10年前の日本、
2012年の日本は、
東日本大震災の傷跡深く残るだけでなく、政権を担っていた民主党の対応があまりに酷くて、国家の命運が尽きようとしていた。
10年前の2012年7月の日本は、民主党政権・野田内閣の時代でした。
東日本大震災によって、インフラもライフラインもズタボロ。
にもかかわらず、その年の1月に野田内閣は消費税増税を決定しました。
もちろん民主党のマニフェスト(政権を担うことになった2009年のマニフェスト)には、そんなことには一切触れていません。
1/28 民主「消費税」の公約 重大違反の軌跡くっきり! - 新しい日常へ 八王子の安心力!八王子市議会議員 おぎた米蔵 |
しかし、民主党は菅直人が総理になった頃から、突如消費税増税を打ち出すようになりました。その結果2010年の参院選で民主党は大敗することとなり、ねじれ国会が始まったのですが、それでもなぜか消費税増税に民主党政権は拘りつづけます。
しかも、東日本大震災によるおびただしい傷が癒えぬ11年11月G20で、野田総理が勝手に消費税増税を国際公約にしてしまいました。
どうしてそうなるのか、誰もが理解しがたいと思っているのに、民主党政権はひたすら日本を壊すことを目的に、民を疲弊させるのを目的にしているとしか思えない行動が続きました。
鳩山由紀夫は沖縄基地を「最低でも県外」と言い、日米関係をこじれさせ、さらにトラストミーと叫んで呆れさせました。アメリカでは鳩山は「ルーピー(頭がおかしい人)」呼ばれました。これは、日本が世界の信頼を失ったに等しい反応と言えるでしょう。
さらに、民主党政権になってからの日本は著しい円高に見舞われ(リーマンショックによる対応がしきれなかった)、海外資本に日本の基幹産業が奪われ始めました。
エンタテインメントでは、政府も乗っかって韓流ブームを牽引していました。この頃日本のエンタメ業界は、韓国の顔色を見ながら仕事をすることが続きます。またやたらと下手に出る日本の外交によって、韓国は「日本に勝った」と言わんばかりの横暴さを繰り返すようになります。
その上で起きた、2011年3月の東日本大震災。
既に経済的にズタボロだった日本に起きた悲劇。
世界中の多くの人は、もう日本は終わったと思ったことでしょう。
あのまま民主党政権が続いていたのなら……また政権が自民党に返り咲いたとしても、総理が安倍さんでなかったのなら(総理が石破になってたら)、あのままきっと日本は終わっていただろうと、私は思います。
安倍総理が表舞台に返り咲いたのは、その年の9月に行われた自民党総裁選でした。
絶対に総裁選で勝ち抜くのは無理だと言われていた安倍さんでしたが、奇跡が起きて総裁になります。
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そして、12月に行われた衆議院選挙で自民党が大勝し、それによって第二次安倍内閣がスタートします。
総理に返り咲いた安倍総理はまず、日本の経済の立て直しを図ります。
アベノミクスで有名なあの経済政策です。
アベノミクスは、野党やメディアが散々な言い方をしてきたため、何も効果は出なかったと勘違いしている人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
アベノミクスのおかげで、円高になり過ぎていた日本の状態は持ち直し、経済も立ち直ります。その結果は、若者の就職率にも現れています。自民党は若者の支持率が高いと言われますが、その理由は安倍さんの経済政策にあったと言えるでしょう。
それから安倍総理は、ズタボロになっていた外交を一人一生懸命に立て直します。
当時アメリカは日本に対して不信感しか抱いていませんでしたが、安倍さんの誠心誠意を持った根気強さによって、2016年の伊勢志摩サミットでオバマ大統領は原爆が投下された広島の地にやってきます。
この信頼回復があった後に登場したのが、トランプ大統領です。
トランプ大統領がどれだけ安倍総理を信頼していたか、多くの人が知るところです。日米双方のTOPのコミュニケーションにより不信感は完全に取っ払われ、信頼によってむずびつき直すことができました。
2015年安保法制を制定する際の日本は荒れに荒れまくりましたが、今の国際状況を見て安保法制が成立していて良かったと思われる国民が多いことでしょう。
それから現在自衛隊が属する防衛省は、かつては防衛庁でした。(庁は省の下部組織です)
それではいけないと省に格上げしたのが、第一次安倍政権(2006年~07年)です。
少し話がそれるようですが、2012年政権奪還当時の自民党のスローガンは「日本を、取り戻す。」でした。
10年前のCMですが、今の方が刺さると言う人が多いのではないのでしょうか。
刺さるのは、多くの人が国家意識に目覚め、日本がどれほどまでに海外の食い物にされていたか知るに至ったからでしょう。
その気づく動機を与えてくれたのは、常に日本の為を思い、日本のために尽力してくださった安倍総理がいたからだと思います。
安倍政権の8年間によって、名実共にかつての国になりかけていた日本は奇跡的に復活し、国家の品格を取り戻しました。
そして多くの国民が日本に目覚めることにも繋がり、日本の保守陣営の拡大が進み、今度は左翼はズタボロになっています。
左翼が元気良くなれば、国は疲弊し、国が元気を取り戻せば左翼はカスになる。
そういう時代を作り出してくれたのは、安倍総理です。
ボロボロになった日本を立て直してくれた人、それは安倍総理以外にやっぱりいないと私は思うのです。
View Comments
涙なくしては読めません。 簡潔にまとめてくださりありがとうございます。
まだ書き続けます。
引き続き読んでもらえたら幸いです。
安倍元首相は本当に偉大な人でしたよね。
韓国、中国にも臆することなく毅然と立ち向かい、台湾やウイグルについても切り込んでいったことで、弱くなんてない本来の強い日本を世界に示してくださったと思います。
良い面も悪い面もあるのは当然ですが、それでも彼の残した功績は大きなものだったと思いますし、過去の首相でここまで大きな影響力を持った人はいなかったと思います。
本当に悲しいことですが、心からの感謝とともにご冥福をお祈りいたします。
こんにちは。
安倍総理の出現なしに、日本があのまま突き進んでいたのなら、日本は中韓の属国となり、日米関係も解消されていたことでしょう。
考えるだけでも怖い事です。
それが一人の政治家の強い決断と勇気をもって、その全てを覆しました。
覆してくれた後のことは、私たち残された人々でやっていきましょう。
でも本当に辛いです。
今日も涙が止まりません。
すみません。それではこれからも宜しくお願い致します。
竹久さんのブログのおかげで安倍総理の事が好きになりました。
今回の記事も安倍総理の功績を分かりやすくまとめてくださりありがとうございます。
我々日本人は、安倍総理のいない世界で生きていかないといけないのか、、、
そう思うとつらくて未だに胸が潰れそうです。
こんにちは。
きちんと功績を知れば、大概の人は安倍さんのことを好きになると思います。
でも安倍さんも完璧ではないので、政策でどうよ?と思うことも多々ありました。
ですが、メディアはそういう部分はスルーして、全く無関係のネタで叩きまくるので、本当にどうかしてると思ってます。
今回の選挙で、公明党と手が切れるか、手が切れる程の議員を集められるか。
個人的な見どころはここだと思ってます。
それではこれからも宜しくお願い致します。