、そうでない人が総裁になった場合の自民離れで自民の衆院選惨敗を狙っているんじゃないかと勘繰ってしまいます。
菅政権の、メディアを世論と勘違いしたが故のドタバタを思うと、他の議員さん達も勘違いしてそうで不安しかないです。
是非とも「日本の為」というシンプルな動機で動いてほしいものです。
投票は済ませたので、あとは祈るばかりです。
こんにちは。
私も同じ事を感じ、そこを危惧しています。
安倍総理が長期政権になった根底にある理由は、岩盤支持層となる保守層が応援し続けていたところにあります。
そしてその支持層は確実に高市さんに動き、応援をし続けています。
それゆえ、彼女以外になった時、総裁交代で一時的な風は吹いたとしても、岩盤支持層は自民党に大いなる不信感を抱くことに繋がるので、支持離れが加速することになると思っています。
とにもかくにも、日本のために祈るしかありません。
それではこれからもよろしくお願い致します。
こんばんは。
映画「総理の夫」より面白そうですね!
高市さんのおかげで国民の政治への見方も随分変わってきたような気がします。
ツイッターで話題になっていましたが、党員票は偽造し放題みたいですね。
小坪しんやさんのブログ読むと、石破さんや河野さんの党員票が異様に多い理由がわかりました。
アメリカの大統領選挙並にやばいと思います^^;;
「総裁選、不正投票問題。他国から大規模にやられても、立証する方法すらない。それでも自民党員が必要な理由。【改善を求めるためにシェア】」
https://samurai20.jp/2021/09/sousaisen-4/
私も党員なので高市さんに入れたのですが、色々と裏事情を知ると心が萎えそうになります。
河野ジャンプとか起きて変な結果にならないだろうな・・・^^;;
でも、どんな結果になろうとも、日本にとって必ず良い方向に行くと信じています。
おはようございます。
昨年の米大統領選の惨事もあり、自民党総裁選の党員郵送投票について懐疑的な目が向けられていますが、私はさほど心配する必要はないと思っています。
というのも、そもそも自民党員は日本国内で113万人程度で、国民の1%程度です。
ですから、この1%を探しぬき工作をする方が大変。
さらに付け加えていうと、自民党総裁選は113万人の投票結果が、382票に変換されます。
ということは、382票の1票となるために必要な党員票は3000票程度となります。
ですから、工作したとしても、システム上非常に工作がしにくい作り込みになっていると思いますし、アメリカのようにとにかく票数を載せようとしたのならば、党員数を軽々超えていくことが予想されます。
さすがにそれはできないでしょう。
それから米大統領選で不正が起きた地域は、民主党に乗っ取られた地域ばかりで、保守が強い地域ではそれが起きませんでした。自民党は保守政党です。
またアメリカ不正投票の工作において、中国が並々ならぬ協力をしていたことも忘れてはいけませんし、並々ならぬ協力ができたのは米大統領選がいつどのような形で行われるかはっきりしていたからこそ、4年前から準備ができました。
自民党総裁選は、先月下旬までやるかやらないかすらはっきりしない状態でしたし、フルスペックでやれるのかどうかもかなり微妙な状態だったので、他国が工作しようにも準備が間に合わないと思います。
また中国が工作するのであれば、総裁選の党員票に介入するよりも、自民党全体の支持率を落とすことの方が効率的です。また自民党総裁選に介入するのであれば、党員ではなく、国会議員に工作をかけた方がよっぽど効率的でしょうし、実際その工作の効果は議員の行動からも垣間見れます。
このような分析から、米大統領選のような不正投票は起きないと私は考えています。
それから自民党総裁選はあくまで党内選挙なので、かなり緩いルールで運営されてました。
それが突如国民的関心ごとになったがゆえに、緩いルールにいろいろとヤジが飛ぶようになっているだけじゃないかなと思ってます。
また、ここについてネガティブ発信すると、総裁選後のメディアの誘導に使われるので気を付けた方が良いと思っています。
それからもしも、河野さんの党員票が私たちが想像する以上に多かったとしても、それは不正投票に起きた結果ではなく、実際の数だと思います。
そこをはき違えないようにした方がいいだろうと私は思っています。
それではこれからも宜しくお願い致します。
こんにちは。
さすが竹久さん!今回の自民党総裁選は、脚本家は誰?!と思うほど、ドラマチックですね。
第10話がいいですね。結局、今回の自民党総裁選は、「自民党VSマスコミ」だったりして。
さあ、いよいよ今日が第11話ですね。
こんなに注目した自民党総裁選はありませんでした。
自民党総裁選ストーリーは終わりますが、早速セカンドシーズンに突入ですね。
私たち国民にとっては、セカンドシーズンからが、本編。
ますます目が離せません。
おはようございます。
ドキドキですよね。
朝からソワソワしてというか……なんだったら寝ている時からソワソワして、変な夢ばかり見て目が覚めました。
どのような結果になったとしても、シーズン2が始まるわけです。
衆院選を考えたら、誰より高市さんが一番自民党にとって追い風になるはずなんですが……どういう結果になるでしょう。
ソワソワです。
これからも宜しくお願い致します。