こんにちは!
水曜日は「いいね!イイネ!これ良いね!」という企画でお届けします。
この「いいね!イイネ!これ良いね!」では、私が使って良かったと思った商品や本、行ってみて良かったと思った場所などをお届けしていきます。
私のいいね!が皆さんのイイネ!に繋がるかは、未知数ですが、心底これは良いと思ったモノ、もっとみんなに知ってほしいなと思うモノをお伝えしていきますね☆
今日ご紹介するのは、パナソニックの創業者松下幸之助さんが書き残してくださった通史。
日本と日本人について
ちなみに通史とは「古代から現代まで通して叙述した歴史」のことです。
現在の日本は、2年前に百田尚樹さんが書かれた「日本国紀
ですから、今はいろんな方がそれぞれの通史を出しておりまして、竹田恒泰さんも「天皇の国史
しかし、通史という分野は、百田さんが手を動かすまで、未開発と言える分野だったと言えるんですね。
その一番の理由は、あまりに日本の歴史が長いことにあるでしょう。
今の日本に生きていると、日本が世界最古の歴史を持つ国(2680年)ということは、すっかり頭から抜け落ちているかと思いますが、とにもかくにも日本の歴史は長いです。
そして通史というものはこの2680年に起きた出来事を数百ページでまとめながらも、本人が感じる側面や史実のピックアップをしていくものとなりますから、とにもかくにも本人の深い見識と根気が要る作業となります。
だから、書き手がそもそも少ないんです。
その上売れないジャンルであれば、出版機会が少なくなるのは当然であるため、国史ジャンルの本は「日本国紀
しかしながら、百田さんが作り出してくれたブームから遡ること約40年前に、実はこっそり松下幸之助さんが通史を書いていたのです。
日本と日本人について今日はこの本を紹介します。
日本と日本人について
確かに歴史書と呼ぶには掻い摘まみすぎな部分は否めませんが、古事記から始まる日本の歴史を分析し、そして日本人は何かということを紐解く一冊となっています。
ちなみに私が最初に触れた通史がこの本です。
そのため思いが強くなってしまう部分もあるのかもしれませんが、
↓日本と日本人について
図書館に行って、昭和の時代に書かれた松下幸之助氏の本を色々借りてきたら、早速お宝見つけちゃったんですけど~ヽ(*'0'*)ツこれ。日本と日本人について 松下幸… 『松下幸之助「道をひらく」よりも、宝の本。』 - いつの日も神社、時々たこ焼き。 |
今起きている通史ブームの遙か前に、松下幸之助が通史な本を書いていたことがスゴイと思いませんか?
だからこそ私は、これこそ日本の通史として歴史に刻むべき一冊だと思っておりますし、またこの本が通史だと認識されずにひっそりしていることを残念に感じています。
ですから今日改めてご紹介させて頂きます。
「日本と日本人について
また、松下幸之助の視点によるまとめ方だからこそ、とても分かり易いのではないかと私は観じています。
今発売されている通史は歴史の事実の側面に特化するために、事実に基づいた上でなるたけ中立に書かれている印象を受けるのですが、「日本と日本人について
こういう感じ(イズムごっそり)を嫌に思う人がいるかもしれませんが、歴史に疎い人にとっては分かり易く読めるはずです。またこの本の読了後も沢山歴史書を読んできましたが、松下さんの史観を否定する気持ちが現れたことはありません。
それは「通史の入口が松下さんだったから(最初に得た知識が正しいという思いから外れない)」という言い方もできるかもしれませんが、松下さんの考察が素晴らしかったから他ならないと私は思っています。
またここまで深い考察ができる松下さんだからこそ、パナソニックを世界的企業にすることもできたのだと思います。
「日本と日本人について
ですから通史ブームにのって、これから通史読もうかなと思っている人は、是非「日本と日本人について
めっちゃ良い本ですので!
まさかの40年前の本とは思えないほど、今時の本ですので!是非読んでみてください!
今日は「日本と日本人について
私のイイネがあなたの良いねになったら幸いです。
これまでに紹介した好評TOP5のイイネはこれ↓