おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。
この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。
時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。
激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。
また「変わる、終わる、始まる」も月曜日の「今日から使えるマーケティング講座」と同様、お仕事で利用して頂けたら嬉しいなと思っていますので、こちらも朝7時に更新していきます。
こちらも朝のお供として、是非活用してくださいませ♪
ここ数年…特にコロナ禍に入って在宅ワークする人が増えるようになってから、ラジオの魅力に気づき直す人が増えています。
私の同級生とかも「家で仕事するようになってから、ラジオってほんとすごいなって思うようになった」と熱めに告白してきて意気投合してるんですが、ラジオって本当にいろいろ丁度いいんですよ。
私の場合は執筆とか書き物の作業をしてる時は、無音か自然音のBGMで音楽すらかけないことが多いんですけど、単純作業をひたすらし続けなきゃいけない時は、ラジオがあると飽きずに進められるんですよね。
しかもラジオのテンポって、動かす手を止めさせないし、頭の半分に他の事があっても丁度良い間合いで話を進めてくれるから、聞いててものすごい楽なんです。
テレビと違って目の集中力も奪われないし。
後ね、ラジオ独特のね身内的な空気感の中に入り込めるのも良いというか、これぞラジオが持つ魅力かなと思います。
ってか、昨日に引き続きオードリーネタになっちゃうけど、オードリーのラジオの中にあるものがそういう魅力を分かり易く顕現させてくれているように思うんです。
というのもオードリーの東京ドームライブでは、会場にスタッフの旗が飾られてたり、スタッフの名前入りタオルが売られてたりしてたんです。
こういう感じってテレビ番組だったら絶対あり得ないことだと思うんですけど、ラジオだと「分かる~」って感じなんです。
というのも、聞いてるうちに知らず知らずのうちにスタッフの名前を覚えちゃうし、そしてスタッフにも愛着が沸いてきて、演者か裏方かリスナーかって役割の違いはあるけど、みんなで作っていくって言う感覚が芽生えていくんです、ラジオって。
テレビのノリだと、表に出てる人の人気ありきになるのに……、だからスターVS大多数みたな構図になるのに、なぜかラジオになるとスタッフだけでなくリスナー含めた一体感が生まれてくるんです。
参考資料として高田文夫先生のコラムの一部乗せておきますね。
高田文夫氏が綴る、「若い」って素晴らしいとちょっぴり嫉妬したオードリーの東京ドームイベントとキチンと守りたい「東京の文化」より
ラジオのお客さんというのは本当に優しいしほど良く濃い。テレビ番組では告知したところでいいところ100人(それも無料で)がせいぜい。その点ラジオのファンは全国からやって来てくれる。「今晩は、ラジオモンスターです」と若林が現われ、自転車でいきなり球場一周した時の姿を見て涙がこみあげそうになった。拍手、大歓声、超満員。私も思わず「若さまーッ」。
それぞれ与えられた役割は違うけど、演者なのか、作家なのか、ディレクターなのか、プロデューサーなのか、ゲストなのか、視聴者なのか、リトルトゥースなのか違うけど、互いが与えられた役割を全うし、また相手の役割を理解し尊重し、一つのことをやり遂げていく。
だから、和気あいあいとしたアットホーム感が生まれてくるし、
そしてこのアットホーム感こそが、日本人が古から育んできた一番居心地の良いテンションなんじゃないかなって思っています。
オードリーの東京ライブをやることになったきっかけは、東京ドームにお勤めされてる佐々木さんというリトルトゥースの提案だったそうなんです。
またドームを成功に導くための看板を作ろうという話になり、その看板置ける場所を募ったところ、古参のリトルトゥースで最年長のリトルトゥースでもあったヤマニ果樹農園さんの敷地に置かせてもらえることになったんです。
これだけでも既にハートフルエピソード満載なんですが、WINWINWINはこれで止まらない(笑)
看板を設置したヤマニ果樹農園に、リトルトゥースたちが果物収穫のお手伝いにも行っていたそうなんです。
↓詳しくはこちらの動画で↓
暑い時期の外労働だとアルバイトも集めにくいのに、リトルトゥースたちが積極的に手伝いに来て本当に助かっていると、ヤマニ果樹農園にお礼を言いに行った若林さんは逆に感謝されてしまいます。
看板設置したことによって、リトルトゥースの聖地になるところまでは理解できるんだけど、ラジオリスナーはその上を行くんだなと気が付かされましたが、この暖かさこそがラジオの持つ力であると同時に、本来の日本人らしさなのかなと思うようにもなっています。
テレビが主流だった時代、何かきわどいことや角度の高いことを求められその流れに乗らなきゃまずいみたいな空気が世の中全体に蔓延っていたんですが、オードリーの成功に見られるように、本当はそこじゃないってみんなどこかで思い、その違和感を覚え生きていたと思うの。
そしてようやく時代が、そんな普通を許してくれるようになって、その普通さの中で本来当たり前にハートウォーミングなものを復活させ始めてるじゃないかなと思います。
またオードリーの東京ドーム成功は、この空気感に拍車をかけるのではないかなと、私個人は推察しています。
この空気感がトレンドになればなるほど、日本人は生きやすくなるでしょうね♪
ということで、今日の話はここまでです☆
それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
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それでは今日も張り切って働きましょう♪
View Comments
こんにちは!すごく分かります。
ラジオは、パーソナリティー、スタッフ、ゲスト、リスナー、謎の連帯感が生まれますよね。出演者が比較的自然体で、テレビよりも親近感が生まれます。
最近の人気のアニメは、放送に合わせて、声優さん達のラジオ風の動画を公開しているところが結構あります。テレビも◯の世界の力を無視できないと見えて、積極的に活用してきているんだなぁと感じます。
こんにちは。
そうなんですよね。
同じ時間を共有している仲間というか、リスナーも仲間に入っている感覚だから楽しいんですよね。
確かにアニメもその傾向増えていますね。
合点行きました。
それではこれからも宜しくお願い致します。