さぁ!新しいWeekday♪が始まりました。
月曜日は、週の始まり!お仕事の始まりです!
ですが……月曜の朝はちょっと憂鬱っていう人も多いかもしれませんね(^^;)
ですから、そんな憂鬱を吹き飛ばし、少しでも皆さんの仕事が楽しくなったらいいなと思い、月曜日は「今日から使えるマーケティング講座」を曜日企画としてお届けしております。
また、少しでも気持ちいい出勤時間のお供になったら良いなと思ったので、「今日から使えるマーケティング講座」は朝7:00に更新しています☆
是非今日からの仕事に「今日から使えるマーケティング講座」を使ってください。宜しくお願いします☆
私たちが受けてきた教育というものには、必ず「正解」と呼ばれるものがありました。
そのため私たちは社会に出ても同じように「どこかに必ず正解がある」と思い込み、そしてその正解は普遍的であると考えがちです。
しかしながら、商業というものは常に流動的なものです。
たとえば、去年は「超イケてる」と思われたスイーツやグッズやファッションが、今年になったら急に「ダサい」と思われてしまうことは多々あります。
去年のトレンドであればその思考性は正解であったとしても、今年は違うということが当たり前に起こります。
ですから、一時的に「正解」と思われることであっても、来年再来年、はたまた永久に正解と呼ばれるなくなるのが普通です。
しかしながら、「正解探しの勉強」を幼少期から続けてきた私たちは、流動的であるということを体感的に理解しながらも、それに頭が追いつかないことが多々あります。
そのため、どこかにゴールがあるような、どこかに永続的に安泰を続けられる答えがあるんじゃないかと思ってしまいがちです。
またマーケティングについて過多な期待を持ち合わせる人は、その傾向がより強いように思います。
このコーナーでは、何度も繰り返して「マーケティングはビジネスを効率的に運用するための一つの指針となりうるツールであって、万能ではない」とお伝えし続けていますから、既に皆さん耳ダコ状態のお話になってしまうかもしれません。
ですが、一番大事なことなのでもう一度お伝えし直させてください。
はっきり言うと、マーケティングに正解なんていうものはないんですね。
betterやbestは存在しても、永続的なcorrectやrightは存在しないのがマーケティングの世界です。
だって、マーケティングというのは事実(現状)や傾向を読み取るのに便利なツールであり考え方なだけであって、その事実(現状)や傾向を読み取った上でどのような行動をするのかは、当事者の裁量に任せられているから、betterやbestは存在しても、永続的なcorrectやrightは存在しないんです。
最近のマーケティング理論に熱中されている方はお気づきではないかもしれませんが、そもそもマーケティングには「こういう結果ならこうしろ」というロジックは実は存在しないんですよ!
たとえば、マーケティングリサーチで非常に悪い結果(たとえば「この商品を買いたくない人が70%以上だった」など)が出たとしても、売れる事ってあるんですよ。「キャッチ―な人(インフルエンサー)がその商品にはまった」ことが話題となった途端、それまでの商品の評価がガラリと変わってしまうことなんてよくあることですよね。
また逆に、マーケティングリサーチの多数を軸に商品化したとしても、全く鳴かず飛ばずの成果に終わることもあります。
これが「マーケティングに正解がない」本質であり、また「マーケティングに終わりがない」と言える部分です。
そもそもマーケティングというものが常にcorrectやrightが存在するロジックの理論ならば、「売れないと思っていたのに売れた」とか「売れると思っていたのに売れた」なんていう事象は起きないんですよ。
それから去年は爆発的に売れたのに、今年は全く売れないなんて事も起きるはずもありません。
でもそれが起きるのが商業であり、マーケティングです。
マーケティングが示せる答えというのは、betterやbestくらいのものなんです。それくらいのものなんです。
そこを理解して活用しましょう。
マーケティングによってある程度のことは分かるけれども、それは指標であって正解ではないのです。
リサーチ結果が悪くとも、売れてしまうものもあるし、
リサーチ結果が良くとも、全く売れないものもあります。
繰り返すようですが、マーケティングなんてそんなものなのですよ。
もしもマーケティングを絶対的な理論(正解があるような形)として掲げる人がいるのなら、その時点でその人は嘘つきなので気をつけてくださいね。
ということで今日のお話はここまで!
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それでは来週月曜日の7時にまたお会いしましょう♪