おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。
この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。
時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。
激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしようと更新しています。
是非活用してくださいませ♪
今年に入って「お笑い第7世代」という言葉を、やたら強めにテレビがゴリ推しするために、「第7世代」という言葉は全国的に浸透したと思います。
一体どこからどこの世代が第一世代で、私の青春時代に台頭したダウンタウンやウンナンや清水ミチコなどが何世代に属するのか分からないままではありますが…去年から今年にかけてブレイクした芸人を「第七世代」と呼ぶということだけは分かりました。
そして「第7世代」はすっかり浸透しました。一体誰が「第7世代」と呼ばれる芸人なのかは未だはっきり分からないものの、とにもかくにも「第7世代」という言葉だけは浸透しました。
しかしながら、この「第7世代」…ユーキャンの新語流行語大賞にはノミネートすらされていなかったんですがね(^^;)
「2020ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート語30が5日、主催者から発表された。新型コロナ関連のワードが多数ノミネートされた中、お笑いからは、ぼる塾の「まぁねぇ~」、ぺこぱの「時を戻そう」と 東国原「第7世代は?」新語・流行語大賞ノミネート外で疑問(デイリースポーツ) ... - Yahoo!ニュース |
さすがユーキャン!としか言いようがない事態はさておき……
この「第7世代」という言葉に象徴されるように、いわゆる世代交代というか…人気の移り変わりというものは、ある日突然起こるものです。
特に保守系youtube業界においては、それが劇的に今起きていると思うので、この点について今日は深掘りしてみたいと思います。
先月の米大統領選投票日を機に、保守系の人の求める情報がはっきりと二分されるようになったと私は感じています。
特に、米大統領選の混迷を「民主主義の一大事」と捉える保守系の人は、米大統領選しか興味がなくなるという事態が起きており…(それは私もなのですが…)…こういったはっきりと興味を分けるほどの事態が起こったがゆえに、保守系youtuberの人気具合は大いに変化しております。
そこをはっきりと分からせてくれたのは、「改憲君主党チャンネル」の「政治系チャンネルランキング」です。
この企画は月に2回やっており……といいつつも…「改憲君主党チャンネル」がこの企画を初めて投稿したのは「2020/10/26」で…実は2ヶ月前からなのですが、たった2ヵ月だけでも、滅茶苦茶大きな変化が起きているのが分かるし…その大きな変化に驚いています。
ということで、「改憲君主党チャンネル」のランキングから見える保守系世論の変化をみていきましょう。
「改憲君主党チャンネル」が初めてこの企画を投稿した時のランキングは以下のようになっていました。
①2020/10/26公開結果
ちなみに、初めてこの企画をやった時は、DHCテレビや文化人放送局、それからニュースPICSやニューソクなどの企業運営と個人系がまざりあっていたので、次の回から企業系は外し個人だけのランキングに変わりました。
↓個人系だけに変えた初ランキング↓
②2020/11/8公開結果
この時のランキングに上がった半分は、虎の門レギュラー(準レギュラー)で、上念さん、ケントさん、KAZUYAさん、高橋洋一さんが上位に上がっています。また上念さん、KAZUYAさん、高橋洋一さんは、企業系もごったになってランキングをした初回の時もランキングインしており、かなり強めのキャラであることが分かります。
しかし、あれからたった一カ月半。ランキング上位を彩る面々はすっかり変わりました。
↓これ↓
③2020/12/20公開結果
企業系も合わせた一番最初の調査結果と見比べると、及川さん、かっぱえんちょー、高橋洋一さんを除いて、上位メンバーがごっそり入れ替わっていますし…大人気であったはずの、上念さんとKAZUYAさんもランキングから消えましたね。
それから「②2020/11/8公開結果」と「③2020/12/20公開結果」を見比べると、全体の視聴数がごっそり上がっているのが分かります(「③2020/12/20公開結果」では10位は186万再生ですが、2ヵ月前であればこの数字で5位です)ので、保守系YouTuber全体の視聴数が上がっているだろうことが読み取れます。
また、全体の視聴数が上がっている大きな要因は、米大統領選をメディアがちゃんと報道しないことにあると思われます。というのも。現在急激に視聴数が上がっている我那覇さんを始めとして、今人気な保守系YouTuberはこぞって米大統領選を主軸に情報を上げています。そしてそれが大人気になっている背景の理由は、やっぱり一つしかないでしょう。それだけ庶民が情報に飢えていることを表している数字と言えるのではないのでしょうか。
また、超絶人気であったはずの上念さんと、定番の人気を誇っていたKAZUYAさんがこの1ヵ月で視聴数を激減させている様子もここから伺えるのですが、その理由はこのブログの読者様なら察することができるはずなので、言及は避けます。
そして、今まで人気だった人たちを差し替えて上位に上がってきた人は「改憲君主党チャンネル」を始めとして、今年Youtubeを始めた人ばかりです。
闇のくまさんがyoutubeに登録したのは、2020/04/24。
我那覇雅子さんが個人youtubeチャンネルを開設したのは、2020/08/10。
高橋洋一さんの個人youtubeチャンネルも2020/10/05に開設されたばかりです。
さらに、張陽さんのチャンネルも、2020/08/17に登録されたものですし、篠原常一郎さんのチャンネルも去年(2019/06/15)開設されたものです。
上位チャンネルの半数以上が、最近開設されたものという事実は驚かされますね。
それに、去年の今頃は絶対に誰もが闇のくまさんや改憲さんのことは知らなかったはずなのに、そんな二人が1年もしない間に保守系Youtuberの上位に上り詰めたのは大きなことだと思いませんか?
それから、張陽さんや篠原常一郎さんのことも個人チャンネルを持つまでは多くの人が知らなかったと思うのですが、個人チャンネルを持ち始めてから、彼らの認知度も一気に上がりました。これも特筆すべき大きなことだと思います。
そして、このような感じで人気度合いの推移を見ていくだけでも、必要とされている保守の言論の変化も見て取れます。また、実際に人気になっている言論人にも大きな変化が起きていることは特筆するべき事項だと思います。
とはいえ、現在上位にランキングされている6名(及川さん、闇のくまさん、我那覇さん、篠原さん、張陽さん、改憲さん)は、トランプ応援団と言っても過言ではない立ち位置で情報発信されているため、米大統領選の結果次第によって人気の低下もあるのではないかと推測される人も多いかと思いますが、私はその影響はさほどないのではないのかなと思っています。
というのも、今回の米大統領選の不穏によって浮彫になったことは「真の民主主義とは何か?」を理解しているか否かの違いだということがはっきりしたからです。
その上で浮上した第三世代(特に闇のくまさんや改憲さんなど)であるし、この第三世代というのは、ネット系Youtuberの情報を頼りに保守に目覚めて情報を発信し始めた後追い世代です。
この後追い世代が台頭してきているということが、世の中の変わり目、時代の変わり目なのではないかと思う次第です。
ここら辺の状況も見ながら世の中を見ていくと、いろいろと変化を楽しめると思いますよ♪
ということで、今日のお話はここまで!
それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
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