私の20代は、特別だったと思います。
だから分かることがあります。
そのことについて書きます。
少し前の記事で、特別と普通の意味の違いについて書いたことがあります。
この記事を書いてしばらく経った今、改めて「特別って辛い」という実感を噛みしめられるようになったので、今記事を書いてます。
というのもここ数日、「特別」というキーワードにおいて過去の記憶が蘇ってくることが私の中で増えていて、そして「あぁこれが特別の道なのか」と腑に落ちる事が増えているので、記事を書いて整理させて頂こうと思って書いています。
随分前に私は自分の覚醒までの道のりを記事にしたことがありまして…その記事の中で社会人になりたての頃の私の話もさせて頂いたことがあります。
↑この記事に書かせて頂いた通り、私は22歳で一人で会社を切り盛りすることになり(社内的肩書きは支社長)ました。そして孤軍奮闘しながら、大企業との仕事を一生懸命こなしていました。
また、自分で言うのもなんなんですが、初めて担当した会社の商品が都市伝説として語り継がれるくらい売れましてね(^^;)
ですから当時は「ヒットを生む女」的な感じで、地元ではかなりチヤホヤされました(^^;)
しかもですね……私の前の仕事はティーンズマーケットを主とする仕事なので、「ジャニーズかよ!」って突っ込みたくなるくらいイケメンの男子高校生も沢山会社に集まってきましてね(^^;)
っていうか、私が働いていた会社に集まってくる女子たちが、すこぶる可愛い子(ギャル)が多くてですね…そのギャルを目掛けて男子が集まってくる構図になっていた訳ですが(笑)……名古屋屈指のギャルとギャル男が勢揃いしてしまうような環境下の中で生活していたので、会社の中がぶっちゃけドラマっぽかったんですよね。
当時を振り返ってみればみるほど「私の生活ってイケパラっぽかったよな」って思ってしまうくらい、本当に世間が霞むくらいイケメンたちに囲まれて生活していました。
イケパラとはこれね!花盛りの君たちへのドラマ=イケメンパラダイス=イケパラ
当時は、あまりに周りにいる男子高校生が格好良すぎたものですから(笑)、電車でたまたま乗り合わせる男子高校生の不細工具合に逆に驚くこともしばしば。だから、そういう不細工男子高校生をガン見して「現実はこっち」と自分でなだめてしまうくらい、あの頃は異世界にいたと思います。
ってな感じで、いろいろと普通ではない特別な時間だったなぁと思うのが私の20代なのですが……こういう掻い摘まんだエピソードだけを聞くと「なんだか楽しそう」、「私もそうなってみたい」なんて思う人も多いかもしれないけれども、特別な場所って孤独がつきものなんですよね。
そういうことをここから書きます。
てなわけで…私の20代は誰がなんと言おうと、特別だったと思います。
だって、22歳の無知な女の子が一人で会社を任せられることになり、そこに集まる若者たちは可愛くて、格好良くて、そして個性的。さらにその若者たちと一緒に都市伝説を作っちゃうくらいのヒット商品を生み出すなんて、まさにドラマになってもおかしくないくらいエッジの効いた話じゃないですか?
ちなみに私も…自分自身がこの当事者になるまでは、こういうシンデレラストーリーみたいな特別な場所の主人公になってみたいという憧れは持っていたと思います。
ただ、実際に経験してみて…今振り返ってみて思うことは……
「楽しかったけれど……辛かったぁぁぁぁぁ」
です。
何より22歳の無知で技量も無い私には、大変な事が多すぎて(笑)
しかも、支社においては私が長だから、立ち位置的にも常に孤独です。
普通という言葉が「普く通る(あまねくとおる)」で、特別が「ほかとはっきりと区切りがある」という意味だと理解した後は、「だから孤独だったんだぁ」と思い直せるけれども……当時はね、本当に孤独な上に仕事の内容が大変すぎて、辛いことの方が多かったと思います。
ちなみに同じ会社で働いた同僚の多くも、あの会社で働いた時代は辛かったとみんな言ってます(笑)
御蔵島から本土(東京)に帰ってきた翌日、私が長年勤めさせて頂いた会社の30周年パーティーがあったので参加してきました。 30周年パーティーだから、ホテルかどっ… 『700 滅茶苦茶楽しかったパーティー』 - いつの日も神社、時々たこ焼き。 |
とか言いつつ…辛かったのに好きだったし、愛おしいし、若いうちにあんな経験をさせてもらえたことを感謝しているってみんな言っているけれども……「今やる?」って言われたら、全員「全速力で逃げる!!!!」って言ってます(笑)
一昨日のコンサートの後、打ち上げで懐かしいメンバーと飲んでいました。 私はあの会社に入社して育ててもらったからこそ、たくましくて生きる力の強い人になったという… 『生きる力の強い人を作る会社♪』 - いつの日も神社、時々たこ焼き。 |
つまり……こんな経験は人生に一度あればもうお腹一杯!!!って思えるくらい、本当に大変だったんだよね(笑)
でもあの頃は、それが当り前の環境だったから、「あれが特別な時間だった」なんて思いもしなかったけれども、今振り返ってみれば、みんなそれぞれ特別な場所にいたのだと思います。
そして、それぞれ孤独だったんだと思います。
みんな自分のキャパを超えた仕事をせざるを得ない環境の中にいたから、孤独にならざるを得なかったんだと思います。
つまり……特別って孤独なの。
普く通る場所から外れるから、必ずみんな孤独になるの。
スピ系を中心に、自己啓発にのめり込む人は特別になることを目的に頑張るけどさ、その行く先にあるものは単なる孤独だって知ってるのかな?
ふと……「こういう事に気が付いてなさそう」と思ってしまったがゆえ…こんな記事を書いているのだ思います。
だって、特別を求める事は孤独になることだよ。
自己啓発にのめり込む人にありがちな勘違いってこれなんじゃないかな?
特別になったら人に認められて、沢山周りに人が集まってきて、チヤホヤされて楽しい毎日が待っていて、だから孤独とは無縁な生活になる期待をしているんじゃないかなって思うけれども、これ間違いだと思うよ。
確かに、特別になれば、人も認めてくれるし、沢山人が集まってくるし、チヤホヤもされるし、刺激的で楽しいよ。
でも、それでもずっと孤独だよ!
それから特別の道を歩むことは、断崖絶壁をよじ登るくらい根性が必要な時だってあるよ。
その断崖絶壁を登るのを諦めた瞬間に、全ての名声も人脈も失うことになるから、命からがら登らなきゃいけないわけで、だからみんな登ってるだけだと思うよ。
落ちる不安と恐怖が登らせているだけで、楽しいから登っている訳じゃないよ。
そこら辺のことを、普く通る場所しか知らない人は勘違いしているように思うことが多いです。
また「言動は普く通る場所であることを主張する」のに、「名声だけは特別を求めている」ようにも思います。
普く通る場所って、私たちの普段使う道で行ったらアスファルトの上のことだよ。ちなみに特別な場所に与えられるのは、獣道。
獣道をアスファルトに変えるのが、特別な人生を背負った人たちの仕事だと私は思っていますが、ほとんどの人はアスファルトの道から外れない環境で特別を求めているように私には見えます。
当時、22歳だった頃の私の口癖。「アスファルトの上を歩きたい」若干22歳で会社運営を任されてしまった私には、解らない事だらけの毎日が転がってた。周りの友達には… 『アスファルトの上を歩きたかった。』 - いつの日も神社、時々たこ焼き。 |
おかしなことだよなって思います。
特別になるということは、獣道を歩くこと。
どうかそれを忘れずに!
そして、特別は孤独!
どうかこれも忘れずに!
じゃぁまたね♪
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