こんにちは!
水曜日は「いいね!イイネ!これ良いね!」という企画でお届けします。
この「いいね!イイネ!これ良いね!」では、私が使って良かったと思った商品や本、行ってみて良かったと思った場所などをお届けしていきます。
私のいいね!が皆さんのイイネ!に繋がるかは、未知数ですが、心底これは良いと思ったモノ、もっとみんなに知ってほしいなと思うモノをお伝えしていきますね☆
今日ご紹介するのはこちら!
小説「もしも徳川家康が総理大臣になったら」です!
こちらの本は2年程前だったと思うんだけど、政治学者の岩田温氏が絶賛してたことで存在を知って、その時から興味を持ってました。
ただ読もう読もうと思いながら後回しになって、読んだのはつい最近なんだけど、読んで良かったなと思ったので紹介してます。
この小説は、新型コロナで世界中が大混乱をした2020年が舞台です。
ただ小説の中の日本では、新型コロナの初期対応を誤った日本の首相官邸でクラスターが発生し、あろうことか総理も感染し死亡してしまいます。そこで政府はかねてから画策していたAIとホログラムにより偉人たちを復活させ最強内閣をつくる計画を実行する物語なんですが……
その最強内閣の布陣が熱い!
こんな感じになっています。
ある程度歴史を知ってたら、ここにこの人持ってきちゃう?っていう興奮がここで出てくるし、
逆に歴史を知ってなくても、この本を読むことによって平安時代から明治までの政治の偉人たちの功績が分かっちゃうのがこの小説の凄いところだなと思う。
それから現代の情報と重ねながら歴史が語られるから、スムーズに歴史の流れも入ってくるの。しかも、知る人ぞ知るレベルのマニアックな歴史情報も挟んでくるから、これを読むだけで偉人の人物像が形になるのは大きいなと思ってる。
たとえば織田信長の声とかね。信長って最近ではキムタクや岡田君が演じてることもあって、物凄いカッコいいっていうイメージになりがちだけど、実は声が奇天烈だったというのはちょいちょい語られてるんだ。そして、そういう細かい情報もこの小説ではふんだんに盛り込まれているの!でも、こういううんちくもストーリーに添って添加されてるから、悩まず読めて情報が体に入り込むのが良いなと思ってる!
それから私の新刊で、〇の世界で生き直すためには日本の歴史を読み直す必要があるって提言したけど、
この本一冊でかなりの部分が網羅できるなと思ってるので、そういう意味でもこの本を読むのは合理的だなと思ってる。
それから、民主主義が施行される前の偉人を主役において話が展開されるから、民主主義のおかしい部分が嫌味なくスッキリ伝えられるのも良いと思う。
現代人は独裁政権を忌み嫌う傾向があるけれど、どちらが善い悪いではなく、どちらにも一長一短があるわけで……でも現代人の多くは圧倒的に民主主義だけが正しいと思ってるからその盲点に気がつかないでいるけど、その落ち度が客観的に見えてくるのも良いなと思ってる。
逆に偉人たちが生きていた時代と比べた時の現代の良さも見えてくるのも凄くいいかなと思ってる。
もしも徳川家康が総理大臣になったらは、結構分厚い本だけど、案外簡単に読めるというか、コロナ禍の日本が舞台だからこそ、感情移入し易く読みやすい。
だから歴史が苦手な人でもスラスラ読めて楽しいと思うよ。
なので、興味を持ったら是非読んでみてください。
丁度今週の月曜日から脱マスク始まって、いよいよコロナ禍な時代も終わるし、そういう終わる時代だからこそ、より一層客観的に俯瞰的視点で現代考察と歴史の知識が学べるんじゃないかなと思ってます。
今日は「もしも徳川家康が総理大臣になったら」を紹介しました!
私のイイネがあなたのいいね!になったら幸いです☆
人気商品TOP5♪
View Comments
買った(即決)
竹久さんの私への影響力よ…。かゆいところに手が届くんや…。
歴史詳しくなりたいんですけど、量が膨大なのでちょっと途方に暮れてたのと、人物像の方をより知りたかったのでぴったりな本の紹介でした。もしもの組織図が面白すぎるw
ありがとうございます。
存在も知りませんでしたわ。すでに漫画化してる人気ぶりなのですね。
もしもだからこそ可能ではあるけども、こういう挑戦的な取り組みがある政治面白くてすごくいいですねぇ。
こんにちは。
面白いから簡単に読めるはずですよ♪
この小説で日本の歴史に興味が持てたら、百田尚樹の日本国史もおススメです。
その後に読むなら、上念司の経済で読み解く歴史シリーズがおススメです。
まずは、興味を広げてみてください。
それではこれからも宜しくお願い致します。