話題になってるうちに思っていることは書いておこう。
参政党と言えば陰謀論好きってイメージが強い人も多いと思う。
っていうか、少なくとも私はそういうイメージで参政党を見てて、で、どうしてこの人たちの思考にかかると、なんでもかんでも陰謀論に変換されてしまうんだろうという疑問を抱きながら観察してたんだよね。
で、分かったんだ。
参政党の思考って実は、強烈な二元論に支配されているからだということに……。
二元論だと陰謀論になるっていう説明ではあまりに雑過ぎるので、もう少し詳しく説明してくね。
陰謀論の定義で欠かせないものは、何より「絶対悪」というもの。
陰謀論から抜け出せない人ほど、この世を支配している絶対悪という存在を頑なに信じていて、逆に言うとその存在が活きるエネルギーにもなってたりする。
それくらい、陰謀論という思考カテゴリーにおいては、絶対悪は欠かせない必需品。
そして一方で、陰謀論に縛られると「その悪と戦う自分は絶対善」という思い込みも強くなっていくものなの。
フラットに見直せば見直すほど参政党の考えはここにはまってる。
だって参政党の主張って必ず悪を作るでしょ?
そして自分たちを善に見立てる構図を作るでしょ?
これが二元論の最骨頂なんだよ。
参政党は自分たちは調和を主としてると口では言ってたけど、実際の言動は常に二元論で支配されていたんだよ。
そこに少しでも疑問を持ってる人は気が付いてほしい。
口でどんなに調和と言ってても、行動が二元論だったら調和なんて作れないし。
っていうか、参政党は調和ということばを強調するだけで、言ってる言葉をロジカルに分解すると、二元論以外の何もないから。
ってか↓参院選が終わった時に書いた1年以上前の記事の推察当たってたね。
で、その思考性は多分あの頃よりも強くなってるから、内部の問題に対しても「陰謀論」が蔓延っちゃう結果になるんだと思うよ。
もちろん、代表の神谷さんは「絶対善」というポジションを貫き通す。
だから、問題は終わらないどころか揉め続けるんだと思うよ。
だって、批判してる人の根本論って全くそこにないからさ(笑)
あまりにお門違いな分析で正義ズラを振りかざすから、みんな嫌気がさしちゃうだけだと思うんだよ。
会見では謝ったりしてるけど、どう見ても根本論に本人気が付いてる気配がないから。
その上、どうしてそうなるの?っていう思考の上で作られた陰謀論めいたもの(分断工作)で必ずまとめあげるから。
本質論から完全にずれた論を呈示されて話が収束するわけないじゃんね(笑)
そして今回表だってしまったこの傾向は、今後も変わることないと思う。
その理由は、明日書くね。
それではみなさん今日も張り切って生きましょう♪
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太極図は、トーラス構造を平面に図式したものだと聞いた事があります。
表裏一体、善悪一如
三次元世界には、絶対的な善も絶対的な悪も存在できないにもかかわらず、自分が正しいを他人に押しつけようする「酔っぱらい」が多いですね。
祝詞やお経を唱えるときのコツは、ピントをあわせない、ぼやっとした感じで唱える、もっと言えば目を閉じて暗唱する。そうしない表と裏、現世と幽世をあわせた俯瞰した視野を会得できませんから。
道理を理解し、実践していけば行くほど、マジで善悪の区分なんて曖昧過ぎてなかったなと思うようになるのですが、自分の絶対正義を軸に善悪を作りたがる世界が私たちが生きている世界ですからね。
でも、日本の古からの言い伝えや歴史に、そもそも曖昧なものであるということが残されていて、それに関する哲学書も多数残されていて、それを当たり前に読める環境縫いある私たちは、かなり幸せなことだと思います。
ピラミッド型の価値観によって、いろいろ便利になった世の中でこそ、古の道理を実践していきたいですよね。