先日私は山本太郎君は、ヒットラーに似てると書きましたが、
国内の政治家で言えば、小池百合子さんに似ていると思います。
選挙が上手な人と、政治ができる人(実務ができる人)は違うとよく言われます。
どんなに仕事ができなくても、演説が上手くて、認知度も高くて、ひいては煽り上手である人の方が、ただただ実直に仕事をしている人よりは当選しやすいということは、素人でも気がつくことです。
特にここ数年はネットを使ったメディア戦略に長けている人が、認知と支持を得やすく当選しやすい傾向があり、これは今回の選挙結果でもはっきり現われていました。
山本さんも小池さんも元々メディアの表舞台で活躍してきた人だからこそ分かる、情報発信の仕方のコツ、民の煽りかたのコツ、また自分に非がむかないコツを熟知しているように思います。
政治ができるのではなく、メディアの扱い方に長けている2人と言えると思います。
そして、民の興味を自分に向ける事が得意とも言えるのですが、その軸となるのは公約。
これが驚くほど似ているんですよね(笑)
これがれ新がやろうとしていることで↓
これが小池百合子が代表を務めていた当時の「希望の党」の公約
インパクトある短いフレーズの羅列だけでなく、政策も似ています。
二つの公約は、一見良さげに見えるけれども、世の中というのはあっちを立てればこっちが立たずというもので……全部をそのまま実行すると大いなる矛盾が発生するものです。
まぁ、あれもやるこれもやると言って何もできなかった民主党政権の時みたいにね。
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それから、2人の考え方は自由経済を無視した社会主義思想が色濃く出ているのも特徴的だと思います。
【横文字羅列で無意味】ユリノミクスはリベラルではなく社会主義思想
なぜ、このような事になるかというと、手っ取り早く支持を得る方法で一番楽なのが、大衆迎合だからです。
大衆に努力を求めず、与える形を取れば、もちろん大衆は喜ぶわけで、その思いに迎合していく政策を連ねていくと、概ね政府が大きな力を持ち、民衆を束ねていく政治思想、つまり社会主義に落ち着きます。
だから、ポピュリズムを推進していけばいくほど、必ず社会主義的な考えの枠組みが作られることになります。
しかしながら、これで良い社会ができるかと言えば、そうではなく、弱者に甘くて努力の甲斐がない、張り合いの社会になっていきます。また、現在の日本に蔓延る社会主義思想は、必ず弱者の権限が強くなるため、波動的に言うと、必ず低波動に陥ります。
その上、波動が下がれば下がるほど、個人の事しか考えられない国民が増えるため、世の中はかえって殺伐することになっていきます。
国民の支持を集めなければ国会で働くことができませんが、かといって何でも大衆迎合すれば良いというものでもありません。
ですが、メディアの力が強くなった昨今は、ポピュリズムであることが政治家として安定した基盤も得やすいため、政治家自ら大衆迎合していくことを繰り返していきます。
そして大衆迎合してしまった政治家が恐れるのは何かというと、自分への批判となります。
ですから、共産党がしかけてきたプロパガンダに安易に乗りやすい側面があります。
なぜなら、共産党は常に「弱者の味方」で活動しているからです。
都知事就任直後に小池さんが乗り出した「築地市場移転見送り」なんて、まさに共産党のプロパガンダに、小池さんが大衆迎合してしまっただけの話です。
↓詳しくはこっちの記事で↓
昨今の共産党の主張っていうのは、そもそも問題ではないことを問題にして、存在感を出しているに過ぎないことが多々あります。
というのも、共産党が求めていた共産主義革命なんてものは、そもそも虚像であったことが本部も分かっているとのことなんです。
がしかし、今さらそれを止められないというのもあって、「弱者の味方」的な隙間産業を続けています。
つまり、共産党がやっていることは、共産党革命ではなく、様々な分野のマイノリティを対象に、新たな被害者ビジネスの利権化を図っているだけなんですね。
だから、相手にしたらダメなんですが、大衆迎合の政策をした以上、マイノリティの意見を聞かずにはいられない状況に陥ります。
また聞いた以上は、そこに迎合せねば自分自身が批判の対象となるので、結果、共産党の思想に迎合していくことになります。
そしてこれが、問題がない所に問題を作り、社会の停滞を生み出すことに繋がっていきます。
東京都は小池さんがどうでもいい共産党のプロパガンダに乗っかってしまったことで、オリンピックまでに建設される予定だった環状二号線が作られなくなり、また豊洲&築地市場に多額の税金をつぎ込むことになりました。
↓詳しくはこっちで↓
ちなみに、既にガッツリ共産党シンパとなっている山本太郎君は、選挙の段階からマイノリティ層(重病障害者)を自分の盾に使ってきました。
彼のこの策は、選挙の段階では功を奏しましたが、これからはどうなるでしょうね。
このことについては、別記事で書けたらと思ってます。
ということで、山本太郎と小池百合子は似てるよなと思った理由を書き連ねてみました。
それではまたね~♪
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