スピ系のブログとかを見ていると「ハートに従う」という言葉によく遭遇します。
なんとなく分かるようで分からないこの言葉。
結局どんな意味なんだっけと今更調べてみたところ、とりあえず「自分の気持ちに従う」ということみたい。
その他にも「直観に従って!」とか「インスピレーションがきたから!」とか、内側の情報に重点を置くことが「幸せの鍵」的な教義が多いように見えますが……
それに従って歩んだ皆さんは、七転八倒を繰り返しているように私からは見えます。(多分本人はそうとは思っていないと思いますが……)
ではなぜ、教義通りにハートに従い、直観を大切にし、インスピレーションのままに生きているスピ系たちが、大概不幸になっているように見えるはなぜなのでしょう。(多分本人はそう思っていないはずなので「見える」としました。)
この記事ではそれを紐解いていきたいなと思います☆彡
スピ系の人は、「自分の内面から溢れ出てくる思いに従って生きる!」という価値観をお持ちな人が多いよなと私は思っています。
特に「インスピレーション(閃き)」などは、内部から湧き上がってくる思いであるのは言わずもがなですよね。
内側から漲ってくる思い!その思いを否定するつもりはさらさらありません。
だって私にも、その「インスピレーション(閃き)」で人生を乗り越えてきた経験が沢山あるのですから。
ただ私は、スピ系の人たちがいつも言っている「直観」や「インスピレーション(閃き)」の質がどうも浅いように思えてしかたなく、そこを疑問視しています。
私だけかもしれないのですが、閃く(インスピレーション)ってそう簡単な事じゃないんですよ。
めちゃめちゃ悩んで悩んで悩んで、それでも答えが出なくて、それでも一点突破しなくてはならない世知辛い状況があって、それをどうやって乗り越えたらいいのか、一生懸命考えて、そして悩んで、やっぱり考えての繰り返しをしている時に、やっと降りてくるものなんですよ。
先日のブログ記事で、システム開発のスキルがないのにも関わらず、会社のシステムを一人で作らなきゃいけなかった過去話を書きましたが……
あの時も、ほぼ閃きだけで作っていったと言っても過言ではないです。
ただ、その閃きは、何度も数式を作ってあてはめて、何度もダメな繰り返しをして、「性根尽き果てたわ……」と、「ここまで頑張ってきたけれどもうダメだ!もうこれ以上は無理!」って思うくらいの崖っぷちな心情まで陥った時に大概降ってくるものでした。
同僚もそういう私の特性を理解してか、諦めそうになるととにかく私を褒めたり、それからお菓子をくれたり、お茶を入れてきてくれたりしました。そして、とにかくやさしく「頑張れ!頑張れ!」と、応援してくれていたことを思い出します。
そういう周りの励ましや絶対に逃れられない崖っぷち感があってこそ、閃きというものは訪れるものだと私は思っています。
とはいえそうなってしまうのは、私の能力が低いからこそでしょう。
能力が低いからこそ、小さなことで躓き、また小さなことで悩み、そして小さなことで諦めそうにすぐになってしまうのだとは思うのですが、それでも能力の大小拘わらず、突破したい一点がある上で本気で悩むという状態があって初めて、閃きというものは起こると思うのです。
閃きなんていうものは、基本的に絶体絶命のピンチみたいな状況を打破しなきゃならない時に、そしてそのピンチを潜り抜けようと覚悟を決めた人のために、神様が手を貸してくれるものなんじゃないかなと私は思ってます。
ですが、スピ系の人たちが言うインスピレーションとか閃きってやたら軽いんですよね。
そして、インスピレーション(閃き)と、直観と、ハートに従う(自分の気持ち従う)というものもごっちゃにしているように思います。
そして、ハートに従うとか直観とかいうフレーズでは下記に記した例題みたいな言葉もちょいちょい見かけます。
例題1)ハートの声は今日は会社に行きたくないと言ったので、重要な会議があったけれども、休んだ。
とか
例題2)私の直観は、その仕事はやっぱりやるべきじゃなかったから、約束した仕事を断った。
とかね。
やりたくないことをやらない時の詭弁に、ハートとか直観が使われているように思います。
また自分の責任が果たせなかった時の言い訳にも。
誰にでも、心が弱ってしまう時はあります。救いを求める先が、信頼できる家族や友人ではないこともあるでしょう。「こうすれば幸せになる」と語りかける心理カウンセラー、スピリチュアリスト、霊能力者。彼らを見ていると、「私を救ってくれそう」「この人... スピリチュアルから「目が覚めた」――元happy信者の告白|サイゾーウーマン - サイゾーウーマン |
スピ系らしい期待を裏切らないめっちゃ軽々しい使い方だなとは思いますが……インスピレーションとかいう言葉も、これと同様に軽々しく使っていると思います。
ただこちらの場合、言い訳で使われるケースは少なく、大概は自分上げする時のフレーズとして使われていると思います。(ちなみにハート&直観も言い訳だけでなく、もちろん自分上げにも使われています)
そもそもスピ系の場合、ブログに記事を上げる内容は、偶然を装った奇跡的なものが多いと思います。
心に従ったら、「偶然に偶然が重なってミラクルを体験した私!」みたいなことを上げている事が多いかと思います。
そして、そのミラクルの理由に「インスピレーション」はよく使われている印象を受けます。
そもそも本当の閃き(インスピレーション)なんて、そう簡単に降りてくるものじゃないんですよ。
本物の閃きなんて毎回いつも「絶体絶命!」の時ばかりですよ!
しかも、インスピレーションに従ったらもっと崖っぷちに陥ったなんてことは多々起こりうることです。その挙句崖に落とされることなんて、まぁまぁあることだと思います。
だから、もうこうなったのならその崖を登るしかできなくて、だからこそ崖を登ることになるのですが……でも崖をよじ登ってみたら、「神様ありがとう!」みたいな気持ちにやっとなれるのが、私にとってのインスピレーションだと思っています。
だけれども、スピ系の人たちって、不思議な事に「インスピレーション」とかに従うと良い事ばかりなんですよね。
そんな訳ないじゃないですか……と、少なくとも私は思っています。
だって私の場合……インスピレーションに従った直後は、絶対的にやらなきゃ良かった( ;∀;)の目白押ししか味わったことないのですから。
でも、その体感すらしたことがないから、あの浅い感じで「閃き♪インスピレーション♪直観♪」になるのでしょうし、
また、本当は意地でも切り抜けなきゃいけないことを、ハートに従って♪直観で♪避けることを是としてきたから、浅い所しか入れないのでしょうが……これがそもそもおかしいと思うのですよね。
……っていうか、
……こんなに書いたけれど、
……実はまだ本題に入れておりません( ;∀;)
ということで、いい加減長くなってるので記事分けます!
それではまた!
なるべく今日中に続き書きます。
……
本題記事書けました↓
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初めまして。
いい記事ですね。
インスピレーションはハートや直観ではなく左脳計算で導き出さないといけない類の閃きなのですが、確かにスピ系人間は
これがわかっていないようなところがあります。
スピリチュアル本は、もう一度物理的に書き直さないといけない未完成本。
宇宙には炭素(カーボン)生命と珪素(シリコン)生命がいまして、宇宙は後者が主流です。
スピリチュアル本を読める者は、カーボン生命に生まれ変わったシリコン生命出身者たち。
彼らは知覚領域の広さに応じて0~1000までの数字を自らに割り当てていて、それが身分関係を表してもいます。
カーボン生命は3まで、5から上がシリコン生命です。
スピリチュアル本は電気信号で直接人間の脳にダウンロードされた5以上の科学情報でして、この電気信号のことを
スピ系人間は『テレパシー』とか言っていますが…。
そういうわけなので、スピリチュアル本が読める人間というのは少なくとも5以上の存在です。
あなたは5。
理由は、文面の完成度が高いから。
これは最近まで3として生きていた証拠となります。
3は物理的に物事を考えるのが得意なので…。
船井幸雄や滝沢泰平は7。
悔しいでしょうが、この2人のほうがあなたより身分は上です。
ぱちんこ事業を展開しているというならともかく、それの指南(コンサル)をするくらいはギリギリ許容範囲に入ります。
あまり感情的にならないように…。
木内鶴彦さんは9。
理由は不明ですが6~13は非常にメルヘンチックな特徴を持っていまして、実は木内鶴彦さんのほうが滅多にいない
例外的存在です。
船井幸雄が死後『魂の封印』を受けた、とのコメントを見ましたが、これ、作り話ですよ。
7以上の者は自分を嫌う者をむやみに嫌ったりしません。
自分を嫌うのは相性の問題に過ぎないので、彼らに「ざまあみろ!」と溜飲を下げさせてあげるためにわざと作り話を広めたりします。
自分が嫌いな人の言葉が重要なことを指摘してくれることもあるので、それに対するお礼です。
7以上にはそういう心の余裕があります。
ちなみに、私は938です。
はじめまして!おはようございます。
面白い見解を教えてくださりありがとうございます。
今後の参考にさせて頂きます。
それではこれからも宜しくお願い致します☆
おはようございます。
返信ありがとうございますm(__)m
説明が抜けていたのですが、知覚領域の広さというのは=危険回避能力の高さです。
現在、人類は世界人口90億人の時代に備えて、近い将来に足りなくなるであろう食料を必死に確保しようと、森林を伐採して農地や牧場を作っています。
実はこれ、食料が手に入る代わりに酸素が失くなります。
餓死は免れますが、その代償として窒息死してしまうのです。
人類は今、このような絶望の未来に向かって邁進しています。
「このままではヤバい!」と感じた私は大急ぎで、
・飢餓人間の命を救出しつつ砂漠を農地に変えていく方法。
・貧困問題を解決しながら世界人口を減少に導く銀行システム。
・海洋汚染を浄化しながら原発並みの電力を生み出す発電施設。
上記3つの策を練りました。
3つ目の発電施設、木内鶴彦さんに開発を依頼しています。
そして、私の説得と呼びかけに応じてくれた数少ないメンバーの中に滝沢泰平さんが含まれています。
彼を毛嫌いするのはあなたの好みの問題なので私がとやかく言うことではありませんが、彼にもたくさんの長所があります。
少しでいいから見方を変えてあげてほしいな、とは思います。
そうなんですね。
教えてくださりありがとうございます。
発電施設などができた際は是非お知らせ下さい。
楽しみにしています♪
こんにちは
重要な会議があったけれども、休んだ。
これって心理学用語?のインナーチャイルドですよね。
これが軽い気持ちならば休みたい気持ちを知り、
休んで良い日に改めて休むとか、会議の後にご馳走やケーキでご褒美とかそうすればいいのかな、と思いますけどねえ。
勝手に休むと後始末が大変そうです。
過労で疲労困憊などはまた別の話しですね。
こんにちは。
生活とか仕事って、大概のところ自ら進んでやりたい事ってすくないはずですから表層に現われる自分の思いに従えば、そうなりがちなのかなと思います。
そういう気持ちをどうしたら乗り越えられるのか、また楽しく変えられるのかというのがアイディアであり、人生を上品に生きるコツだと思っています。
また、どうしようもなく理不尽な状況であったとしても、感情的にちゃぶ台ひっくり返しては後が大変ですから、立つ鳥跡を濁さずな感じの調整を行うのも大事なことですが、なんだかしらないけれど、心に従って生きている人はそういうことをすっ飛ばして自己肯定に夢中ですよね。
それではこれからも宜しくお願い致します。
こんにちは。今日の記事の論点とずれるかもしれませんが、
リンク先の記事をよみました。I am that I am は、わたしはわたし
???めちゃめちゃ軽く聞こえます。 わたしはわたし、あなたはあなた 勝手でしょ みたいな
(これはわたしの解釈ですが) ちょっと訳に問題ありではないでしょうか?
私を含め日本人にはピンとこないですが、この言葉は、おいそれとは言えない、いうのが畏れ多いようですよ。
西洋からきたスピリチュアルを日本人に伝えるときは、要注意ですね。翻訳者によって
意味やイメージも変わる。
この方は、啓示とか直感でなく、だれかの本をよんで勉強しビジネス化したんですかね。
私も、スピリチュアルジプシーでしたが、幸い彼女には惹かれませんでした。
おっさんばかりに行ったので、ファザコンかな?
今はスピリチュアル(肉体以外の次元)を感じてますが、なんとか普通の生活に戻りました。
”なんでもないようなことが幸せだと思う~♪” 今日この頃です。
こんにちは。
こういった訳(やく)だけでなく、得た情報は何でもかんでも自分たちの主観で書き換えるのが常ですからね。
彼女の場合は、基本人気な人のパクリでビジネス運用じゃないかなと思ってます。特に引寄せで有名な奥平さんや奥平さんが参考にしたエイブラハムの教えをモチーフにやられているのだと思いますよ。
なんでもないようなことが幸せに思うのが一番ありがたいですよね。
それではこれからも宜しくお願い致します。
はじめまして。知り合いに心屋と子宮系(自分ビジネス)を学んでいる人がおり、どんなものかと調べていたらこちらのページに辿り着きました。
様々な事柄についての考察の深さと言語化能力に感動しました!
またこのコメント欄にて、心屋信者さんなんかはまだ対話できそうですが、香ばしい電波さんはもはや対話不能なんだなと学べました。ありがとうございます。
こんにちは。
読んでくださりありがとうございます。
またその点気がついてくださりありがとうございます。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。