金曜日は「教えて!波動相談室」のコーナーの日です。
こちらのコーナーでは、読者の方から寄せられた質問に、波動の見地からお答えしていきます。
また、波動の見地からお答えするものの、これは私の個人的見解にすぎません。
ですから、これだけが正解ということはもちろんあり得ませんから、「意見やアドバイスの一つ」として参考にして頂き、その上で自らで答えを見つけて頂けたらと思ってます。
どうぞ、この点お含み置き頂きました上、お読みくださいませ。
本日頂いたお悩みは、「自己評価が高く、自分を客観視できない人」です。
30代女性・はらぺこあおむしさん(会社員)から頂いた質問です。
まずは相談内容をご紹介するところですが……その前に、まずは謝罪を……。
というのも…
一ヶ月以上前にこちらのご相談を頂いていたのですが、私……ご相談が届いていることに全く気が付いておりませんでした(>_<)。
ごめんなさい。
どうして気が付かなかったかというと…それは最近ワードプレスの管理画面の仕様が変わりまして、それゆえ視覚的に新規の相談が来ていることに気が付かない状況になっておりまして……その上私がその仕様変更に全く気が付いておらず…それでかれこれ1ヶ月以上もご相談が来ていることに気が付かない毎日を過ごしておりました。
本当にごめんなさい。
はらぺこあおむしさんをこの1ヶ月要らぬ不安の中で過ごさせることになってしまいごめんなさい。
これからは定期的にきちんとチェックしますので、これからも宜しくお願い致します。
では、気を取り直して相談内容をご紹介致します。
こんにちは。2回目の投稿になります。
前回職場の悩みについて取り上げてくださり、ありがとうございました。
今回も同じ職場の悩みなんですが、最近職場に「自己評価が異様に高く、客観性がない」人が増えているように感じ、なんでこんなことが起きるのだろう?と悩んでおります。
たとえば仕事で「○○が得意だから」とそれが生かせる仕事を率先してしようとするのですが、それが業務で求めるレベルに達しておらずクオリティが低かったり、その人自身が「得意と思ってること、不得意と思ってること」が周りの認識と大きくズレているということがあります。
たとえそれが得意だと思っていたとしても、相対的に見るとできる方ではなかったと気づければ良いのですが、自分を客観視できないので本人は得意と思ったまま、もっとその業務が得意な人に研修を開こうとしたり、不要なアドバイスをしたりします。 そういう人が1人くらいなら「まぁいるよね」と思うのですが、10数人の部署で2-3人いるので最近とても悩んでいます。
そういう人たちは大概状況の認知も大きく歪んでおり、仕事の納期が遅れていても「自分はちゃんとできてる」と思っていたり、叱っても悪いところに気づかなかったり(他責にする)します。
現状や自身についての認知が激しく歪んでいる人を見ると、なんでこうも歪んでるんだろう?と思うのですが、これは何か波動に関係しているのでしょうか? その人が自分を客観視できる方法はありますか?
また、そんな人に仕事を教えたり指導する際にはどう関わっていくのが良いのでしょうか? もし宜しければ回答いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
ちなみに以前頂いたご相談はこちらです。
ということで、はらぺこあおむしさんからのご質問にここからお答えしていきます。
また今日のお答えポイントは以下2点とさせて頂きます。
①自分の波動が上がっていることを認識する
②先に道を進むものとして心掛けること
この2点に沿ってここからお答えしていきますね。
以前ご相談頂いた上司との難局も乗り越え、はらぺこあおむしさんは順調に仕事のスキルを身につけ、また仕事の見識も以前より数段高くなっていることと拝察します。
ゆえに、波動も以前より高い状態になっていると思われます。
この問題はそれゆえ現れたことだろうと感じます。
つまり…自分自身の波動が高くなり、見識も広がった結果、以前は気にならかったことが目につくようになったのだと思います。
これは一つ良いことですが、落とし穴もあります。
それは自我が拡大してしまいやすい時期でもあると言うこと。
「自分が正しく、相手が間違っている」という認識の上で、知らず知らずのうちにエゴを拡大してしまいやすい落とし穴の時期でもあること。
それを重々承知して、この時期を乗り切ってほしいと思います。
私もこのようなタイミングでよく悩んだのですが、その度にかつて高山先生(おとな塾・塾長)に口を酸っぱくして言われたことを思い出し実践するようにしていました。
私が岐路に立つ時、崖っぷちに追い込まれた時、必ず電話する人がいます。高山曜三先生です。気がつけば10年以上の付き合いになります。きっかけは、先生が勤めている教… 『国語教師・高山曜三が教えてくれた、大事にしている言葉』 - いつの日も神社、時々たこ焼き。 |
特に今回のご相談で気にしてほしい内容を抜粋しますね。
空を飛ぶスズメたちは、とんびの姿が見えないのだ。
これは自分のスタッフに自分の思いが伝わらないとイライラしていた時の言葉です。
先生は鳥の飛ぶ高さを引き合いにだして、見える景色が違う事を教えてくれました。
この言葉を言われた時に、何故彼女たちと意見が食い違っていたのかようやく理解できました。殻は破れない、殻を破ってくるまで、待つんだ。
これも自分のスタッフで悩んでいた時の一言です。一人だけどうしても、同じ所でズッコケる子がいて、イライラしてたんです。些細な捉え方の違いで空回りして、ちょっとのズレを直せば全部上手く行くのにって思って、それで、「あーだ、こーだ」言ってみたけど、逆に余計上手くいかなくなって、って悩んでいた時に言われました。
やっぱり待ちましょう。殻を破るのを待つ母鳥のように、愛情深く温めて。評論家になるなよ。実践者であり続けなさい。
一番口を酸っぱくして言われていたのはこの言葉です。先生はどんな事にも経験則が基づいていない話を嫌がります。だから「迷ってるなら、やってみなさい。」「思いついたなら、行動しなさい。」と促され続けました。思いついた瞬間に行動しちゃう私の素早さは、先生との特訓の賜物だと思います。読んでいただけじゃ、憶測だけじゃ分からない、まずはやってみて自分がどう感じるかだと言うのが大事なんだと今はよく分かります。そして、経験が増えれば増えるほど、沢山の事が同時に分かるようになるんだなぁと、視野の拡大に驚いています。
多分今は他のスタッフとの違いに目がいきがちな時期だと思います。それゆえ指導の方面に頭を悩ませるのでしょうが、「待つ」ことも大事です。そして、その待てる余裕を持つためには、より一層自分自身が向上していく必要があると思います。
つまり、周囲に気を取られる以上に自分の仕事をもっと一生懸命やる(自分の仕事レベルを上げる)ということが、この難局を乗り越えるための良策なのですが、こういうタイミングに入ると、周囲を変えようと躍起になってしまいがちです。
それこそが落とし穴なので気をつけてください。
それから私は上司に「達観・俯瞰・自我の滅却」と毎日口酸っぱく言われていた時代があって、当時はその言葉に反発する気持ちを抱いていた部分もあったのですが…
↓当時のことを思い出して書いた記事↓
並べるとものすごい言葉の圧力 これは、私を名古屋から連れ出した、愛すべき上司が順序立てて私に身に付けさせた言葉。 最初に与えられた言葉は、 達観せよ… 『達観と俯瞰と自我の滅却』 - いつの日も神社、時々たこ焼き。 |
指導的立場や管理職を担う立場になる人は、この部分は必ず通り抜けなくてはいけない部分でだと今は思います。そして、はらぺこあおむしさんは潜在的にそういう可能性を持っている人だと思いますので、頑張ってここを乗り越えてほしいです。
それから多分はらぺこあおむしさんは、俯瞰はできていると思います。俯瞰できているから問題点に気が付くようになったのだと思います。これは成長です。ですが、ここで止まってしまってはいけません。ですから、達観と自我の滅却を敢えて実践してみてください。
そうすることで、この難局を波動領域帯の変更というイベントに変えることもできると思います。とはいえ、一体どうすればそうなるのかさっぱりイメージがつかないと思うので、以前ご相談頂いた方の例題を用いて、達観と自我の滅却についてお伝えしたいと思います。
以前似たようなご相談を頂いたことがありました。
こちら↓
このご相談で私は今回と同じようなアドバイスをさせて頂きました。
端的にアドバイスの内容を一言でまとめると…「相手の欠点に目を向けず、もっと自分の仕事に集中して頑張れ!」ということ。
つまり、既に滅茶苦茶頑張っている人に対して、「もっと積極的に仕事をしてください」という鬼軍曹みたいなアドバイスをしました。
パッと見、滅茶苦茶なアドバイスですが…これには私なりの道理のロジックがありますので、説明しますね。
まず自分の仕事に集中することで、余分な自我の拡大が防げます。また自分の至らなさに気が付くようにもなるので、謙虚な気持ちも身につけられます。さらに、今までの自分のレベルを超える仕事量をこなすことによって、割合早い段階で「達観」を得やすくなります。
そして達観を得ると、「自我の滅却(滅私)」の状態を体感的に得やすくなります。
こういう状態に入ってくると、自分の方から口を挟まなくても会社の環境が勝手に変わっていきます。
ですから、一件無茶に見えるんですが、実は合理的に物事を展開させる方法でもあるのです。
ちなみに先ほどのご相談を頂いたこぱんださんからは、その後の経過についてこのようなコメントを頂きました。
【区別しよ!】お金を払っても、手に入らないもの コメント より
こんばんは。
私ごとで恐縮なのですが、波動質問の後日談です。
(すみません長いです)あの時は同僚達が大嫌いでピリピリしてる自分も嫌いでドツボに嵌っている感じだったのですが、ゆりこさんのアドバイスを実践していくうちに、ある日突然ハッと我に帰る感覚があり、憎しみとか怒りの気持ちがスーーっと消えて。私なんであんなに気にしてたんだろうってぐらいにイライラしてた日々が嘘のように消えました。
今も相変わらず同僚達は仕事しないですし、何も変化はなかったのですが、普通に同僚達と接することができるようになったというのが私にはとても嬉しくパラレルワールドに飛んだみたいな不思議な感覚でした。
それから次第に同僚達に仕事をお願いすることができるようになったし、同僚達も少しずつ手伝うことはないか気にかけてくれるようになりました。
そんな安定した日々を過ごすうちに同僚達が辞めることになりました。仲良くまではなれなかったけど、仕事を一緒にする仲間という認識が出てきた矢先だったので驚きましたが、なんとなく卒業なのかな?という気持ちになりました。
同僚達が抜けたあとの波動の変化、今後新人が入った場合の波動の変化で、これからも自分が乱れることもあるだろうけど、多分この繰り返しなのかな?ゆりこさんは波動を天気で喩えてたけどそれってこういうことなのかな?と思いました。たしかに波動が高くなっても自分のレベルが突然アップするわけでも願い叶うわけでないなと。
でも穏やかに過ごせることがこんなにも尊いものか。普通に1日を過ごせることって幸せなことなんですね。ゆりこさんからアドバイスを頂いた時はハードル高く感じて自分ができるか不安でしたし、実践しても正直しんどいこと多くてめげそうになりましたが、それでも一度でも出来たら、あとは練習あるのみ!と前向きに捉えられるようになりました。
自分でやることの大切さは前にも教えていただきましたが、身をもって体験した出来事でした。
ありがとうございました!!
こちらのコメント欄でも更にその後の報告をくださっていますので、ぜひ確認してみてください。
今はまだイライラしている時期が続いているかもしれませんが、こういう時期こそ自分を変えるチャンスの到来だと思って、今まで以上に仕事に集中して新たな扉を開いてください。
応援しています。
ということで、今日の波動相談室は以上となります。
はらぺこあおむしさんのご質問に答えられたでしょうか。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。
それではまた来週お会いしましょう♪
こちらのコーナーでは皆さんのお悩みを受け付けております。
ご相談がある方は、下記リンクの「相談室ポスト」からご投稿ください。
↓相談ポスト↓
View Comments
素敵な先生をお持ちですね。
評論家になるな実践者であれ。ってほんと大事。
ネットは実践がない評論家がいっぱいです…。
能力がないのに自己評価が高いってやつは
ダニング=クルーガー効果ってやつですかね。能力がないほど自信があるという人間心理らしく、私も自信過剰に感じた時は、ああ私は実力が分からないほど実力がないのかなと思うようになりましたw
スズメにはトンビが見えないってやつですね。
私も昔は人の直すべきところが気になって仕方なかったのですけど
今はいい意味で見捨てられるようになったというか
どうなろうと自由だよねってやっと思えるようになりました。
あのやたら助けてあげたい正してあげたいと思う心理も不思議です。
善意しかないし、それが喜ばれることもあるんですけど、反発された時はすごい反発が大きい。日本が助けた各国の反応の違いみたいな感じで。
正義こそが戦争の火種なのも分かります。
自滅しようとも好きにしなさいって思えるようにならないと戦いは無くならないのですかね。
日韓関係がこれにおいてもすごくわかりやすいです。
つい評論家になりそうになりますけど、今はがんばって自粛中です。
ネットとかの書き込み自粛もしてるんですよね〜
なんかすぐ変なのにからまれるので
こちらのブログはそこは心配いらない気配で気楽に書いております。笑
管理のおかげでしょうか?ありがとうございます。
こんにちは。
「脳無き鷹ほど、爪を出す」って感じでしょうかね。
能力がない頃の方が、批判されたり否定されたりすることを怖がるので、それゆえ防御対策として大きく見せたがるんだと思います。
私も指導についてはいろいろ悩み、正解がでないまま退社しましたが、辞めた後ようやく「人は背中を見て育つ」ということに実感を持てるようになりました。
指導するよりも、背中を見せることのがよっぽど合理的で尚且つ変化を促しますよね。
また書き込みお待ちしています♪
それではこれからも宜しくお願い致します☆