おはようございます。
火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。
この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。
時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。
激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。
また「変わる、終わる、始まる」も月曜日の「今日から使えるマーケティング講座」と同様、お仕事で利用して頂けたら嬉しいなと思っていますので、こちらも朝7時に更新していきます。
こちらも朝のお供として、是非活用してくださいませ♪
今朝ドラブギウギの主演を務められている趣里ちゃんもそうですが、
最近、背が低い女優さんの活躍が目立つなと思っています。
趣里ちゃんの他には、橋本環奈ちゃん、上白石萌音ちゃん、川栄李奈ちゃん、森七菜ちゃん、伊藤沙莉ちゃんなど、身長155㎝前後であろう女優さんが、主演の活躍を見せてます。
気にせず見てると、気にならないかもしれないですが、10年前の主演女優さんが160㎝以下ということはほとんどなかったと思います。
低そうに見えても、実は160㎝超えているのが普通で、割合低身長に見える有村架純ちゃんも160㎝あるし、のんちゃんは164㎝、松たか子は166㎝もあったんです。
モデル出身となればもっと高くなって当然で、藤原紀香や伊東美咲のように170㎝前後の身長がある人が主演を務めるのも普通でしたね。
そんな時代と比べれば現在は、低身長リスクが下がっていると言えるでしょう。
どうしてこの現象が起きたのか、今日は簡単に考察してみたいと思います。
ここ20年で起きている看板女優の低身長かの要因は、雑誌の影響力の低下と相互関係にあると私は思っています。
ちなみにモデルさんが俳優になられたさきがけは、1980年代後半から始まったのメンノンブームです。
当時メンノンの二大看板であった阿部寛と大沢たかおが俳優業に転向したところ、モデルの時以上の人気を博すことになりました。
その頃は超絶バブル時代で、女性が男性に求める物は3高(高収入・高学歴・高身長)と言われていた時代です。その世の煽りを受けて、高身長のモデル男性を起用してみたところ、馬鹿当たりしたということでしょう。
ただし、テレビ映りを考えると、男性だけ高身長にしておいたらバランスがとれなくなってしまうため、高身長俳優に合う女優を探していったところ、女性モデルに白羽の矢が当たったということなのだと思います。
このような時代背景があり、1990年代後半から2000年代にかけては、「女優になるにはモデルにならなければならない」的な空気感がものすごくありました。
実際当時活躍されていた女優さんのほとんどは、有名全国誌でカバーをやっていた人だと思います。
だけど、ネットの普及と共に雑誌の影響力は落ち、また視聴者が影響を受ける媒体も様変わりしていくことになりました。
それにいろいろな形の映像ものが増えてきたことによって、ドラマとしての品質を求める傾向も増えてきました。
となると、見た目の良さではなく、本当に演技力がある人が脚光を浴びやすくなる時代になってきたということでしょう。
そして、これまでは見た目の良さ(身長)でリスクが大きかった低身長の女優さんたちのハンディも減っていき、その結果、低身長の人でも主役が晴れる環境が増えてきたのかなと思います。
個人的に芦田愛菜ちゃんが子役時代から好きだったので、ずっと愛菜ちゃんの身長がどれくらいまで伸びてくれるのか心配してたんですけど……皆さんご存じの通り愛菜ちゃんは然程大きくならず150㎝前後の身長で止まってしましました。
となると、大人になった愛菜ちゃんの出番は減るのかしらと心配していたのですが……もってる人はやっぱりもってるんですね。
愛菜ちゃんが大人になったタイミングで女優界はある意味低身長がトレンドの風味。
時代の寵児って、いろんなものが味方するもんだなぁと思った次第です。
ということで、今日の話はここまでです☆
それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
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