㊌9年前と同じ事が起きていることに愕然!教訓を活かして、国難を打破しよう!

こんにちは!

水曜日は「いいね!イイネ!これ良いね!」という企画でお届けします。

この「いいね!イイネ!これ良いね!」では、私が使って良かったと思った商品や本、行ってみて良かったと思った場所などをお届けしていきます。

私のいいね!が皆さんのイイネ!に繋がるかは、未知数ですが、心底これは良いと思ったモノ、もっとみんなに知ってほしいなと思うモノをお伝えしていきますね☆

 

FUKUSIMA50、本も映画もどっちも触れてほしいです。

今日はFUKUSIMA50と、この原作である「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発 」を改めてご紹介します。

この本は9年前の今日(2011年3月11)起きた東日本大震災で、未曾有の事態に陥った福島第一原発で働いていた人たちの真実に迫ったノンフィクション作品です。

また映画はこのノンフィクション作品を元に映画化した作品です。

先週の土曜日、FUKUSIMA50を観てきた私の感想はこちらに書かせて頂きましたが、

【みんな観るべき】Fukushima50は、エンタテインメントではないです!

2020年3月8日

この時点では原作本はまだ見ておりませんでした。

読むなら映画を観た後にしようと決めていたからです。

【ぶっちゃけ】Fukusima50が観たい!!!!!

2020年3月6日

そして映画を見終わった後、「原作本がどうしても読みたい」という衝動が抑えきれず、すぐさまアマゾンで購入し、先ほど原作本も読み終えました。

そして、映画も本もどちらも観るべき・読むべきものだなと思いました。

 

あの日、あの時起こっていたこと、実は私たちはあまり理解してない

この作品(映画&本)に触れあって、私はこの件に関して相当な勘違いをしていたことにまず気がつきました。

福島原発の惨事は、日本で…いや世界でも知らない人はいないと思いますが、イデオロギーに毒されたメディアの情報では、反原発か推進かという事ばかりに気を取られてしまいます。

また、憶測で飛び交う情報の多くによって、福島原発で働いていた人たちに対して、酷い偏見を持ち合せてしまっている人も多いと思います。

少なからず私は、「現場が杜撰だったから起きたこと」という考えが強かったです。

しかしながら、この本と映画を通して分かったのは事実は真逆であったということ。

日本全体がこのような危機対策に対して過小評価をしていたからこそ惨事が大きくなった面は否めないですが、現場のすこぶる早い対応と機転と勇気によって、超最悪の事態を回避することができていたのです。

それから、朝日新聞の捏造報道のせいで「福島原発の職員は、職務を放り出して逃げ出した」という勘違いを未だにされている方もいらっしゃるかも知れませんが、事実は真逆です。

(写真1)元東電福島第一原発所長だった故・吉田昌郎氏(東電資料) 調書のニュース価値は大きいのか? 政府は政府事故調査委員会が作成した吉田調書を公開する方針という。東京電力福島第一原発事故で、同所所長だった故・吉田昌郎(
「東電社員、事故原発から逃亡」? 吉田調書、朝日報道への疑問(石井 孝明) -

非番の人もわざわざ現場に駆けつけて、対応に当たり続けてくれました。

私は知らず知らずのうちにメディアの報道を真に受けてしまった結果、福島原発の現場で真摯に向き合い行動し続けてくれた人のことを勘違いしてしまっていました。そのことを、本と映画を通じて深く反省しました。

しかし残念ながら、武漢ウイルスで混乱を極める今も、まるで同じ事が起きているように感じています。

要は教訓が活かされていない部分が、特に庶民レベルで多々あるなということにも気がつきました。

ですから、庶民こそ今に活かすために読むべき&観るべきだと思ってます。

 

メディアの情報に埋もれると全く違う話を事実と思ってしまいます。

現在の武漢ウイルスの件でも起きていることですが、現場の情報が深く分かっていない人ほど「だろう」の積み重ねで考察を繰り返していきます。そしてその「だろう」は必ずと言って良いほど、事実無根の情報を作り上げていきます。

もちろんそれは、東日本大震災の時も起きていました。

本の方には、映画には描かれなかった津波の時に亡くなった若い作業員についての話(第二十一章 七千羽の折り鶴)が載せられてますが、この章で書かれていることと、今起きていることはまさに同じと言えることが沢山あります。

それから、現場の事を理解していない素人が想像で情報を読み違え、その読み違えた情報によって現場が疲弊したり混乱したことは、映画でも本でも描かれていますが、これもまた今の武漢ウイルス騒動で起きていることと言えるでしょう。

現在の状況を乗り越えるためにも、是非多くの人に映画と本と両方読んでほしいなと、私は思いました。

本だけだと分からない、映画だけだと見誤る部分があります。

私は先に映画を観て、それから本を読みましたが、理系に疎い私はこの順番で良かったなと思ってます。

門田さんが書かれた「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発 」は、原発の事を良く知らない人にも分かり易い説明で読みやすいのですが、それでも専門用語が飛び交ってしまうため知識がなさ過ぎる人は、情報が頭に入ってきにくいと思います。

それに、メディアの情報で凝り固まった考えがしっかりある人ほど、バイアスを持ち合せて読んでしまいやすいため、その頭を解すのに時間がかかって読みにくいんじゃないかなと思います。

だから、理系は苦手と思う方は先に映画を観た方が良いだろうなと思ってます。

また映画でも充分過ぎるほどの情報を手に入れることはできるのですが、本では映画に描ききれなかったエピソードが沢山入っているので、既に映画を観た方もやっぱり本も読んでほしいなと思いますし、映画を見終わった後だと難しいはずの説明も映画のシーンに照らし合わせて想像しやすいので、すらすら読めます。ここら辺も先に映画を観るオススメポイントです!

ただ映画では複数人のエピソードを一つの役柄にまとめている部分があるので、映画がまんま事実だと思うと、それはそれで事実の誤解に繋がるため、そこは気をつけてほしいです。

だから、やっぱり本も読んだ方が良いと思います。

特に福島第一原発で働いていた人のエピソードは、どうしても人数が多いため、映画では数人分の話が一役にまとめられてしまっています。

吉田所長は本で書かれていたことのままが映画になっていましたが、主役の佐藤浩市さん、そして安田成美さん、吉岡秀隆さんは、それぞれ3人分のエピソードを1人の役柄として演じてくださっています。ですからそのまんまが事実だと思うと誤認してしまう所がでてきます。

そのため、映画では吉田所長(渡辺謙)以外のお名前は実名とは違うお名前になっていますが、役職で推察される人と本人は同一ではないけれども、そうだと勘違いしてしまう部分がどうしてもあると思いますので、その部分を本を読んで手直しした方が良いだろうと思ってます。

 

また、この本と映画には、日本人の良いところと悪いところ、得意なことと苦手なこと、それが全部詰まっています。

是非この本と映画を観て、東日本大震災の教訓を忘れることなく、これからに繋げていきたいですね。

 

今日のイイネ

今日は

映画FUKUSIMA50

映画だから語れる真実。2011年3月11日午後2時46分。あの時、福島第一原発に残った名もなき作業員たちは、Fukushima 50と呼ばれたー。主演・佐藤浩市、共演・渡辺謙、監督・若松節朗。大ヒット上映中!
映画「Fukushima 50」公式サイト|大ヒット上映中! - 映画「Fukushima 50」公式サイト

その原作本である

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発

をご紹介しました!

私のイイネがあなたのイイネになったら幸いです。

 

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私のイイネ!があなたのイイネ!になったら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

takehisayuriko

View Comments

  • こんにちは。
    現場にいた人達は命かけて全うしてくれてますよね。
    普段の生活の中でも、一面だけ見て、または、見てもいないのに、想像のみで、さもそれが真実かのように悪い方へ話を広める人いますよね。またそれが変に信憑性があるように聞こえちゃって(笑)。振り回されないようにします。

    今も昔もメディアは罪深いですね。本当に罪深い。

    • こんばんは!
      現在の武漢ウイルスの最前線にいる方々は、命をかけて現場で戦っているのだろうなと、この本を読むことでリアルに想像できるようになりました。
      しかしながら私たちはついついマスメディアの誘導に乗せられてしまいます。
      そこを充分理解した上で気をつけていきたいですよね。
      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • ゆりさん、また貴重な記事をあげてくださってありがとうございます。これはどちらも必見ですね。
    友人のお父様が、当時福島の避難区域の小学校の校長先生をしていらっしゃいました。震災から約1年後に心筋梗塞で亡くなりました。まだお若かったのに。現場でのストレスの大きさは筆舌にし難いものがあった事は推して知るべしです。

    今知ってびっくりしたのですが、孫氏は一体どういうつもりなのでしょうか。こんな事したら医療崩壊を招くだけです。この方もずっと変わっていませんね。
    反対するコメントが多いのが多少の救いですが・・・

    https://mobile.twitter.com/masason/status/1237670955826069504

    それから、今回のコロナウィルス感染への対応について、政府の対応が後手後手であるetc、批判ばかりですが、こういう事をメディアが一切報じない事が腹立たしい限りです。私もこちらでのやりとりで初めて知りましたが、政府は2006年に、新型インフルエンザ等対策訓練・研修マニュアルを作成し、以後も実践しているようです。↓

    https://mobile.twitter.com/rdaneel1954/status/1236901946918756352

    ↓その訓練で使われているテキストも内閣官房のサイト内に公開されています。
    https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/h25_kunren_kenshuu.html

    これを見る限り、今回の政府の対応はこの感染対策のテキストに沿って行われているであろう事が推測できます。実際に感染の広がりを抑制できている事からも、このマニュアルが無駄になっていないことがわかります。
    上のツイッターのコメントにある様に、これが作成された3年後に世界的にSARSが大流行しているわけですが、日本は感染者数が非常に少なく済んでいます。この対策マニュアルの存在が、一定の成果を上げている事が裏付けられていると思います。

    こういう事こそ国民に知らせて欲しいですね。

    • こんばんは!
      今日も有益な情報提供をしてくださり、ありがとうございます!

      孫さんは3年ぶりのtweetなんですね。
      この流れが非常に奇妙に私には映ります。

      またこのTweetから憶測されるのは、武漢ウイルスを心配しながらも医療崩壊を狙う感じですか?
      彼のこの行動で「やはり孫さんは半島と大陸の工作員なのだな」と、改めて思っています。
      とはいえこの孫さん行動は、案の定メディアで絶賛されるはずで、あらたな情報工作に利用されるはずですが、どうか庶民は冷静に捉え流されないようにしてほしいです。

      今回の騒動は、民レベルの情報戦が主戦場だと私は思ってます。
      民が情報の本質を見抜けることが勝敗の分かれ目だと思っていますから、どうか度重なるメディアの誘導やネットに漂う陰謀論やデマに騙されることなく、人としての道理を維持して冷静に真っ直ぐこの事態をみんなでくぐり抜けたいと思っています。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

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