【検証】しがらみ政治が大好きなのが小池百合子だった件

4年前の都知事選は「しがらみ政治・おじさん政治打破」を掲げたことで小池旋風が巻き起こったのですが……どう考えてもしがらみが大好きだったのは小池さんですよね?

 

女帝小池百合子を読んだら、言いたいことが止まらない…。

午前中の記事で「女帝 小池百合子」を紹介させて頂いたのですが、

㊌女帝小池百合子は、必読すべきホラーです。

2020年6月17日

実はこの本を読んでからの私……小池さんについて言いたいことが溜まってしまったというか……

不可解過ぎて謎すぎた小池さんの行動について、一気に辻褄が合うようになって分かるようになってしまった感じがすごくするんです。

つまり……「女帝 小池百合子」を読んだことで、彼女は彼女でぶれない一貫性のある動きをしていることがもの凄く分かってしまったのです。

ですから、読んでしまった瞬間から、滅茶苦茶言いたいことが溜まってたのですが……早めにこの本を紹介すると水曜日ネタが無くなるという個人的な諸事情もありまして(^^;)…ずっと我慢しておりました。

ただ、午前中にようやく「女帝 小池百合子が面白い」ということを伝えることができたので、ここからしばらく思う存分この本を読んで気が付いたことなどお伝えしていきたいと思います。

ただ、私の話で「女帝 小池百合子」という本の中身が分かったと思わず、本当にこの本は是非皆さんに読んでもらいたいです。

それくらいの傑作だと思います。

 

この4年間も、その前もしがらみ大好き!の百合子さんでした。

4年前に都知事選にでてきた時、彼女のイメージはまさに自民党やドン内田などの「おやじ権力と戦う孤軍奮闘の女性」というイメージだったことでしょう。

そんなイメージに踊らされた人は沢山いるでしょうし、実際私もそれに踊らされた一人でしたが、実は彼女の戦略はいつもこれだったんですよね。

敵を作り、そこを糾弾して、自分をヒロインに仕立て上げていくのが彼女の手法でした。

私は4年前まで然程小池さんの事を知らなかったので、あの行動は斬新に映ってしまっていたのですが、昔から検証し直して見れば、何のことない、いつものパターンであったことが分かり驚愕しました。

また実際の彼女というのは、言葉で言っているのとはこれまた真逆の体質であり、強い者に自ら擦り寄っていき、引き上げてもらうというもの。

しがらみ政治の美味しい部分を存分味わいながら政治家をしているのが、誰よりも何よりも小池百合子だったということです。

 

希望の党のコンセプトからの~二階擦り寄りって何?

しかも、かれこれ3年前の希望の党立ち上げの時には、前年都知事選で当たった「しがらみを打破する」というコンセプトをさらに強化させて、コンセプト動画まで作りました。

↓こちらでその動画見れます↓

ここまでさらばしらがみと言い放ったのにもかかわらず……今彼女が擦り寄っているのは、しがらみの岩盤とも言える自民党幹事長・二階さんですよ?

まじでなんやねんって話ですよ。

都議連のドンと呼ばれた内田さんとは、次元の違うドンが二階であり、そこをクリーンにするのが小池さんの仕事なのでは?と思いますが、そういう事を彼女に求めちゃいけないということは「女帝 小池百合子」を読めば分かります。

逆に言えば、私たちは「女帝 小池百合子」体質の人たちに如何に騙されない体質を作り上げるかの方が大事で、同じ目線であーだこーだ言い合った所で、似たような人がまた現われて解決しない問題を作り上げるだけのことになります。

政治家というものの大半はこういう体質なんだなということを私たち庶民が認識しておいた上で、冷静に対処することが大事で、政治家に乗せられない賢さを身につけることが大事なんだなと思ってます。

 

それから、少し話を戻しますが……付け加えておくと、このコンセプト、2017年都議選では当たらなかったんですよ。

そして「こういうフレーズが世に効かないんだな」と認識した途端、この言葉が彼女から聞こえることは無くなりましたが……

今回の都知事選挙でも、選挙活動中においては「しがらみ政治打破」をどうもコンセプトにおいて戦う模様が見え隠れします。

 

というのも、彼女はここ最近まで自民党から候補者が出ないように、入念な根回しを続けた挙げ句自民党からの候補者を出さない状況を作り上げました。

しかしながら…その状況が作り上げられた途端、今度は手のひらを返したかのように、安倍総理への批判展開を始めました。緊急事態宣言が始まるちょっと前くらいの時期……突如「ロックダウン」と小池都知事が発言した頃からです。

詳しくは「女帝 小池百合子」の著者である石井妙子さんの最新記事で確認を。

ノンフィクション作家・石井妙子氏の『女帝 小池百合子』が大きな反響を呼んでいる。同書が明らかにしたのは、小池百合子東京都知事の“知られざる経歴”だ。小池氏は、「希望の党」が不発に終わった後、沈黙を貫いていた。コロナ禍で不死鳥の如くよみがえった陰で、いったい何をしていたのか。石井氏がその内幕をレポートする。 石井氏 政治的な駆け引き コロナ禍で東京都知事、小池百合子の存在感が再び増している。 「都知事が決断力のない首相を説得して緊急事態宣言を出させ東京を危機から救った」、「国よりも矢継ぎ早に政...
女帝・小池百合子が豹変するとき──コロナ禍で不死鳥の如くよみがえった陰で何をし... - 文藝春秋digital

この展開は「女帝 小池百合子」を読んでいると納得の展開であり、一貫性のある彼女のパフォーマンス手法手ある事に気が付かれるようになると思います。

 

またもう一ついっておくと、ここまで自民党を懐柔させておいた挙げ句の上での彼女の提案は、自公からの「推薦不要」だそうです。

自民党が東京都知事選(18日告示、7月5日投開票)の対応を自主投票と決めたことについて、下村博文選対委員長は12日、政党の推薦を拒んだ小池百合子都知事の意向を「…
出馬表明の小池氏 「推薦不要」に都議選への警戒強める自民 - 産経ニュース

ここまでできてしまのが小池さんの凄さとも言えますが、自分のゲームのためだけに政治が利用されて良いのでしょうか。

また候補者を出させず、推薦不要という状況になれば、4年前とまた同じように「権力と戦う女」というイメージ戦略によって勝ち上がろうとする可能性が一際高いんじゃないかなと思ってます。

実際に始まったら、「やっぱりね」という引いた目線で彼女を眺めるのが良いかなと思っています。

 

それから全く話題に取り上げられない元熊本県副知事の小野泰輔さんですが、私はオススメです♪

【都民頑張れ!】次の都知事は、くまモンイケメンの小野さんで!

2020年6月13日

熊本県民の方もオススメだと口コミ情報出ていますよ♪

 

昨日は、ホリエモンと対談もしたそうですよ♪

 

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takehisayuriko

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