㊋黄金の3年!ガラリと変わる!自民のメディア対応

おはようございます。

火曜日は「変わる、終わる、始まる」です。

この「変わる、終わる、始まる」では、社会全体のトレンド(流行や趨勢・すうせい)に関する情報をお届けしています。

時代によって、インフラが変わり、またこの変化によって人の興味も変わります。

激動の時代と呼ばれる昨今の中で、立ち止まって全体を俯瞰できる情報をお届けしていきたいと思ってます。

朝のお供として、是非活用してくださいませ♪

 

一年生議員もいきなり抗議、大勝した自民党は違う?

先週行われた参議院選挙の結果を受けて、自民党全体のメディア対応がガラリと変化しています。

最初にそれを印象付けたのは、今回の選挙で初当選を果たした生稲晃子議員(元おにゃんこ)の瞬発力ある抗議でした。

新人・一年生議員が、堂々とメディアに抗議するというのはこれまでなかったんじゃないかなと思います。

また、開票特番に関することで抗議文を送っていた議員が他にもいたと思うのですが、今は誰だったのか思い出せません(ひょっとしたら勘違いかも…)が、幾つか同じ行動をしている投稿を見かけたので、

「自民党、いつもと違って強気だな」という印象を受けました。

 

黄金の3年間を手に入れて、対応ガラリ。

さらにその印象を確証付けたのは、岸田総理の強い姿勢でしょう。

この強い姿勢は、選挙前の私の予測も裏切りました。

というのも私は、自民大勝後に始まる「黄金の3年間(次の参院せんまで選挙のない期間)」は、財務省のやりたい放題の3年間になる可能性が高い、と予測していたからです。

だからずっと心配していたのですが、とりあえずスタートの段階ではなぜか安倍色全開という思ってもみなかったことになっていて、私もすっごく驚いています。

 

鳩が鷹になった?一週間。

ハト派で有名な岸田さんですが、安倍総理が亡くなられてからの岸田さんは、まるで安倍さんが乗り移ったかのような鷹の様相で驚かされるばかりです。

まず「安倍元総理の国葬」の決断。

しかも決断したのは、安倍元総理の葬儀(家族葬)翌日です。

この速さに驚いた人も多いでしょう。

なぜならこれまで岸田総理は、メディアの批判が起きそうな話題は常にメディアが誘導する方向に従っていたからです。

だから国葬は無理かもしれないと思っていた人も多いかと思いますが、まさかのまさかものすごいスピードで判断してくださいました。

 

それから、原発再稼働を表明したのもびっくりです。

元々岸田さんは「反原発」であったはずなのに、しかもメディアも反原発の論調だから、再開するのはあり得ないと思っていたのですが、これも決めました。

 

さらに翌日のニュースでは、軍事費に関する予算案は上限を撤廃するという方針であることが報道されました。

 

選挙前は、防衛関連においての功労者である島田次官を離任させるなど、防衛についての理解が乏しいと感じられる行動が散見したけど、ひょっとしたら防衛方針でも保守が望む方向に大転換するのでしょうか。

17日の閣議で承認された防衛省の島田和久事務次官が退任する人事が政府・与党内で波紋を広げている。防衛省では島田氏が国家安全保障戦略など戦略3文書の改定作業が行…
防衛次官人事で波紋 安倍・岸氏反対、政策参与起用で関与に道 - 産経ニュース

 

またコロナに関しては5類に関する発言はまだされていませんが、「行動制限はしない」など、徐々に過去のことにしようとしている姿勢は感じます。

 

それでもまだ言っただけなので、今後の岸田さんがどう動くかは分かりませんが、マスコミがハレーションを起こしそうなネタを連投しまくっているのは、驚きでしかありません。

逆に立て続けに連投することによって、マスコミの攪乱を狙っているのか?とすら思えてしまいますが、それにしてもこれまでの岸田さんの感じとは何もかもが違います。

安倍元総理の死に直面し、岸田さん自身が変わったという見方もありますが、とにもかくにも大きな変化です。

ハト派の岸田さんが一気にタカ派の様相を強めているんですから。

そして、この勢いのある変化に誰より何より泡を食ってるのは、メディアに違いないと思います。

岸田さんを強く批判したいけど、批判したら高市さんか清和会の力が強くなる。

だから、結局安倍さんを批判することしかできなくて、メディアの会話は「国葬」と「統一教会」がらみになっていく。

メディアとしては安パイな批判を狙っているのでしょうが、ここに報道が特化していくことによって、岸田さんは安心して更なるタカ派になるんじゃないかと思っていますが、どうなることでしょう。

どんな変化が起きるのか予測できないことばかりなので、楽しみですね。

 

 

ということで、今日の話はここまでです☆

 

それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪

 

それから「変わる、終わる、始まる」の過去記事が読みたい場合は、TOPの「曜日企画」→「㊋変わる、終わる、始まる」を押して下さい。

今までの過去記事が見れます。

 

それでは今日も張り切って働きましょう♪

 

takehisayuriko

View Comments

  • こんばんは。

    原発に関しては、そもそも既定路線の範疇のようです。
    今冬に稼働できるのが最大9基(現在稼働:4基、定期点検中:5基)ということでしかないそうで。
    しかも、西日本側のみ。
    冬に一番電力を必要としてる東日本は、原子力規制委員会の厳しすぎる審査で再稼働の俎上になかなか上がれません。
    審査基準が厳しすぎるので、基準をクリアするために兆のお金が必要となります。
    規制委員会が原発稼働させないマンになっているようにしか見えません。

    力強く言ってみただけの発言で終わらないことを願うばかりです。

    • こんばんは。
      そうそうそう!!!
      私も今日、高橋洋一先生が出ているマンデーバスターズを見てそのこと初めて知りました。
      それを知ってかなりガッカリです。
      ぶっちゃけ、書き直した方が良いかとも思ったのですが、書き直すのもどうかと思ったので生き恥晒す覚悟でそのままにしています。

      仰る通り、力強く言ったみただけで終わってほしくないなと思ってます。

      マンデーバスターズ見てから、上っ面だったのかと思い、今更心配になってます。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

      • 高橋先生も仰っていたんですね。

        最初にそのニュースを見て、私も「マジか!?」って思ったのですが、一瞬間をおいて「怪しいな…」と思い、後で現在の稼働数を調べたりした結果「なんだよぉ…」ってなりました。
        国民民主党の玉木代表もいち早くそこをツッコんでましたし。

        国葬に関しては、この状況の中ではやらないことのデメリットの方が大きすぎると岸田総理なら考えるはずです。
        逆に、やることによって自身に対する安倍派からの攻撃を和らげることもできますし、今後の政策を推し進める上で安倍派の力を借りやすくなるでしょうし。

        水を差すようなコメントをして申し訳ありませんが、これが今の私の認識です。
        すみません。

        ただ、岸田総理が本当に目覚めてくれたらなとは思ってます。

  • 追伸です。
    連投すみません。

    防衛費の上限撤廃は、それを増税の理由にすると推察します。

    生稲晃子議員はGJです。

    ともあれ、今後の動向を注視です。

    • 合わせてこちらで返信しますね♪

      こんにちは。
      防衛費の上限撤廃で、増税するって、これまた高橋先生が言ってました(笑)
      えっ?って思いましたよ。どう考えても国債だと思ってたので、びっくりするくらいズッコケました。

      国葬に関しては、官房長官&副官房長官は反対したそうですね。
      これまで彼らの言う通りというか言いなりだったと言われている岸田さんですので、そこと違うことを言っただけでも大きなことかなと思ってます。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

  • こんばんは。
    何度もすみません。

    日経なんかでは「財源確保のための増税やむなし」と盛んに煽ってますからね。
    最早財務省の広報誌に成り下がっている経済新聞など読む価値無しですね(極々たま~にいいこと書いてあるときはあるようですが)。

    安倍さんに関する興味深い記事を2つ置いておきます。
    https://gendai.ismedia.jp/articles/-/97562
    https://gendai.ismedia.jp/articles/-/97563

    (リンクの貼り方があってるか不安です)

    • おはようございます。
      現代ビジネスって結構いい記事多いですよね。日刊ゲンダイがあれなんで、勘違いされてる人もいるかもしれないけど、このサイトかなり秀逸な記事が多いですよね。
      今回の記事もなるほど!と思いました。

      ぶっちゃけ財務省って、高橋洋一先生と私怨で戦ってる部分が多いと思うんですよ。
      アベノミクスでこれまで財務省が行ってきた路線が全否定されたわけですが、プライドが高い彼らはそれが受け入れられないし、国益よりも省益と自分の経歴ありきの考え方強いので、そこにハレーションが生まれるんですよね。
      そしてアベノミクスを何としてでも否定して、古き良き財務省イズムが正しい世界に戻りたい、そういう感覚で頑張っているのでしょうね。
      結局東大法学部じゃ経済の事は分からないっていう証だと思うんですがね、プライドが許さないのでしょう。
      そういう馬鹿馬鹿しいことに国民が付き合わされることが一番嫌ですよね。

      それではこれからも宜しくお願い致します。

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