この間、怪しいコンサル業の蔓延について記事を書きましたが、
↓これ↓
【気をつけよう】本物のコンサルは、金になるかどうか分からない人を相手にしない
なんでこういう事が起きるのか、数字の観点で分かってきたので、記事にします。
最近私はマスザワ内閣に嵌まっています。
で、マスザワ内閣のどの動画でその存在を知ったのかは忘れてしまいましたが、どこかの動画で「動画集客チャンネル/YTSakai」さんの事を知りました。
それで、「動画集客チャンネル/YTSakai」を観ていて、怪しい情報商材とか、コンサル業とか、はたまたスピ系とかが流行ってしまう理由が改めて分かりました。
とりあえず、今も昔も、実数として成り立つ世界は同じと思わせてもらえた動画はこちら↓
ここで、youtuberで広告収益をもらえている人は全体の10%だと知る事ができ、私は「昔も今もやっぱり10%なんだな」と思いました。
なぜなら、私が20代だった頃に読んだ本には、「会社を立ち上げて一年後に会社として残っているのは10%」と書いてあったからです。
それと同じだなと思ったのです。
ちなみに、youtubeで広告収益がもらえる10%の人に入ったとしても、もちろんそれで生活ができるということにはなりません。年間数百円しかもらえないレベルであったとしても、10%のうちの一人なのですから。
そして、その数百円ももらえない所で頑張っているのが、残りの90%です。
会社も同じです。会社を立ち上げて一年後に残っている会社は10%ですが、その10%に入ったからといって、儲かっているとは言えません。
ほとんどの会社は儲かっているとは言えないながらも、なんとかやっているというのが実情でしょう。
つまり、一握りである10%に入ったからといって、大金持ちになる訳でもなく、悠々自適な生活を送れるわけでもなく、ほとんどはひぃひぃ言いながら、なんとか生活しているに過ぎないということなのです。
こういった数字で見える世界は、世の中を客観視する事ができますから便利ですよね。
そして、数字で見れば、怪しい情報商材とか、コンサル業とか、はたまたスピ系とかに人が群がる理由も見えてくるというものです。
ヒカキンさんのようなyoutubeドリームを成し遂げた人が話題になれば、youtubeで一攫千金とか、副収入を得たいと思う人は沢山現われるようになると思います。
ヒカキンの年収2018年は激増!!その年齢で総資産〇〇億円!?収入が止まらない理由とは!
しかしながら、先ほど書いた通り、そんな夢を描いたとしても、数百円でも得れる環境になれる人は全体の10%です。
ちなみに現在youtubeで広告収益を得ている日本人は4万5千人程度だそうですが、それが10%と言うことは、全体で広告収益を目論んでいる人が45万人いて、そのうち40万人以上がお金にならないことに一生懸命になっているということでもあります。
つまり、お金になってない人の方が圧倒的に多いのですよ。そして、歪んだ見方をするのであれば、そのお金になっていない層を上手く囲う方が、お金になりそうな人を囲うより簡単ですよね。
だって、お金になっている人は10%でお金になってない人は90%。圧倒的に後者に傾倒したビジネスを行った方が、ターゲットを拾うことができます。
「怪しい情報商材とか、コンサル業とか、はたまたスピ系とかに人が群がる」というよりも、そもそもこの世の中、上手く行かない人の方が圧倒的に多いからこそ、そちらが盛り上がる図式が作られやすいのだなと思いました。
どんな人においても上手く行かない時はあります。
ですが、それでも何とかやっていく人たちというのは、自分で考えて行動する人たちだと思います。
ですから、そういった人たちは安易に「うまい話には乗りません」
一方で、常に90%に入ってしまう人たちというのは、「何かのお膳立てがあれば自分だって上手くいく」という妄想に取り憑かれているんじゃないのかなと思います。
だから、簡単に楽に儲けられるという話があればついついうっかり飛びついてしまうのではないのかなと思います。
そんなことあるわけ無いじゃないですか。
「なんとか!」な状態でもやっていけれるのが10%ですよ。あるわけないんですよ。
経営者の人たちはみんな手探りながら、今できることを一生懸命やっているだけなんです。
それで何とか今年も乗り切れたという気持ちで、期末を迎えていると思います。
その現実を知らなくて、誰でも成功できる秘策があるかもしれないなんて思ってしまう人たちが、いわゆる怪しい情報商材とか、コンサル業とか、はたまたスピ系とかの生贄であり、カモになっていくだけのことなんだなということが、ようやく分かってきました。
そして、全体の90%以上が何かしら「上手くいっていない」という気持ちを抱えざるを得ない社会システムだからこそ、怪しい情報商材とか、コンサル業とか、はたまたスピ系とかが盛り上がってしまうのだなと思いました。
雇われ側にいると、働いてお金がもらえないという事は発狂レベルだと思いますが、いざ自分が事業主になったのならば、働いても働いてもお金にならないことは普通になります。
少額であってもお金をもえらえることがそもそも奇跡と呼べるレベルになります。
そこをふまえて、雇われ側になるのか事業主になるのか考えた方が良いと思います。
誰でも成功できる、そんな事はあり得ません。
それでも、今の時代はたまたま自分の好きな事をしていたら、お金になる場合もあります。たとえ少額であったとしても、それはとてつもなく有難いことです。
下手に一攫千金なんて目論むのはやめて、今日をコツコツ生きましょう。
そして、「あなたもこの話を聞いたら成功できる!」なんていうセミナーは、ぶっちゃけ最初からその90%に向けた主催者側の金儲け話であるということを胆に命じて、そこに揺さぶれることはないようにしていきましょう。
まずは、今与えられたことを精一杯こなして、そしてその場で一人前と認められるようになることのが大事だと思いますよ。
独り立ちするのは、どう考えてもそれからでしょ?それを分からずして、あっちに行けばいいことがあるなんて、ただの青い鳥探しですよ。
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真理を得るには、
一、善と悪の分離を統合させること。
一、全てを受け入れること。
一、願いは叶うこと。
などなどですがコンサルや偽スピのビジネスしてる人から見たら、修行を始めたばかりの人間は、カモに等しいですね。
言葉の奥深さを知らないと、やられるわけです。
ノーガードで詐欺に遭うわけですから。
おはようございます。
確かに!確かにです。
修行を始めた頃に一番大事なのは孤独と向き合うことだと思うのですが、なぜかその界隈では一番重要なことが欠落し、仲間になろうとするからややこしくなるんですよね。
やると決めたら一人でやりきることって大事だなぁって思いました。
それではこれからも宜しくお願い致します。
いつも為になる記事をありがとうございます。
「上手く行かない人は自分で考えない」本当にその通りです!
私は独立して15年以上経ちますが、SNSやYoutubeで起業や独立の敷居が下がった反面、これから独立する人は地に足の着いた経営をしっかり学んだ上で、本当に良いもの・本質的なサービスをつくらないと月収1万円すら稼げないように思います。実際キラキラ起業家の90%以上は月収1万円にも満たないそうですし。
華やかに見えるトップクラスのYoutuberも起業家も、想像以上に努力していますよね。
↑こういうことを言うと、独立したい人に「もっとポジティブな話してください!」とか言われますが・・・
私はコンサル系でもなく数字に強い方でもありませんが、私が感じるくらいだから、本物のビジネスコンサルタントや経営者はもっともっとシビアに感じているのではないかと感じます。
起業にせよスピにせよ「楽な近道などない」と知ることが、一番楽に生きる近道なのかなと実感しています。
コメントありがとうございます。
こちらこそいつもお読みくださりありがとうございます。
独立されて15年ですか。15年前と今では本当に独立の敷居が全然違いますよね。ネット環境の充実によって、誰でも気軽に起業をすることができるようになりました。
私も今のようなネット環境が整っている社会でなければ、絶対に個人事業主という独立した歩みはしなかったと言うか……できなかったと思います。ですから、独立のための先行投資がかからない現代の環境は非常に有難いと思っているのですが、その反面全くビジネスの事を理解していない素人以下の人たちが大量に参入してしまったので、かなりおかしくなってしまった事も事実ですよね。
ネットの有り難みは何より経費を抑えられることにあると私は思うのですが、キラキラさんたちは、使った分だけお金が入ってくるとか言う馬鹿としか言いようがないビジネススキームで頑張ってらっしゃったから、そりゃ全員溺れますよね。
とりあえず、年々彼らが元気が無くなっていってるのは、使った分返ってこずみんな生きるのに大変になってしまったからかなぁと思ってます。自業自得ですが、とりあえずそういう輩のどんちゃん騒ぎが去年・一昨年よりは静かになってくれているのが有難いかなと思います。
ほんと仰る通り、「楽な近道などない」ですよね。一歩ずつ毎日を丁寧にやっていきましょう。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。