㊋変わる!雑誌は「出版社」から「個人のビジネス」へ

個人がフリーペーパーと有料の雑誌、二つ掛け持ちできちゃう時代です。

かれこれ2年半前、私がGoogleアドセンスを始めた時(パルプンテにGoogleから広告を支給してもらうようになった時)に、私はこんな記事↓を書きました。

【活字業界朗報①】ブロガーはオワコンじゃなくて、コレコン!

2019年9月17日

〈前略〉

ブロガーは楽だと思ったその理由

今では誰でも気軽にWEBサイトを作ることができて、そして広告を入れてほしいという申請をすればこのように沢山の広告を入れてもらえますが、これってスゴイ楽で、心底ありがたい事なんですよね。

どれくらい有難いことかを説明するために紙媒体のタウン情報誌の収益構造と比較し見ましょう。

タウン情報誌の場合は毎月企画を立ち上げて、取材をして、編集をして、印刷をして、ポスティングして、さらに広告を入れてもらう営業をして、さらにもういっちょ言えば……出稿したお得意様に広告効果がなければ、クレームを言われたり、広告を降りられたりするわけで、そのヒヤヒヤ感を背に仕事をするのがタウン誌です。

またタウン誌のようなフリーペーパーは100%広告収入で成り立っていますから、何より事業として確立するために必要なのは地域の店舗に出稿してもらうこと。そして得意先となる出稿先(地域の店舗)との間でクレームが起こらないようにすること。これは至上命題です。

またここで売上が達成されない限り、事業は常に赤字です。

だって情報誌を作るのには、もの凄い手間暇がかかって、人権費も経費もかかりますから。

ですから広告が入らなければ、その時点で赤字ですが、月刊誌であればまずは刷らなきゃいけません。

しかし何度も言うようですが、広告収入が経費を上回っていなければ、この時点で既に赤字です。

つまりは、仕事をしたことによって黒字どころか絶対に赤字の場合だってあるんですよ。

だけれども、GoogleAdsenseとかを利用すれば、この広告の部分にかかる人件費や営業努力というのは全部カットできるんですよね。それから紙媒体からWEBに移せば、経費も大きくカットできます。

普通にこれ、めちゃくちゃ美味しくないですか?

しかも、結構有名な会社とかの広告が普通に入ってくるんですよ。美味しくないですか?

だって今までの広告業界であれば、大手のクライアントなんて電博でしか取引できなかったですよ。

そういう大手のクライアントの広告が普通に自分のサイトに掲示されているのを見ると素直に「すげーーー!時代が変わったんだ!」ってガチで思ってしまいます。

しかも、出稿してもらう営業もしなくていいし、広告効果がなかっとしても責められることもない。

もの凄いストレスフリーじゃないですかwwwwwwww

文句言っちゃダメじゃないですか?

 

だって、①事業を運用するだけで積み重ねられてしまう赤字は絶対に避けられるし、②スタッフを雇用する必要もない(1人でできる)、③収益を獲得するために必須の出稿に関する営業努力は不必要ですよ。

ですから、やるべきことは、自分の好きなコンテンツを展開して、良いサイトを作れば良いだけですよ。

Googleの規約はあるものの、その規約は一般的なもので、仕事をしていて一番胃が痛くなるクライアントによる縛りとかもないんですよ。

めっちゃヒャッフォーーーとしか言いようがないビジネスモデルがここにありますよ。そしてこんな美味しい環境なんて今の時代に生きている人だけに与えられている滅多にないチャンスだと私は思いますよ。

とかいう私もつい数日前までこの可能性に全く気がついていなかったんですがね(^^;)

 

どうしてブロガーという職業が面白く無さそうに見えるのか

それにしてもブロガーとかいう職業って……なんかこう花がないですよねwww

その理由も今回分かりましたよ!!

それはあくまで「ブログ」という価値観に縛られている人が多すぎるからだと、私は思いました。

その上ブログを利用して一目散にお金を稼ごうとする人が多いから、ビジネススキームの発想が狭まって面白くない市場に見えてしまいがちなんだと思います。

しかしながら、この収益構造は本来そういうものではないです。

もったいないことですよね。

結局今までのイメージがつきまとって、狭い視野になっているだけだと思いましたし、そのイメージに囚われて、有益を作れる人が参入しなくなっているともいえますが……逆に言えば、今この時期めっちゃ美味しいですよ。

事業で捉えられず俺だけ儲かりゃいいのガツガツさんが退散して、でも実はめっちゃ美味しい環境がここにあるだけなんですから。

っていうか、そもそも論で言えば……「ブロガーになってお金を稼ぐ」と思うから面白くなくなるんですよ。

「楽しいサイト作り」をすりゃーいいだけなんです、本当は。

それが分からなくなって本末転倒になってるから、こんなに美味しい市場の価値が見えなくなっているだけなんですよ。

だって今ってブログが持ち合せる意味の幅めっちゃ広がってますよ。いわゆるブログ形式(CMS)で作成しているからブログなだけあって、見た目はブログじゃなくて立派なサイトっていっぱいありますよ。

ですから、ブログじゃなくてサイトを運営すればいいだけなんです。

面白いサイトをね。

面白いサイトと言われると急に固まるかもしれないけれど、きっと皆さんの心の中にもあんなサイトがあったら楽しいのに、こんなサイトがあったら便利なのにって思うアイディアが一つ二つあると思うんです。

それを作って運営するのが今でいう「ブロガー」という事なんです。

日記を発信して金を得るという発想はもう終わりで、サイトを運営してお金を稼ぐのが「ブロガー」になってしまったと言えます。

ちなみに今はHPを作るのに投資なんてほぼかかりません。必要なのはサーバー代とドメイン料のみ。後は自分1人でできます。

それに事業において一番面倒臭い広告を獲得するなどのコンテンツ維持の胆となる行動は、AIがやってくれるんです。

そういう風に見方を変えるだけで、この市場ってもっと発展できるいろんなアイディアがあるって思えませんか?

後数年したら、広告業界や出版業界がもっとガチでやばくなって、ガチの広告や出版クリエイターの人たちが本気になって取り組み始めるかもしれません。

そういうプロの人が参入した後となると、業界秩序が確定しがちなので、まだ秩序が確定されていないいまのうちに本気になっておいた人の方が得するんじゃないかと私は思ってます。

だから、ブロガーはオワコンじゃなくてコレコン(これからくるコンテンツ)だと私は思うんですよね。

それじゃまたね!

【活字業界朗報②】情報は無料でも、商売は成り立ちます。

2019年9月17日

 

 

長い引用を読んでくれてありがとうございます。

この引用を要約しますと、言いたいことは「個人がフリーペーパーの編集者であり社長になれる」ということ。

 

つまり、ブログを運営して収益を得ている時点で、ブロガーはフリーペーパーを発行している人たちを同じ立ち位置になれているということなんです。

 

さらに現代は、youtubeのメンバーシップやオンラインサロン、さらにはnoteの有料記事などで、信頼を得たファンとのサブスク関係を築きやすいと言えます。

この段階に入った個人は、月刊誌や週刊誌を作っている出版社と同じ立ち位置になっていると言えます。

 

SNSの時代に入って、情報発信のビジネスモデルは、企業から完全に個人に移り変わったと言えるでしょう。

そこはなんとなくみんな気が付いているとは思うのですが、無料で見れるブログやyoutubeなどがフリーペーパーで、メンバーシップやオンラインサロンなどの有料ゾーンが、月刊誌や週刊誌の立ち位置に変わっているということは、気が付いていそうで気が付いていないことではないかと思ってました。

 

だから、今回お伝えさせて頂きました。

 

ということで、今日の話はここまでです☆

 

それでは来週火曜日の7時にまたお会いしましょう♪

 

それから「変わる、終わる、始まる」の過去記事が読みたい場合は、TOPの「曜日企画」→「㊋変わる、終わる、始まる」を押して下さい。

今までの過去記事が見れます。

 

それでは今日も張り切って働きましょう♪

 

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