この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。
時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。
激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。
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先日(2022年10月27日)、テスラの創業者でもあるイーロンマスクがTwitter社買収が成立しました。
米起業家のイーロン・マスク氏の米ツイッター買収が10月27日に完了した。4月上旬にツイッター株9%の取得が明らかになってから、買収で同社と合意したものの、マスク氏はその後撤回を表明。ツイッターは撤回表明を不服として訴訟に発展した。米デラウェア州の裁判所で始まる予定だったが、10月上旬に急きょ買収取引を再開すると表明し買収で決着した。買収の狙いは何なのか、同氏が指摘する偽アカウント問題とは何なのか イーロン・マスク氏対Twitter 半年間の買収劇振り返る - 日本経済新聞 |
Twitterから永久追放されたトランプ元大統領のアカウントは復活するのか?社員はどうなるのか?予想される今後の変化を紹介しよう。 イーロン・マスク氏がTwitterの買収を完了。これから何が変わるのか? - ハフポスト |
その途端、従業員の大量解雇が始まり、Twitter社は大混乱中です。
【NHK】ソーシャルメディア大手、ツイッターのイーロン・マスクCEOは、世界の従業員の半数について解雇に踏み切ったことを事実上認め… ツイッター マスクCEO “世界の従業員 半数解雇”事実上認める | NHK - NHKニュース |
Twitterで従業員の大量解雇が始まった。幹部のツイートによると、全社の約50%が対象だ。前CEOのジャック・ドーシー氏は、Twitterを急拡大させた自分のせいだと謝罪をツイートした。 Twitterでの大量解雇開始 「僕のせいだ」とジャック・ドーシー氏 - ITmedia NEWS |
もちろん日本のTwitter社も例外ではないそう。
イーロン・マスク氏が買収したツイッター社が従業員のおよそ半数に解雇通知を送ったとされる問題で、日本法人の従業員も通知を受け取っていたことがわかりました。ツイッターの日本法人ツイッタージャパンに勤務する Twitter社 日本法人でも解雇者か (2022年11月5日掲載) - ライブドアニュース - ライブドアニュース |
報道によると、アメリカの本社からすべての従業員に対し、自分が解雇対象か、解雇対象ではないかが記された英文のメールが送られてきて、解雇対象となった従業員は、当日から会社のパソコンへのアクセスや、社内アカウントのメール、社内のSNSの使用ができなくなり、出社もできなくなったということです。
さすがアメリカ、雇用の判断は日本の感覚では考えられないくらいスパっとしてますね。
イーロンの買収に伴いCEOなどの上層部はいなくなり、
さらにここまで大規模な従業員の大量解雇を行えば、これまでのTwitter社とこれからのTwitter社が似て非なるものになるのは明確ですので、どう変わっていくのか予測していくことにしていきましょう。
イーロンの買収によって最も注目されたのが、トランプ元大統領のTwitter復活です。
当初すぐにでもアカウントが復活されるとの情報が出まくりましたが……↓
中間選挙も近いということもあり、その後の対応することにしたそうです。(混乱を避けるため)
【シリコンバレー=白石武志】米ツイッターを買収した米起業家のイーロン・マスク氏は1日、規則違反で同社のSNS(交流サイト)から永久追放したトランプ前米大統領のアカウント復活を今後数週間は判断しない考えを示した。8日投開票の米中間選 ツイッター、トランプ氏のアカウント復活判断先送り - 日本経済新聞 |
トランプさんのアカウントが復活するのか、
そしてトランプさんがTwitterに戻ってくるのかは、
現在においては定かではないですが、
トランプさんのアカウント永久凍結は、Twitterの政治主張が露骨に民主党寄り(左)である証となっていますので、凍結解除はその行動を是正させていくことにはなるとは思います。
ただし、だからといってこれからのTwitterが保守寄りの言論空間になるわけではないと思ってます。
というのも、ここ最近の左翼の言動ってどれもこれも、単にやり過ぎなんですよね……ひろゆきの言動に、しつこく騒ぎ立てるのと同じで。
っていうかひろゆきの言ってることは、政治思想関係なく単なる事実なだけなのに、
自分たちの主張全てを「善」と捉えてもらわないと気が済まない方々が、常軌を逸した行動を繰り返しているだけでなんですよね。
これが全世界的に繰り広げられているのが今の環境。
そして、この行動パターンの最たるものが、トランプ大統領アカウントの永久凍結なのであります。
つまりは、何もかもやり過ぎちゃってたんですよね。
また、そういう人たちの考えばっかりを善としたいTwitterの空間が、分断を引き起こすきっかけになっていたということでもあるでしょう。
それが、今回の買収騒動を機に、是正されていくことになるだけでしょう。
たとえば日本では、週末ともなると左翼が大好きなツイデモが行われ、そのツイデモのハッシュタグがトレンド入りするのが日常となっていましたが、こういうのも異常な偏りの一つです。
そんな極端な偏りが、ある種普通の形に戻っていくだけのことですが、左翼の人たちは面白くないでしょうね。
切られた人を見ている限り、左翼思想の権化ばっかりですものね。
同じ思想の人たちが片っ端から切られていく様子は面白くなくて当たり前だと思いますが、それが行き過ぎていたとは彼らは考えられないでしょう。
ということでここまでご説明した通り、イーロンマスクのTwitter社は、左右どちらかに偏るのではなく、左に偏り過ぎた社風をフラットに戻すことに努力していくと思います。
しかしながら、これまた先ほど申し上げた通り、解雇されたメンバーと同様の思想と持つ人たち(左寄りの人たち)は気分が悪いでしょうね。
Twitterを見ていても、イーロンマスクの買収劇に否定的なのはたいてい左の人たちです。
これまでのTwitterの環境下は、彼らの言論が実質以上に崇め奉られていただけなんだけど、もちろんそこには気がつかないでしょう。
そして、彼らは「自分の正義が認められた」という感覚を強めていたはずでしょう。
だからここに軋轢が生じるのは自然な流れとなるはずですが、じきにその行為も無駄であると自覚するようになってくるはずです。
となれば彼らは、単純に利用するメリット感じなくなるでしょう。
メリットを感じにくくなれば、利用頻度が落ちる人も増えるだろうし、活動場所を変える人も現れるでしょう。
つまり、左翼の利用頻度は今後落ちることが考えられます。もちろん何年も時間をかけた結果、そうなることだと思うので、今日明日明後日で変わることはないですけどね。
また、既にTwitterをクビになった人たちによって新しいSNS空間を立ち上げるという話も盛り上がっているみたいなので、そういう空間ができたのなら、そちらに移動する左翼の人も増えるかもしれませんね。すれば、必然的に左に傾いていた言論空間も是正されることになるので、これまでのような分裂分断は起こりにくく、使い勝手がよくなるかもしれませんね。その頃には、左翼によるツイデモ&ハッシュタグ芸は懐かしい思い出になっているんじゃないでしょうか(笑)
また、そういう状況になった頃には、下手な正義で盛り上がる論調は薄まって、道理に沿った物事の考え方が支持を得るまっとうな状況に変わっているのではないかと、予測しています。
どれくらい時間がかかるかわかりませんが、案外数年以内にそういう状況になるのではないかと、私は予測していますが……どうなることでしょう。
皆さんはどう考えますか?
ということで、今日の話はここまでです☆
それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
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おはようございます。
>自分たちの主張全てを「善」と捉えてもらわないと気が済まない
これが全てですね。
Twitterで竹下郁子がサラッと暴露してるのを見ると、「やっぱり狭い世界でしか生きられない思考回路なんだな」と思うわけで。
自分の発言がが第二の玉川になっていることに気付いていないのですから、残念な人達です。
これで少しはマシな世情になってくれることを期待したいですね。
おはようございます。
竹下郁子さんを知らなかったので検索しました。
↓こういう流れやっぱりあったんだねと、納得。
https://twitter.com/i_tkst/status/1589187616846798848
Yahoo!ニュースも似たような流れで作られているかと思いますが、どういう思想の塊がそこにいるかによって拡散される情報は変わるものですね。
この記事書いたのは日曜日だったんですが、想像以上に早く解雇の効果出てますね。
ただこれが継続するかどうかは分からないので、見守っていきたいと思います。
それではこれからも宜しくお願い致します。
自分は日本語ローカライズされた頃から使っていましたが、キラキラ起業や映えが流行り始めた2015~6年あたりから、じわじわと左寄りに偏っていたかな?と、体感的に感じていました。
今現在、似た様なミニブログサービスであるマストドンに移住している人がちらほら居るみたいです。
マストドンはサーバー毎にルールが異なりますし、サーバーを立てるのは個人や他の企業ですし、既存のサーバーに押し寄せてもTwitterの様な使い方をしたら予期せぬローカルルールの地雷を踏み抜いて凍結なんて事も起こり得ますね。
そもそもマストドンは何度も運用停止の危機に遭っている為、今回もかなり苦労しているみたいです。
元Twitterのスタッフが作っているとされるblueskyも、マストドンと同じ分散型SNSだそうです。
Twitterのニュースが契約したメディアのRSSを取得して自動的にフィードを更新するものではなく、広報担当の個人的思想で選別・採用するしないを決めていたり、トレンドも運営が乗せる乗せない消す消さないを判別していた疑惑がある事から、トレンドやニュースコーナーが作られて以降、偽のTwitter世論で現実が弄ばれていたと思うと、SF小説よりもSFらしくもあり、ぞっとします。
ただ、その手口が暴かれた事で、野党は作られていたTwitterの世論を民の声と勘違いしていたという寓話の様なオチが待ち構えてでいましたが;。
こんばんは。
マストドン初めて知りました。
実際を見たことがないのでよく分からないのですが、教えてくださったお話からのイメージとしては古き良き2ch的な方向のSNSなのかなと思いました。
それからTwitter、本当にそうですよね。
私がTwitterを頻繁にチェックするようになったのは、ここ数年なんですけど、本当にこれ民意?と首を傾げる内容が上にくることが多すぎて、だからTwitterは完全ロム専だけの利用になっているのですが、11月に入ってから、急激にTwitterの投稿内容が穏やかになってきて、やはり作られたものだったのかという実感を募らせています。
仰る通り、ゾッとしますよね。
それではこれからも宜しくお願い致します。