この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。
時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。
激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。
朝のお供として、是非活用してくださいませ♪
2010年代後半から、急激なトレンドとなったEV車。
2021年に米大統領がバイデンになってからはその傾向がより一層加速し、あんなにEV車に抵抗していたトヨタでさえ、一応のやる気を見せざるを得ない事態となりましたが……
あれから1年も経たずして、このトレンドは完全に終わったなと思います。
だって、世界中で電力不足なのですもの。
っていうか……そもそもの話として、EV車が環境に優しいっていうこと事態が理論破綻してるんですもの。
だって、EV車のエネルギーがクリーンかクリーンでないかは、その国が何を使って電力を生み出しているのかによるのでしょ?
しかも、国際的なエスタブリッシュメントが提唱し続けてきた環境に優しい自然エネルギーでは、にっちもさっちもいかないということが分かってきたのですもの。
それに付け加えてウクライナロシア戦争によって、ヨーロッパの電力事情はあからさまに逼迫してて、この逼迫した状況の中でEV車に使う電力なんてないというのが正直なところ。
っていうかそもそもの話なんだけど、電力を作るにしても何かしらの化石燃料を使うのが普通なのだから、電力にする前の石油(ガソリン)を使って、自家発電しながら走行できる方がどう考えたって合理的なはず。
しかしながら、世の中の風潮があまりにクリーンに傾いたので、当たり前のはずのことがここ数年見えにくくなってたんだよね。
だけど、情勢が変わればそれも過去の話。
にっちもさっちもいかなくなった状態だからこそ、最も合理的なはずのことが見直されてくる。
そして、道理に合わなかったことは、音を立てて崩れ去っていく。
そういう事情に今直面しているんだろうなと思う。
まぁそれでも権益を模索する輩は、これからも自然エネルギーだのEV車推進だの言い張るだろうけど、主張すればするほど、世の中の空気感と乖離していくことは間違いないことだと思う。
だって、大々的なEV車キャンペーンを張ったからこそ、多くの人がEVの問題点に気がついてしまったもの。
充電が長すぎることもそうだし、家で充電した時のコストがヤバいこともそう。
さらには中国を中心とした地域では、EVの燃料電池の発火が相次いでる。
こういう事態を目の当たりにして、安心安全な日本製ガソリン車を容易く日本人が手放すはずもない。
その上、今は日本も含めて世界各地が半導体不足だから、新車を手に入れるのが誰しも困難。
そんな困難な状況が続いている間に、EV熱こそ完全に冷めることになると思うよ。
全く浸透しなかった日本は先見の明があったという、後日談が多発することになると思う。そして今はその道のりのスタートに入った感がものすごい強い。
車産業で潤っている地元の空気感を見ている限り、この予測は確実に当たっていると思う。
それから……
世の中の風潮に煽られてついついEV社に手を出そうか考えているそこのあなた、流行遅れの残り物を掴まされるだけになるので、どうぞお気をつけくださいませ。
支配者たちが無理強いしてきて進めてきたEV車ブーム、ブームに乗せることができないまま頓挫しましたよ♪
ということで、今日の話はここまでです☆
それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪
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それでは今日も張り切って働きましょう♪
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はじめまして。
いつも楽しく読ませていただいてます!
私は雪国に住んでますが、EV車はありえないって思ってます。ここ最近の冬におこる異常なドカ雪で車の立ち往生が発生したりしてますが、EVじゃ多分充電がもたないんじゃないかなーと。地域性などを全く無視した推し進め方に違和感を感じていたので、今回の記事はすごく納得です!
また、私の住む県は原発銀座と呼ばれてるくらいたくさん原発がありまして。車がすべて電気になるなら、電気を作る原発をもっと作るわけ?って怖くなります。原発が安全、クリーンならこれからはそれそれの県に作っていただきたいなぁとか思っちゃいますし…。それは、たぶん無理な話ですしね。
なんとなくおかしいなぁとみんなが感じていたことが、どんどん明るみに出てきてる感じですね。
これからも、ゆりこさんのブログ楽しみにしています!ありがとうございます。
こんにちは。
初コメありがとうございます。
本当にそうですよね。雪国でEVなんて、あり得ないってなって当然だと思うのですが、そういう現実を見ない政治家がいるのも事実。
そういう頓珍漢な政治家たちの行動に振り回されていますが、どう考えても市場の広がりはなさそうな気配になってきて安堵です。
仰る通り、あらゆる矛盾がどんどん湧き出していて、目を伏せたくなることもありますが、膿は出し切らないと終わらないので、辟易しながらでも見守っていきましょう。
それではこれからも宜しくお願い致します。