㊌絶対完読できる古事記で、騙されない体質になる!

こんにちは!

水曜日は「いいね!イイネ!これ良いね!」という企画でお届けします。

この「いいね!イイネ!これ良いね!」では、私が使って良かったと思った商品や本、行ってみて良かったと思った場所などをお届けしていきます。

私のいいね!が皆さんのイイネ!に繋がるかは、未知数ですが、心底これは良いと思ったモノ、もっとみんなにしってほしいなと思うモノをお伝えしていきますね☆

 

古事記を知らないから騙される?

古事記と言うと、とても難しい学術書だと思っている方が多いのではないかなと思います。

そのため、ブログなどで書かれている断片的な神話で理解した気になっている人も多いように思いますが、それがさらに皆さんの混乱に繋がっている側面が多いように私は感じています。

なぜなら、スピ系教祖さまたちは、古事記を主体とした神話の世界を悪用しているとしか思えない事が多発しているからです。

そしてその悪用にまんまと騙されてしまうのは、多くの人が日本神話を知らないからです。

ただ、それだけです。

そして、そういった教祖さまの情報にほだされて、変なイベントに参加して、日本に貢献した気になったりしていたりするんですよね。

みつろう君の首里城とかのイベントみたいに。

【首里城全焼】冬至の祈りとは、一体なんだったのか?

2019年11月2日

はっきり言って、何一つ正しいことを言っていないみつろう君が正しく見えるのは、ファンの方々が教養がなくて情弱だからだと思います。

まさか、伊勢の神宮の御垣内参拝(正式参拝)のことを、さとうみつろう氏が「通常では絶対に案内できない場所」と呼んでいるとは思いもしませんでした。【さとうみつろう】まさか!!御垣内参拝のことを「通常では絶対に案内できない場所」と呼んでますか??あまりのお馬鹿さん過ぎて絶句するしかないレベルなのですが、せっかく勤労感謝の日が新嘗祭だと言うことに気がついてくれたさとうみつろうファンの方々にお伝えしたい事があるので書きますね。 友人の結婚式にウエディングドレスで登場する友達がいたら、あなたはどんな反応を...
【Dearさとうみつろうファン】あなたは友人の結婚式にウエディングドレスで登場するような、... - 竹久友理子のパルプンテ

教養がないから、結局騙されることに繋がっちゃうんですよ。

しかしながら、古事記を完読すれば、スピ系教祖さまたちが如何に間違ったロジックで、自分都合の良い話を展開されているのかが分かるようになると思います。

また一方で、「古事記に書かれている事こそが嘘で、スピ系教祖さまたちが言っている情報の方が真実ではないのか?」なんて思う人もいるかもしれませんが、どちらにせよ両論を知っておくことは常識です。

さらに基本を知らずして物事なんて語れません。その基本となるのはもちろん「古事記の公式見解」です。

それを知らないままスピ系教祖さまたちだけが真実を言っているなんて思うのは危険極まりないです。ですからまずは読みましょう。

それに、スピ系教祖さまたちが言っているアクロバティックな神話理論というのは、算数で言えば「1+1=2の基本」を持ち合せていてこそ考察できるものです。

そして、1+1=2の基本を知ってしまえば、如何にインチキで独自の理論で塗り固められた内容を彼らが語っているのかも気がつくようになってしまうでしょう。

まぁはっきり言ってしまえば、往々にして辻褄の合わないことを常に言っているのです。

それが分かるようになると、彼らの情報発信に振り回されることもないし、騙されることももちろんなくなりますよね。だから読んだ方が良いです。

 

 

古事記を絶対読んだ方が良いと思うもう一つの理由

また、古事記を読んだ方が良い理由は他にもあります。

それは「神話を知らない民族は、滅びる運命にあるから」です。

歴史学者 アーノルド・J・トインビーは、「滅亡する民族の3つの共通点」として以下の点を挙げました。

滅亡する民族の3つの共通点

①自国の歴史を忘れた民族は滅びる

②すべての価値を物やお金に置き換え 心の価値を見失った民族は滅びる

③理想を失った民族は滅びる

現代日本人の多くの人が混迷している理由の超大元にあるのは、自国の歴史や文化が分からず、金さえあればという個人だけを敬う気持ちに傾いているからと言えるのではないのでしょうか。

そして、あまりに不安定な気持ちだからこそ精神世界に活路を見いだそうとするのでしょうが、全体となる教養が失われている中で、さらには価値観の軸がお金になっている中で、精神世界に活路を見いだそうとするからこそ、より一層抜けられない沼の中に陥ってしまうのではないのでしょうか。

現代の大人の多くが不安定な気持ちに苛まれている理由の多くは、生きる軸が「お金」になってしまっていることにあり、また「お金意外の軸」が分からなくなってしまっているのは、そもそも「日本とは何かという歴史が分かっていないこと」に尽きると私は考えています。

また、ではなぜ、日本ではそんなに大事な神話や歴史が教えられなくなってしまったかと言えば、その答えは簡単で、第二次世界大戦に負けたからです。

当時のアメリカは、日本人が二度とアメリカに逆らえないように精神の段階から骨抜きにしていく施策(洗脳プログラム)を投下していきました。

それがWGIP(ウォーギルトインフォメーションプログラム:戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画)であり、この洗脳プログラムの一貫として、日本人は日本人にとって必要な神話や歴史を教えてもらえなくなり、また歴史を教えられる時は決まって贖罪意識を植え付けられる自虐史観を教えこまれました。

ちなみに私は、「現代日本人の多くはデラシネになっているのではないか」という推察によって、色々と執筆をしているのですが、その「デラシネになってしまっている理由」こそ、「日本人にとって必要な神話や歴史を知らずに歩んでいるから」と言えると考えています。

信田さよこさんの本を読んでいたら「デラシネ」という心理学用語と初めて触れあうことになりました。名古屋人的に言葉のインパクトがすごいので、それふまえて記事にします。 名古屋弁で「でら」は「ものすごい」って意味です。心理学用語で使われている「デラシネ」というのは、デラシネ【(フランス)déraciné】の意味根無し草。転じて、故郷や祖国から切り離された人。で、フランス語のままの音で流入している言葉です。 なのですが……、名古屋人が普通に持ち合わせている感覚のままにこの言葉の意味を受け取ると、もの凄い...
【なるほど】デラシネが繁殖する日本 - 竹久友理子のパルプンテ

このように大きく分けて二つの理由があって、私は古事記を読むのをオススメしています。

古事記を読むべき理由

①スピ系教祖さまたちに騙されないようになる

②デラシネ状態から脱却する

ただそうは言っても、古事記って読みづらい…読んでも分からなさそうと思っている方がいらっしゃると思います。

そんな方に超朗報です!!!

絶対に完読できる、そして読んでてめっちゃ楽しい古事記があります。

 

絶対完読できる古事記あります!

古事記を読もうとして挫折してしまう部分はどこにあるのかと言えば、それは「神様の名前の長さ」と「登場人物(全員神様)が多すぎること」に尽きると言えるでしょう。

一神教の世界は教祖となる人の歩みを覚えることで済みますが、日本はそのような価値観で営まれた国ではありません。

ですから、山にも川にも海にも宇宙にも神様がいると考えるから、神様の数も膨大で、まさに八百万です。

また神様も家族として成り立っているので、神様の系譜(家系図)も頭に入ってないと、どんどん何が何やらとなっていきます。

まさにこれが神話を幼い頃に習わず大人になってしまった私たちが混乱しちゃう要因で、そして「途中でもういいや」ってなって、本を閉じる行為にも繋がってしまっていると思います。

ですが、皆さん朗報です!そんな私たちの悩みを解決してくれる本があります。

それがこれです↓

ラノベ古事記 日本の神様とはじまりの物語

書籍紹介ではこのように書かれています。

ラノベ感覚でキャラ萌えしながら読める「古事記」!!

日本の神様が大活躍する下ネタ満載のギャグ本みたいな歴史書『古事記』。

しかし1300年以上前に書かれたため言葉遣いが難しく、読み切れない方も多いはず。そこで本書は、小難しい解説をぜーんぶ取っ払って物語だけを抜き出し、ラノベ風にまとめました!
【内容】
『古事記』とは、日本の神話からはじまる日本最古の歴史書のことです。上中下巻からなり、上巻は日本神話、中下巻は天皇記が書かれています。本書はそのうちの上巻『日本神話』のストーリーをラノベ風に現代語訳しました。
著者の愛によって脳内変換された古事記。読み終わる頃には、きっとあなたも今まで以上に日本が大好きになっているはず。

※本書は古事記のストーリーを楽しんでいただくことを目的としているため、学術的な正当性を示すものではありません。
※相関図や目次に使われている名称の漢字について、基本的には古事記のものを使用していますが、一部わかりやすさを優先した表記に変更しています。

 

ここにも書かれている通り、実は古事記って「日本の神様が大活躍する下ネタ満載のギャグ本みたいな歴史書」なんですよ。

学術的な難しい解釈をするとややこしくなるのですが、書いてあるがままに素直に読み解くと、やっぱり「日本の神様が大活躍する下ネタ満載のギャグ本みたいな歴史書」なんですよ。

そしてこんな「下ネタ満載のギャグみたいな歴史」を持つのが私たちの国であり、「下ネタ満載のギャグみたいな歴史」を重ねた結果、世界中で最も穏やかで平和でしかも最長の歴史を持つ国になったのです。

しかもこの本、ふざけているように見えながら、歴史の史実はきちんと抑えて書かれているので、大人気の上に評価も滅茶苦茶高いです。

今まで古事記を読むのは私では無理と言って諦めていたそこのあなた!

ラノベ古事記ならあなたのそのモヤモヤ解消してくれること間違いなしだと思います。

ちなみに私はこの本に辿り着くまで既に7冊くらいの古事記を読んでいたのですが、どうしても頭から抜け落ちる神の系譜(↓こういうの↓)が、

この本を読んだことで、完全に抜け落ちなくなりました。

なぜなら、ラノベ古事記だとこんな風に系譜と一緒に人間関係を教えてくれるからです。

ですから、「もう古事記は読んだよ」という方でも、系譜や神話の話がちょっと抜け落ちやすいという方には、断然オススメです。

っていうか、既に読んで内容を知ってるはずであっても、相当楽しめるのが「ラノベ古事記 日本の神様とはじまりの物語」なので、古事記を読んだことある人にもこの本はオススメですよ♪

 

ちなみにラノベ古事記はネットでも展開しているのでネットでも読めますが、ネットだとどうしても気になる話をざっくばらんに摘まみがちで、前から順にきっちり読むという行為がおろそかになりやすいです。

だから、私は本の方が良いんじゃないかなと思います。

『古事記を現代語訳っていうかラノベ風にしてみた』では、日本の神話が書かれた『古事記』をラノベ風の現代語訳にしています( ˊᵕˋ )♡ 内容は意外と忠実。古事記を簡単に楽しくマスターしたい方に。
【日本神話】古事記を現代語訳っていうかラノベ風にしてみた -

また、ラノベ古事記は、結構分厚い本なので、読破した時に読了感もあるし、またこんな分厚い本を読破したとなると、自信にも繋がると思います。(めっちゃ分厚いけれど、ラノベ風に書いてくれてるから全編めっちゃ面白いです。)

ということで、

古事記を読むべき理由

①スピ系教祖さまたちに騙されないようになる

②デラシネ状態から脱却する

ために、是非読みやすい古事記で教養を深めてみてください。

確実に世界は変わるはずですよ。

それから、ラノベ古事記を読んでみてもっと古事記の世界が知りたくなったら(ラノベ古事記は上巻しか収録されていないため)竹田恒泰先生の古事記を読んでみてください。

現在メディアで大騒ぎしている女性・女系天皇論が如何に本質からずれた話になっているかも分かるようになると思います。

最近、女系天皇、女性天皇、女性宮家の問題が白熱しています。しかし、この問題の本質を国民の多くが理解しているとは思えません。にも拘らず、マスメディアは世論調査をプロパガンダとして利用しまくり世論誘導していく気満々です。日本を潰すことに快感を覚えているとしか思えない彼らの暴走ぶり……この暴走によって幸せになる国民など果たしているのでしょうか……。 国家の枠組みが何かを知らない日本人最近テレビでは、女性天皇と女系天皇が一緒に語られています。両方とも言葉の最初に「女」という言葉が来ることから、男尊女...
【世論調査】本質を分かっていない人の論調にのせられる事が民主主義なのか? - 竹久友理子のパルプンテ

また多くの人が、基礎的教養を持ち合せるようになるメリットは、現在メディアを中心に行われている女性・女系天皇論のような不毛な議論が展開しにくくなることですね。

さらに言えば、教養がないからこそ間違った方策を行ってしまう事が現代日本には多々あり、その結果自らを苦しめることにもなっているのですが、このような馬鹿馬鹿しいことも確実に減るようになると思います。

ですからまずは古事記を学んで教養を身につけましょう♪

 

今日ご紹介した商品

改めて、今日ご紹介した商品のリンクです。

私の「イイネ!」があなたの「イイネ!」になったら、幸いです☆

 

 

takehisayuriko

View Comments

  • こんにちは

    WGIPはいつまで有効(アメリカ側の手綱がしっかりしている)なんですかね。
    それとももう過去の産物が続いちゃってる方なんですかね。

    また、古事記は学校の歴史で固有名詞として習い、図書館にも本はあったわけで、発禁ではなかったんですよね。
    私は、古事記(コジキ)というあまりトキメキにくい名前ゆえに読まなかったかもしれません。。。

    先日マンガの古事記は読みました。
    アメリカドラマみたいな演出をすれば(お金かけて)、十分見られますよね。神秘、サスペンス、不思議、恋愛、戦い、裏切り、家族、冒険、別離なんでもありで。

    • おはようございます。
      WGIPはサンフランシスコ平和条約(昭和26年)で日本が国際復帰をし主権を回復した時点で、無効にしてもおかしくない話でした。
      しかし、占領下の時に行われた施策と洗脳が効き過ぎて、未だにその状態から回復できず、また戦後洗脳が一つの文化として定着してしまったと言えると思います。

      古事記は学校で固有名詞としては習いますが、何が書かれているかなどは教えてもらっていないと思います。
      私が古事記という言葉を覚えたのは小学校高学年か中学校の社会(歴史)の授業だったと記憶しておりますが、そこに日本神話が書いてあるなどもちろん教えられず、随分大人にって(具体的には5年ほど前に)古事記に日本神話が書かれていることを知り、ただただ私は驚きました。
      このように、日本の授業は一見教えている風に見せながらも、私たちにとって重要な部分はスルーしている事が多いですし、もちろん日本の建国については教えられません。(神武天皇の話)

      古事記はふることふみとも呼ばれるそうですが、あえて「コジキ」にしたのも意味がありそうだなと私も思ってます。こじきと言えば子供は乞食を想像するものですから、入口の嫌悪感は知らぬうちに高まると思います。

      NHKの教育で常に日本神話を流す時間があれば全然日本は変わると思うし、日本神話についてもいろんなクリエイターの切り口でアニメや実写など様々な方策でやることができるのに、日本がそのような状態に回復するのは、簡単そうでとてつもなく難しいですよね。
      そこに私たちの問題が潜んでいるように思います。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • 古事記とか神話を読みたいと思っていましたが、
    難しそうで氣持ちが遠のいてました。
    読みやすそうな書籍を紹介して頂き、
    ありがとうございますm(_ _)m

    自国の神話を詳しく知らないのは
    やっぱり良くないですよね(ーー;)

    ラノベ古事記も氣になりますが、
    竹久さんの
    新刊も氣なります。

    • おはようございます。
      どう致しまして。

      本来神話は、幼い頃に知らず知らずのうちに誰もが身につけるのが当り前なのですが、戦後世代はその当り前をすっぽり失って大人になってしまいました。
      大人になってみると、神話を知ったところで……と言う気持ちになると思いますが、神話を知っているか知らないかでこんなに世界観は変わるものなのかと私は思いましたし、神話を知らない事が民族アイディンティティの欠落に繋がるのでもあるなと実感しました。

      私の新作については、次に何を書こうかが定まらないまま今に至ります。
      早くお届け出来るように頑張りますね。
      これからも宜しくお願い致します。

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